NY行きを見送りながら… | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

この数日、あちこち動いて、人に会ったり飲んだり、

そして兄家族を見送ったりしてました。


兄はこの4年ほど、単身NY駐在、のような生活をしていて、

大体2~3ヶ月おき、短ければ1ヶ月おきに、日本とNYを行ったりきたりしていて、

この4月から、家族4人で赴任することに。

上の子、先日で6才、下の子は今月2才。

私なんて2人家族でもじたばた状態なのに、子供が一緒の海外赴任準備って大変。

でもまあ、兄はもともとあちらに住んでもいるし、すでに家も決めて移っているし、

当然英語はベラベラ。

上の子が現地校に早く慣れるといいね、というのが家族みんなの願いです。入学は9月。


前日に全員成田入りして、(ちびっこたちは)ハイテンションで遊びまくって出発前夜を過ごし

出発時は全員笑顔でお別れ。

やはり子連れは荷物もいっぱい。

「おもちゃ」と言われたら取り出せる準備万端。当面の生活用品も万端。

そして、出発直前まで、姪にキティちゃんのヘアセットでヘアアレンジをしてもらった私(笑)


空港でいつも思うこと。

ドラマでは出発時に恋人たちが抱き合ったりしてお別れだけど、

実際には出国ロビーの手荷物検査の段階でお別れなので

「じゃーねー!」のあとは、大勢の人の中にもまれていく様子を遠くから見守る…あ、行っちゃったー、、、

という感じ。映画やドラマのシーンて、どこを想定してるんだろう、

ってよく友達とも話します。

あれだけ壮大なお別れをしたあと、小さなトレーに手荷物を載せて、ゲートをくぐって、

ピンポーン♪とか鳴っちゃったら、結構気まずいきもする…

ま、今回も出国ロビーで延々延々延々…と抱き合うカップルがいましたが。

(それを遠くのベンチから妄想を膨らませtじっと見つめる私)


飛行機(を見るのが)大好きな両親は、空港でも展望台でテンション↑↑

ましてや、孫が乗った飛行機を見送れるなんて↑↑↑

父「窓からきっと俺たちのこと見えてるよな!」

母・私「…(見えてるわけないじゃん)」

父「多分見えてると思う(満足)」

母・私「(ちょっと、お父さん大丈夫?)」


見送り後、

「お前のときも見送りしよっかー♪」

と申し出ていただいたのですが、私は関空から出発なので、ちょっと遠いうえに、

1人で行くので、できれば旅行と同じでフツーに旅立ちたい。

しかも3ヶ月後くらいにまた帰国するので、なおのこと、フツーに発ちたい。


というわけで、まずは第一行、出発。

次はウチ。

その前に、週末には引越しの見積もりがやってきます。

この散らかった状態の我が家に。。。

「どの程度送るのか、大体頭の中で整理しといてくださいねー」と運送業者。

はい、、、がんばります、、、



つづく