恐怖のロッカー 難波にて | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

今日はちょっと趣向を変えて、というか、

先日見つけた、驚きのロッカーを紹介します。


すいません、ソウルではありません。大阪・難波です。


会社が難波に移転するときには、それはそれはみんなで悲しんだものです。


というのも、

難波のイメージ=ミナミの帝王

もちろん、ナニワの人情もたくさん感じられますし、

オシャレなスポットもありますし、ああいうのばかりじゃないんですが、

お膝元であることも、否めません(笑)



まあそれはさておき。



会社を辞める日のランチ。

同僚や後輩と、お気に入りの「コロッケ」を食べに行った帰り。


普段、あまり通ることのない路地を、会社へ向かって歩いていました。


「もうこの道を通ることはないだろうねー」

「っていうか普段もこんなとこ通らないよねー」

「めっちゃ、難波やねー」



ははは☆ と笑う私たちの目に飛び込んできたのが、

道の角に置かれた、傾いているコインロッカー。



こんなとこにコインロッカーが? というくらい、驚きの無防備さ。


なんというか、放置された粗大ゴミのような…


とってもシュールな光景に、みんな興味津々。



しかも、一応持ち逃げ?されないように、

ロッカーと土台部分には



南京錠!



いまどき南京錠!

こんなの、筋金入りのこの辺りの人には目をつぶっていても簡単に壊せるって!



「あははは」






…おや?




ソウル市民への道


なんだろう、これ。



1日1回100円という料金設定に大爆笑していた私たち。


でも、その下の文字が


「荷物を放棄したカギはお返し下さい」




放棄?


え?え?意味わからないんですが。



「放棄OKってことだよね?」

「いらないもの入れて、カギここに入れたら、処分してくれるってこと?」




…(一同、シーン)




「ありえない!難波とはいえ、ありえなくない!?」

「え、100円でなんでも処分してくれるの?」

「危険!危険すぎる! そしたら…」



みんなで、そーっとロッカーに近寄る。

一応、5×5=25個くらいのロッカー。



クンクン…



昼間から大阪の真ん中で



異臭チェック。



もしかしたら、大事件につながるかもしれないんですよ!




この日は異臭はありませんでした。。。よかった。




気になる方、これから関西へ旅行に行って、

DEEPなスポットへ行きたいという方はぜひチェックを。

難波高島屋の北側、「ダイコクドラッグ」のすぐ北側です。



ソウルネタじゃありませんが、ある意味、日本もすごいということで。




つづく。