先日のソウル滞在時に、
家人と、家人の会社スタッフ女性2人とランチをしました。
会社近くの庶民的なお店。
日本でいえば、定食屋さんの感覚でしょうか。
13時くらいだったので、少し並んでいたら、ごっそり人が出てきました。
オフィス街なので、お客さんのほとんどが、サラリーマンやOLさん。
うーん、リアルソウル。
4人で座って、メニューはよくわからないのでLさんにおまかせ。
いつもの小皿が運ばれてきて、
(キムチ、根コンブみたいなののごま油炒め、卵豆腐などなど)
それをつつきながら、
少し空いた店内をぐるりと見ると、、、
何か日本のランチと違う雰囲気なんだろう…
あ。
1)大皿系のものをみんなでわしわし共有している
2)2人の人もいるけれど、4人くらいの集団も結構いる
3)というか、そもそも日本なら専門店で食べる熱々のチゲをみんなでフツーに食べている
上記3つだけでも、全然違う空気感になるものです。
「お昼ご飯をきちんと食べる」という感覚が根付いている、とLさん。
確かに。
私たちのテーブルに運ばれてきたのは、
・チョングクチャン(納豆鍋)
・味噌チゲ(辛さ控えめVer.)
・鶏肉の炒め物(まっか!)
・牛肉の炒め物(辛さ控えめVer.)
チョングクチャンは、韓国人でも好き嫌いが分かれるときいていたので、
みんな「かなさんはどーだろー?」という顔をしています。
ぱく。
好き♪
それから、長いスプーンとお箸を使って、みんなでお皿を共有して
わしわしわしっと食べまくります。
しかも、まっかな鶏肉の炒め物も、辛さの程度は、私にはちょうど◎。
ああ、、うまい。
(※写真がなくてすみません。次回からは必ず)
するとLさん。
「かなさん、全部混ぜますか?混ぜて食べたいですか?」
混ぜて、食べる?
私「はい!混ぜたいです」
家人「あ、オレはいいから」
ここから無言で会話
私「(なんで?混ぜようよ)」
家人「(オレはご飯がべちゃっとするのがイヤなんだよ)」
私「(韓国にいるんだから、混ぜたらいいじゃん)」
家人「(オレは2週間前からこっちにいていろいろ食べたから、もういいの、辛いのもいっぱいなの!)」
するとLさん、お店のおじさんになにやら注文。
すぐに、銀色のボウルが3つ運ばれてきて、
「はい♪」
と渡される。
中を見ると、もやしと韓国海苔のちぎったのが入っていて…
Lさん「ここに、なんでも好きなものとご飯入れて、混ぜて食べるんですよ」
私「えー!公然と混ぜていいの?」
Lさん「韓国はそういう国なんですよ」
私「わーい」
ご飯、チョングクチャン、炒め物2種を入れて、
ぐるぐるぐる…
確かに、茶色ベースのなぞのおじやみたいなのは、
美味しそう! からは少し遠い見た目だけれど、
おじやの類が好きな人には、たまりませんなー。
しかも、目についたもの、なんでも入れて、混ぜてしまう!
日本だと「お行儀悪い」と怒られそうですが、
これが一般的な食文化なんて
いーじゃーん!
ちなみに関西人の家人は、納豆のニオイも最初辛かったらしいです。
楽しくまぜまぜしながら食べていたら、
少し店内がすいたからか、4人だったからか、顔なじみだからか、
おじさんがサイダーとコップ4つ持ってきてくれました。
ごちそーさまですー
これで多分、1人500円くらいだったと思います。
あまりに量が多くて食べきれなかったんですが、
韓国では通常、そういうボリュームだそう。
辛さも言ったら調節してくれるんですね。
昼からあれだけしっかり食べたら、仕事もがんばれそうですねえ。
つづく。
ぱく。
大好き♪
この、微妙に入っていたもやしと韓国海苔