映画:ゴーストバスターズ アフターライフ レビュー | のんびりクソレビューブログ

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 ゴーストバスターズ アフターライフ

 

●あらすじ

オクラホマ州の田舎町で捕獲器を持ったイゴンが何者かに追いかけられていた。

それに妨害されながらも家にたどり着いたイゴンはトラップを起動するも

オンボロ設備が原因でブレーカーが落ち作戦は失敗に終わる。

イゴンは素早く持っていた何かが封印された捕獲器を隠すも

自身はそのゴーストに殺されてしまう。

それから一週間後、疎遠になっていた破産寸前の家族の元に

死んだイゴンから遺産相続の知らせが届きイゴンが住んでいた屋敷に足を踏み込む。

 

●みどころ

・イゴンの娘フィービー

今作の主役となるのがイゴンの孫娘となるフィービー。

めちゃくちゃ理屈っぽいところやあの特徴的な髪型も再現されていて

イゴンの娘と言われると一発で納得できる完成度。

それでいて子供らしく想定外の事ですぐ揺さぶられたりしたかと思えば

めちゃくちゃキモが座っているところもある。

 

・なるべくオリジナルに近づけた雰囲気

ゴーストたちはおそらくフルCGで作成されていると思いますが

質感がかなりパペットぽくて2016年版と比べて初代により近い雰囲気。

 

また、BGMも初代のものや、それをリスペクトしたものが多く使用されており

それと相まってすごく懐かしく思える。

 

ちなみに、作品的には初代だけ見ておけばわかるので記事作成時は遅いですが、

金曜ロードショーで初代ゴーストバスターズをみてハマったら映画館へGO。

最悪2は見なくてもわかる。

 

・オリジナルキャスト

PVでもちらっとでてきたが、今作はすでに故人となったイゴン役のハロルド氏と

おそらく家庭の事情で多忙なリック氏以外全員出てくる。

受付嬢以外はほとんど終盤まで出てこないので今作のイゴンの孫達の活躍を

かっさらわない良い塩梅でただのおっさん達なのに謎のレジェンド感が溢れ出ている。

 

冒頭で霊に殺されたイゴンもポルターガイストとなってフィービー達を

ゴーストバスターズの備品まで導いてあげたりと

ゴーストならではの役者はいないけど出演しているという演出。

 

こう書いては反感を買うかも知れないが、ハロルド氏が生きていたら

絶対に作られることのなかった作品かもしれない。

最後にもハロルドに捧ぐの文も添えてあったし、今作は映画同様

イゴンの死が全ての始まりだったのかも知れない。

 

 

以上、ゴーストバスターズ アフターライフでした。

ゴーストバスターズ1,2の正統な続編となる今作でしたが、

大体良作シリーズの3作目はクソ化するのが定番ですが

それを見事打ち破って完璧な続編と言わざるを得ない。

(2016年版はリブートなのでノーカン)

 

舞台も田舎町ということで、未だにVHSが使われていたりと

80年代感が随所に見られてゴーストバスターズの雰囲気も相まって

メチャクチャエモい。

まさかゴーストバスターズで泣くとは思わなかった。

 

それと、こういう完璧な終わり方した作品は

だいたいその続編が蛇足にまみれるからこれできっぱりやめて欲しい。

 

 

1,2のセット

 

2016年公開の女性版ゴーストバスターズ

オリジナルが冴えない、おかしい、変人のおっさんの集まりで

ワチャワチャやっていたのに対し、こちらはやれリケジョだのなんだので

ゴーストバスターズである必要はなかった。

素材もいいし内容も面白くオリジナルでも通用するだけに、GBであることが残念だった。

 

ゴーストバスターズ2のあとを描いたゲーム。

今回のアフターライフの登場によってこのゲームは一種の

パラレル的作品となったがこれはこれで面白かった。

 

レビューはこちら。

 

ちなみに、レビュー時は旧版だったので英語のみですが

リマスター版は日本語対応しています。