【好きな歌】アイネクライネ | だいたいごきげんな日々

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いつも上機嫌ではいられないけど、8割がたご機嫌ならそれでOK!
「毎日、明日を楽しみにして眠りにつくこと」をモットーに
明るく、たくましく、しなやかに、生きていきたい。

石井竜也さんがテレビ番組「モニタリング」で

lemonを歌ったのをきっかけに

よく聞くようになった米津玄師さんの歌。

石井さんがその番組内で

「童謡、クラシック、ジャズが入り混じってるような」

「嫉妬するほど」「すごい音楽的なつくり」

って賞賛していた記憶があります。

 

曲数じたい多くてびっくりしたけど、

独特な世界観があって、石井さんがおっしゃってたことも

病みつきになる人が多いのも分かる気がしました。

 

歌詞はもちろん曲まで詩的というか。

分かる!感というか、

自分で表現できなかったものの

そうそう、そうなの!感が強いのも特徴なのかしら。

 

そんな中でも好きなのが

代表曲のひとつ「アイネクライネ」ラブラブ

2014年に発表されて10年も経つのに

3億回以上も再生されるなど

未だに高い人気を誇る曲なんですね。

明るめな曲調でほんわりする照れ

 

*****

 

あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに

当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ

今痛いくらい幸せな思い出が

いつか来るお別れを育てて歩く

 

最初からすごい共感~目

悲しいとまでは思わないんだけど、

いつかはお別れが来る、という思いは常にあります。

実際そうだしね。

友達にしても仕事や趣味を通じた人たちにしても

好意的に思う人に対して、よく感じることかも。

そもそも、私の日々の心がけで

相手に対してこれが最後かもしれないと思って接しているのと

その時少しばかりの寂しさを感じるので、すごくよくわかる!

誰しも、はっきり自覚しなくても

うっすらとは感じていることですものね。

 

あとはやっぱりサビ部分の表現が好きです。

 

消えない悲しみも綻びもあなたといれば

それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか

目の前のすべてがぼやけては溶けていくような

奇跡で溢れてたりないや

 

このフレーズ聞くと幸せな気持ちになります。

曲調も爽やかで本当に気持ちが良いラブラブ

さらに2番のサビで

 

お願いいつまでもいつまでも越えられない夜を

超えようと手をつなぐこの日々がつづきますように

閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために

そのために何ができるかな

 

「閉じた瞼さえ鮮やかに彩る」

って

よくぞこういう表現を思い付かれましたな!

って感動しちゃいました。

品なく言うと「脳内お花畑」みたいなものが

とても美しくて、でもすごく共感できる言葉になるって

才能だと思うー。

 

米津玄師さん、他の楽曲のミュージックビデオでも

イラストや踊りなども披露してて、

多彩な人だなぁと思うけど、

いろんな曲を聴いていると、

言葉の表現力が素晴らしいなぁっていつも思います。

 

そしてこの曲、心が洗われるんですよね。

好きという気持ちがここまで純粋にあらわされると

過去の欲まみれで俗物な自分の考えを改めたくなるのよねー。

そして、この歌をリピートして聴いてきたせいか、

1周、いや、2周ぐらい回って

周囲の素敵な人たちに、そんな風に思えるようになってます。

 

ちなみに、好きだからカラオケでもよく歌うんだけど

息継ぎが難しいですあせる

米津玄師さんの歌、ちゃんと歌おうとすると本当に難しいわ。