証明写真は一瞬写真☆ | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

3月、まだ韓国に住むということがピンと来ず、

不安満載だったとき、ぴんぐーさんが教えてくれたのが、

必要な手続きの三種の神器でした↓


外国人登録・再入国許可・ビザの延長


ほーう。


どれももちろん、自分が直面したことのない言葉ばかり。



これを、先日の滞在中に済ませてきました。

あ、ビザの延長はまだですが。


これらは「ソウル出入国管理事務所」で。



件の会社スタッフ・Lさんの運転で、家人とともに、




ぶーん。




40分ほどで到着すると、駐車場、激混み。なぜ?


で、Lさんが隣の税務署に停めちゃいましょう、とそちらへ、ぶーん。

そしたら、こちらも激混み。

確定申告の時期だから?とか言っていたけれど、

とりあえずなんとか駐車でき、

路上の物売りのみなさんをかいくぐって(やはり外国人がたくさん来るからか?)

事務所の中へ。



手続きする所が左右に分かれていて、

おぉ☆

以前、教えていただいたサイトで見たあの景色が。


などとキョロキョロする私をLさんは

「はいはいー下へ行きますよー」

と、どんどん案内してくれます。



私が証明写真を撮っていなかったので、

地下の休憩所&収入印紙発売所に置いてある

「3分間写真」へ。



金浦空港の地下道では、日本にあるのと同じ3分間写真BOXを見かけたのですが、

ここにあったのは、



白い四角いBOX。



味も素っ気もない、四角。



Lさん「はい、●●●w(忘れました)ください」

言われるまま、お札を渡すと、

L「ここに座って、ここ見てくださいね」

私「はいはいー」


このあたりは日本と一緒。

でも、中もすごーくあっさりした造り。

丸イス、両サイドから明かり、目の前に赤いラインが入った透明のハコ。


Lさん「いいですか?」

私「はい?」


このときの返事は「はい」じゃなくて「はい?」

どこでボタンを押すのかとか、聞こうと思っての返答だったのですが。


Lさん、私の右手にあったボタンを押す

↓(2秒後)

パシャ☆





!!





今、撮ったよね?




Lさん「はい、終わりましたー」



ちょちょちょー、ちょっと、これで終わり?

カウントダウンは?撮影した写真の確認は?



私の顔はー!?




30秒後、できあがり~




あの2秒間、「目線あそこでいいよね?」と確認している

明らかに「探るような目」をした私が、そこに…




ガーン




いえ、元が元なので、出来上がりは仕方ないんです、分かってるんです。

でも、これが外国人登録証の〝顔〟になるとは!



「目線を探りながらびっくりする女」



仕上がりはちょっと、魚類系。


私って、魚類系の顔だったのね~





…(泣)





ついでに、ペンダントの丸カンが前の方にずれていたことも判明。

家人が「あ」と気付いたときには、

Lさんが、シャッとカーテンを引いていたとか(笑)


このスピーディーさが韓国流だと思えば、

瞬間写真にも、もう何も言うまい。




その後、家人のビザの種類により、入って右側の部屋で手続き。


ここでも、「ピンポーン」という呼び出しにすぐさま応答しないと、

すぐに次の番号の「ピンポーン」が押されてしまうことがわかり、

談笑しながら番号を常に気にする私たち。

この日はカウンターが2人しかいなかったので、

前回、家人の手続きをしてくれたという、

「親切で穏やかでおしゃべりな担当者さん」も、

「無口で怖い超せっかちな担当者さん」

に変貌していたとか(私は初対面だったので)。



でも、無事に外国人登録証、再入国許可証をとることができました。




そう、あの写真とともに…





つづく。