赤ちゃんの発達と言語理解に関する講座 | かなで(奏)助産院 BSケア・母乳と育児の相談・ヨーガとタッチケア

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助産師歴35年。
2023年よりオンラインでの活動へ変更。
【いつでも気軽に繋がれるオンライン助産院】
母乳相談・育児相談・マタニティヨーガ・母親教室ではなかなか聴けないお話会・発達に寄り添うベビータッチケアと遊びの話。

今日はこちらまでやって来ました。


とても綺麗な大学です。

今年から名称が変わられたとか。

いろいろな講座が開催されているのか
入り口にはこんな看板も。


うわぁ。興味あるな。

とはいえ、こちらに講座を聴きに来たのではなく…




こちら


「最新の発達科学からみた子どもの発達理解とその援助〜新生児期の人指向性から言語獲得、心の理論に至るまで〜」

日本バプテスト病院リハビリテーション科
浅野大喜 先生



はい、ブログの題名をかなり端折ってしまいましたね。

ちゃっかりご著書を持ち込んで
直筆サインをいただきました。

前々から気になっていた先生ですが
なかなかタイミング上手くいかずに講座をお聞きできませんでした。

今回は京都であるよ〜と教えていただきました。

こちらの講座は
言語聴覚士さんの勉強会での開催でしたので
子どもの発達の理解にからめて
言語を獲得して行く道のりや
周りとの関係
体との関係
など、沢山のお話が聴けました。


なかでも一番興味深く心に残ったのは

子どもは周囲の人々から一方的に言葉を得ていくだけではなく
その子どもの言葉の発達自体が周囲の人々の関わり方を変えて行く
というもの。

例えば、「パン」という言葉を子どもが覚えた時
親は「パ・ン  だね〜」「これは パ・ン ね〜」とかゆっくりはっきりと言葉を繰り返したりする。

そして、そのうち
「このパン  美味しいね〜」
「パン パパにもあげようか〜」とかだんだん長いセンテンスを使ったりして複雑にしていき
パンの発音や理解が完璧になると
それほど注意して話さなくなる。

子どもの発達に親が反応して関わり方を変えていく
足場作りをしていく。
それがまた発達を促していく。

関わり合いと社会性。

お座りが自分で出来ることと
ジェスチャーと
言葉の発達

この3つの関係のお話もおもしろかったです。

このあたりのお話は
子育て相談処や産後ヨーガ、ベビーヨーガ教室やタッチケア教室などで
お話をする機会があればと思います。




ススキの葉とイチョウの葉が暑い夏を超えて
変化してきています。

季節の変わり目
皆さん、お身体大切に。。








うえだ