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【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】は、
私が子供二人と共に海外移住し、
シングルマザーとして
子育てを完了するまでの軌跡です。
ニュージーランド移住に先駆けて行った、
ハワイ親子留学の経験を、
当時を思い出しながら書いています。
🌺前回までのあらすじ
親子留学でハワイに滞在中の
私と二人の子供達。
ある日、同じ小学校に通う子供のママ友から
夕食に誘われた。
レストランに行くと、ママ友家族と一緒に
初老の白人男性がいた。
【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】
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46. ハワイの空港で
売春婦と疑われました。
近年、単身でハワイに渡航した日本人女性が
入国できなかったケースを聞くようになったが、
実は私も約２０年前に親子留学で
渡航した時
ホノルル空港で少しだけ疑われた。
記事に書いたように、ハワイに着いたとき、
私はすっぴんにTシャツ、ジーンズで、
しかも二人の子連れである。
私たちを審査した入管の若い女性は、
問題ないと言って通してくれそうになったが、
どこからか他の中年女性係官が来て、
別室に連れていかれた。
最初の若い女性係官は
「なんで？彼女は何の問題もないじゃない」
と抗議してくれたが、
「一応チェックするだけ」と言って
荷物を開けられた。
コンドミニアムは私名義で予約してあったし、
エージェントの連絡先も控えてある。
しかし、そんな書類を見せる必要もなく、
すぐに解放された。
入国管理局のオフィスには、
他に若いアジア系の男性がいて、
係官に何かを必死に訴えていた。
まさか日本人の私が入国の際に
調べられるとは思いもしなかった。
最近、そのニュースを見るまで、自分が
何で疑われたのかわからなかった。
実は、ハワイのエージェントの人に、
「学生ビザを取ってないから、イミグレーションで
学校へ通うことは言わないで」
と言われていたので、
そのことがいけなかったのかと思っていた。
日本人女性は若く見えるから、
（パスポートを見せてるから年齢はわかるはずだけど）
独身の私がなぜ子連れで
長期滞在できるほどお金をつかえるのか、
疑ったのかもしれない。
私を含めて、親子留学中の母親たちが
コンドミニアムでよく男性に声をかけられるのも、
何かおかしいと思っていた。
近年のYoutuberなどが、日本や海外で
有名人に女性を「アテンド」するシステムを
暴露していたが、
そういえば、はるか昔から
そのようなシステムがあると
小説などで読んだことがあった、
と思い出した。
例えば、村上春樹の「羊をめぐる冒険」の
続編である「ダンス・ダンス・ダンス」には、
芸能界や、政治家とつながる
国際的な売春組織の話が出てくる。
１９８０年代の話である。
小説では、ハワイのホテルで、
男性主人公の部屋にも
頼んでいないのにアジア人娼婦が訪ねてくる。
主人公の日本人の元彼女はモデルだが、
その闇の売春組織とつながりがあり、
ハワイで失踪する。（と主人公は思う。）
彼女の失踪には
日本の有名俳優が関係している。
この数年後、オーストラリアでも私は
日本人女性が多く所属する
売春組織の存在を知ることになる。
現地で勧誘されたからだ。
（そのお話は、また別の機会に書きます。）
普通の女性が娼婦と疑われることに
憤りを感じるが、
それも闇の組織の存在のせいなのだろう。
ーーーー次に続くーーーー
このストーリーは私の過去の振り返りです。
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