ウォッチメン
大筋は映画とほぼ一緒だが、漫画であることで映画では描かれなかった
心理面や、警察みたいなストーリーに直接関わり合いのなかったキャラクターたちの会話など
しっかり描写されているのが特徴です。
●ケース
ケースは厚紙製で、シンプルな表紙と同様にこちらもシンプルなデザインになって
艶有りの本とくらべ、こちらはつや消しのかなり高級感のある質感になっている。
ちなみにこのイラストは「世界終末時計」というもので、
ウォッチメンの物語中もしきりに出てくるなど、この作品を象徴するものの一つと言っても
過言ではないものになっています。
●あらすじ
ある時、ブレイクという男が殺された。
その男はかつてミニッツメンという組織に所属していたコメディアンという名前のヒーローで
それを殺した者はそうとうな人物と考えたロールシャッハというヒーローが
ウォッチメン、かつての仲間たちに「何者かがヒーロー狩りをしている」と警告。
しかし、ヒーロー狩りというにはあまりにも大きな陰謀が渦巻いていた… って内容。
●解説など
ストーリーのきりの良いところで小説のようにテキストだけの話が入る。
ストーリーには直接関わらないものも多いがこれを知るとより深く
ウォッチメンの世界を理解することができる。
また、人物紹介や時系列をまとめた小さな紙も別途用意されているので
より理解しやすく仕上げられている。
●アートワーク
キャラクターのデザイン画やポスター用やサムネ用、プロモーション用のイラストなど
多くのイラストが収録されている。
以上、ウォッチメンでした。
映画ウォッチメンを見たあとにこの漫画版を読んだので「ここはこうだったのか」や
「影でこんなことがあったのか」など新しい発見ばかりで面白く読めた。
それと同時に映画版はかなり忠実に映像化していることがわかり感服したとともに
漫画版が傑作と言われる理由もよくわかった。
しかし、個人的には終わり方や余韻は映画版のほうが好きです。
今回紹介した漫画
映画版
終わり方は個人的にはこちらのほうが好き。