おもちゃ:SS-86 アーシー レビュー | のんびりクソレビューブログ

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SS-86 アーシー

スタジオシリーズから映画バンブルビーの冒頭の

セイバートロンでの戦争のシーンで出てきたアーシーがでました。

 

一瞬だけだったが、他のキャラ同様G1版そっくりな見た目は

話題をかっさらうのには十分だったので今回おもちゃ化された上に

設定資料などにはビークルモードは存在していないものの

おもちゃオリジナルのビークルモードも与えられた。

 

ちなみに発売そのものは何ヶ月か前だったのだが、

公式のサンプル画像を見るとほうれい線があまりにひどいというか

ラーメンマンのひげみたいというかアレだったので見送っていたのだが

たまたま実物を見る機会があって意外にも気にならなかったので購入。

 

●パッケージ

いつからかプラスチックごみをへらす名目でSSにあった

プラウィンドウは消えて何もない窓が設けられたが

今回は窓すらなくなり完全に内側を見ることができない箱に変更された。

 

その分大きなCGイラストが印刷されるようになり

より細部がわかりやすくなっている。

 

脇や股関節のシリンダーがたまらねぇ。

 

●内容

・本体

・武器×2(どちらも同じデザイン)

・セイバートロン星での戦いの最中のジオラマ背景

・説明書

 

●ロボットモード

・素立ち

基本的にバンブルビー版のTFたちはG1デザインを踏襲していて

いわゆる箱型体型なわけだが、アーシーはそれとは逆に丸みを帯びたデザインをしている。

が、アーシーもG1のときはこんなデザインだったし何らおかしいところはない。

 

塗装されていないパーツはつや消しや艶ありでわけられていて

そう言って意味では色分け以上に情報量が多い。

 

・バストアップ

ボディとは違い、顔は薄いピンク色に色分けされており、

目や額などの細かなところもちゃんと塗装されているし

胸元のエンブレムはきれいに印刷されている。

 

実写TFらしくバキバキの顔をしているものの、冒頭に述べた買うのを見送った

ほうれい線のようなものはまったく感じない。

(どう撮影しても目立つが実物は本当に感じない。)

 

もうちょっと彫りを薄くすれば公式のサンプル画像もマシになったんでないだろうか。

 

・腕部

小型のSSTFにしては珍しく肘は二重関節になっていてピッタリくっつく。

肩はボールジョイントになっていて右腕を見ての通り、真上まで上がるし

色分けのところからロール軸になっていて自由度が高い。

 

背負いものはボリュームがあるものの、案外軽いし

後述するようにかかとが大きいので自立性は高い。

 

手首はただの関節になっているので手首の自由は低い。

その上最大まで広げても素立ちの写真を見ての通り

手の位置が中途半端なポジションになっている。

 

・脚部

太ももはわずかに90度まであげられず、膝関節も90度までしか曲げられない。

(太ももはパンツの形状の問題なのでちょっと開くことで水平以上にはあげられる。)

 

ロール軸もなく腕部に対して下半身回りの自由度は貧弱な印象。

だが、変形機構の都合で足首は尋常じゃないくらい内側に動くので接地性は十分すぎる。

 

大体のTFは足回りにガッツリ肉抜きがくるのですがアーシーはそういうのが一切なく

しかも太もも側面や膝側面はカッチョイイメカっぽいモールドが入っている。

 

・背面

G1版のクソデカい背負いものをうまいことバックパックに落とし込めてて

この改変はシンプルに凄いと思う。

ただ、このジェットみたいになっている部分は固定できないので

ポーズを付けていたりすると動いてしまう。

 

かかとにはタイヤが来ていかにもローラーダッシュしそうなデザインになっている。

タイヤは説明しづらいが縦に二分割されていて外側が固定されているので

かかとのせいで立ちにくいということはなく、むしろかかとが大きいので立ちやすい。

 

●ロボットモード比較

同じくバンブルビーに登場するサウンドウェーブと。

一応アーシーはホイルジャックなどのカーロボットと同じ位の大きさですが

(主人公のバンブルビーより大きい。)

サウンドウェーブがめちゃくちゃ大きいので小さく感じる。

 

●ビークルモード

ビークルモードはオリジナルのフューチャーカーとは違い

実写TFシリーズやその他のシリーズと同じバイクがモチーフになっている。

ただ、見ての通りこちらもSFバイクになっていて前輪が2輪になっている。

 

タイヤは縦に2分割された内側部分のみが実際に回転するようになっていてコロ走行可能。

それ以外のギミックは特になし。

 

側面

バイクとしてはなかなかオリジナリティあふれるデザインをしていて

前輪がめっちゃ離れている。

後輪もチラっと見えての通りついているもののダミーとなっていて

実際は小さなタイヤがついている。

 

後方

胸部装甲がそのまま後ろについているデザインになっている。

今は武器を持っていてそれがマフラー的になっているものの…

 

取り外すとモロ腕が見えるようなデザインになっている。

そもそもTFの変形は敵を欺くためなので

気づかず後ろから近づいてきた相手をマフラーに扮した武器で

撃ち抜くというのは合理的なのかもしれない。

 

●付属品

といっても、今回はこの武器が2丁のみでどちらも同じデザイン。

 

ギミックも特にないが、手のほかに後ろのバックパックにも取付可能。

 

●ちょっとした改善

Amazonのレビューにもあったのだが、

目の塗装が色分けされておらずシルバー一色なので頭部をバラして

瞳部分にメタリックブルーを爪楊枝みたいな細いもので乗せる。

 

頭部は写真を見ての通り前後のモナカ形状だが

接着されているため取り外しはかなり難しいので、カッターのような

細いものを無理やりつっこんで外しました。

 

手持ちがなかったので色がちょっと暗いタミヤのマイカブルーを使ったから

写真では分かりづらいが実物はいいアクセントがついている。

 

もうちょっと明るめのメタリックブルーがあればよかったかも。

 

●適当に

膝立ちは困難。

 

足首は変形機構のお陰で内側に90度動くので

股割りしても立つことができる驚異の接地性能。

 

肘が二重関節なのでこんな感じのダイナミックなポーズも可能。

 

左腕のような感じに腕を後ろに持っていって銃を向けることもできる。

 

手首がロールしないのが悔やまれる。

アレくらいの変形ならボールジョイントでもよかったのではないだろうか。

 

変形途中でなんとなくローラーダッシュできそうだったので適当に。

足回りがもうちょっと動けばもっとかっこいいポーズになった。

 

箱から取り出した時点で気づいたが

バックパック部分は広げるとジェットパックのようにも使える

 

 

以上、SS-86 アーシーでした。

冒頭でも述べた通り、公式のサンプルではひどかった顔も

実物はそんなでもなくよかったので

メカ娘好きで二の足を踏んでいた人も安心してください。

 

足回りがもうちょっと動いてほしかったという不満はあるものの

SSにしては可動範囲が優秀なので遊びやすいし

変形難易度も初回はあまり見ない変形で難しく感じるが

2回めからはすんなり行けると思います。

(バイクに変形するTFは個人的には初めて触るので…)

 

また、簡単な作業ですが瞳に色を加えることでだいぶ印象も変わるので

持っている人におすすめです。

 

 

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それでもAmazonのほうが500円ほど安いが…

 

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トランスフォーマー ザ・ムービーのアーシー

 

トランスフォーマー リベンジで登場したアーシーたち。

残念ながら冒頭にて瞬殺された。

3つあるが、それぞれが小さいので非常に安価。

 

映画バンブルビー

デザインもG1風になっているのもあるが、話としても今までのシリーズのように

政治的な話も特に絡まず明るく終わっているのでダントツで好き。

続編のビースト覚醒が2023年公開予定。