虫さん電車 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

先日書いた、雲吉山。



美味しいうなぎ。

美しい緑の山々。

そして、溢れる自然!



溢れる自然!!




さて、雲吉山駅は4号線であることが分かり、

我が家の最寄駅までは1時間近くかかるものの、

翌日は土曜日、1700wだし、じゃ乗って帰ろうということに。


スタッフの方々に改札まで見送っていただき、

笑顔笑顔で手を振って、ホームへ^^

「美味しかったねえ^^」

「楽しかったねえ^^」

涼しい空気に、山の情緒を感じながら、電車へ乗り込みました。


乗った車両は一番前。自転車乗り込みOKなので、

自転車とともに乗っている人、読書する人…と3人くらいが乗っていました。

時間は22時半過ぎ。

どの車両にも、ぽつりぽつりと人はいるようです。


もちろん、席はガラガラ。

さ、座りましょ。




…じーっ






ちょっとした、小さい虫さんの死骸。






あらやだわ、虫さんが死んでるよ。

でもいっぱいシートあいてるもんね。じゃ、あっちに座りましょ^^





…虫さんの死骸。





今日は虫が多いんだね。




たまたまね。



じゃ、あっち…




…虫さんの死骸。





なんだろ? おかしいね^^;


でもそろそろ座りたいね。みんな座ってるし。


ふーっ、ふーっと払って、とりあえず着席。




そこで私たち、ようやく気付きました。


頭上の車内の電気を見上げると…






蚊サイズの虫さん、超満員御礼!!!!!



すべての電気に、超満員御礼!!!!!!



ときどき、大き目の虫さんも割り込んで、山手線のラッシュ状態!!!




しかも、座っているともちろん、満員なので、みながこちらにふわふわっと…






来るんじゃねーむかっ!!!!!!!!!!





私、バッグに入ってた薄い路線図を取り出して、ぶんぶん振り回して

叩き落しまくります。


「いやでも、これ、多分、蚊じゃないよ… あ、蚊だわ」と家人、蚊らしき物体を



パーンドンッ



ちょっと大きめの虫さんが、「そこ、私の席ですけどどいてくれない?」とばかりに寄って来ます^^






誰がどくかボケーーーーー!!!!!!





ふと気付けば、冊子で周囲を仰ぎまくり、

自分の体の虫を冊子で叩き、

隣にいる夫を冊子で叩きまくり、

その夫はあちこちをパーン★パーン★と手で叩きまくる、


とっても騒々しい日本人2人 in ソウル。





しかし…





周り、誰も微動だにせず!





「すげーよ、韓国人…」



とりあえず、自分たちの背後の壁やシートの枠に

さまざまな「虫の死骸アート」を作った私たち。

なぜ、誰も周りを浮遊しまくる虫を払わないのか、を討論。


「もしかしてさ、乗客なんじゃない?」

「え?虫が?」

「そしたらみんな、あー混んでるな今日、くらいにしか思わないじゃん」

「なるほどねー」




そんなわけない…



でも、後の駅から乗ってきた女性が一度、すごーく険しい顔をしながら

隣の車両に移動しようとしたので、やはり見えている! と分かり、

あ、隣の車両にはいないのかも!

と彼女についていってみると…





隣の車両も、人はガラガラ。虫さん、満員御礼♪




女性、車両の間から出ず。




私たち、大人しく席に戻る…。





その後は、誰もこの様子を怪しむことはなく、

どっかのおじさん、若者が読んでいる本を横から覗き見。




もちろん、本とおじさんの間に、虫、大量浮遊。




でもヘーキ♪






なぜっ!?!?!?!?





ちょっと離れたシートに座った女性。


何かあったのか、遠くの景色をぼんやりと見ながら、

アンニューイな雰囲気で座っています。

けだるい、フライデーナイト…




の、周りに、虫さん、大量発生中♪





なぜに平気!?!?!?!?!?!?







結局、家に着くまでに、虫は減ることなく、

でも、誰も手や本を振り回すこともなく、

手で叩き落すこともなく…






韓国人、どうしてそこで、そんなに寛大?







※通常の4号線は、虫はまったくおりません。

※恐らく、始発駅で長時間、ドアオープンの状態が続いていたため、虫が大量に入ったものと思われます。

※特に害はありません。次第にその状況が面白くなってきます。

※もし可能であれば、シューッをバッグに入れておでかけすることを、強くオススメします。



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