こんばんは☆
早瀬かなです(σ・∀・)σ
いつもコメントありがとうございます♪
熊本に帰省していた10月のお話です。
鹿児島県にある知覧特攻平和会館へ
母と行って来ました。
祖母のお兄さん(母の叔父)が
特攻隊として戦死されていることもあり
ずっと行きたいと思っていた場所です。
今回、九州内で何処か遠出をしようという
計画を立てていた時に
改めてこの知覧特攻平和会館のことを調べ、
ここは絶対行こう
行くべきだと思いました。
実は以前から、
知覧特攻平和会館に保存されている
特攻隊の方々の遺書を
いくつかネットで読んだことがありました。
初めて読んだのは少なくとも五年以上前になりますが、自分と同世代の方が日本のために自らの命を懸けて、並々ならぬ覚悟で戦っておられたことをひしひしと感じ
すごく、すごく胸にくるものがありました。
自分より年下の方もいらっしゃるのに…
そんな、特攻隊員の方々の遺影や遺書、遺品などが数多く展示されているのがこの場所です。
陸軍関連の総出撃者1036人のうち、
全体の4割程に当たる439人もの特攻隊員の方々が出撃したこの知覧で実際に目にものは、やはりより伝わるものがありました。
目にする一つ一つのものから、只ならぬ想いを感じました。
特に印象に残っているものの一つに
復元された三角兵舎があります。
特攻隊員の方が、出撃までの数日間を過ごす兵舎で
空襲を避けるため、飛行場からは少し離れた松林の中に半地下式で造られていました。
現在、その跡地には三角兵舎跡の石碑が建てられ、特攻平和会館の隣に復元された三角兵舎がありました。
その中に入った瞬間
言いようの無い、これまで感じたことがないような気持ちになったんです。
肌寒く薄暗い兵舎
そこには誰もいないはずなのに、
気配が確かにあって。
私にはすぐ、胡座をかいて笑っている人の顔が浮かんだんです。まさにそこにいるかのように。
作り笑顔ではなく、そこには本当の笑顔がありました。
私の脳裏に浮かんだその表情には
色々な理由があるはずですが
残っている写真が大きな理由の一つだと思います。
もちろんこの知覧特攻平和会館にも
特攻隊員の方達の写真が展示されていて
そのほとんどを占めるのが笑顔の写真です。
ここ以外でも写真を見たことが幾度かありますが、今まで見てきた写真はほぼ。
訓練中でも、特攻直前でも。
胸が痛いほど笑顔、笑顔。
はじめは、何故そんなに笑えるんだろうと思っていました。
でもそこには覚悟や誇りが垣間見えるんです。
言いようのないほどの悲しみ、苦しみ、恐怖…様々な思いを乗り越えながらも持ち続けているからこその笑顔というんでしょうか。
そして胸にある覚悟。誇り。
ちょっとやそっとでは辿り着くことのできない笑顔だと思います。
飽くまで私の想像ではありますが
私の目にはそう映りました。
上手く言い表せませんが…
だから脳裏に浮かんだ表情は偽りのない笑顔だったんです。
もちろんその裏には涙や怒りや悲しみがあったことも想像出来ます。
でも実際目にした写真が笑顔が多かったので
その日に語り部の方のお話にあった
三角兵舎では、布団をかぶってすすり泣く声が聞こえてくることもよくあったそうです
という言葉が印象的でした。
どれだけ覚悟をしていようと、
明日特攻するという状況で涙が出るのは自然でそれがリアルなのだと思います。
家族や友人など大切な人の顔も浮かんだのだろうな、最後に一目会いたいと思った人もきっといて、寂しかっただろうし、怖かっただろうし…そんな風に考えていると
すごく心が締め付けられ…言葉が出ませんでした。
こうして文章にすると
もしかしたら軽く聞こえてしまうかもしれないけれど
でもどれだけ立派で、精神的に強くて、覚悟を決めている人でも普通に感情があって
子供のように泣きたい気持ちにもなったと思います。
けれど、それが許されない環境、状況でだったり
考えないようにしてぐっと耐えていた人達が沢山いて
それでも布団の中で流れた涙には
お一人お一人色々な想いがあったんだろうな…
私は、特攻を美化している訳ではありません。
こんなことはあってはならないし、
本当に辛い歴史だと思っています。
でも、特攻隊の方々が
日本のために、未来のために、家族のために、大切な人のためにと
戦って下さったことは
決して忘れてはいけないし
その歴史の上に今の日本があることを
胸に刻んで生きたいです。
今回、沢山の遺書などから伝わる
お一人お一人の想いを感じ
より強くそう思いました。
色々な規制がある中で書かれた文章
そこには本心ではない言葉もあったかもしれません。
けど、心に訴えかける想いや覚悟は紛れもなく本物で
だからこんなにも切実で、胸を打つんです。
生かされていることは奇跡なんだな
今ある毎日がどれだけ幸せなことか。
本当に一日一日を無駄にしてはいけない
平和に過ごせていることに感謝して大切に生きたい。
感じるものが沢山あって、ありすぎて
上手く言葉がまとまりません。
この記事も、本当はこの場所に行って間もない10月に書き始めたものです。
でも、数え切れないほど感じたものがあるのに
なかなか文章に出来なくて
こんなに時間が経ってからの投稿になりました。
まだ知覧特攻平和会館に足を運んだことがない方にも、この気持ちを伝えたくて、
何か感じとってもらいたくて
ちゃんと文章にしたいと思うのに難しいです。
だからやっぱり、これを読んでくださっている方々にも現地に行って欲しいです。
特攻隊員の方々も、私達も一人一人同じ人間です。
感じることはそれぞれあるはずで
きっと私がどれだけ文章で伝えることが出来たとしても、
そこに行かなければ分からないことが沢山沢山あります。
今日のこの記事を読んでくださった方の心に、何か少しでも動く感情があったら嬉しいです
最後に、知覧特攻平和会館で撮った写真を載せます。
ではでは、また更新します！
こう言えることに感謝して。
kana
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番組アシスタントのキャラクターソング
(CV:早瀬かな)完成！
作詞＆曲構成をさせて頂きました。
Play My Music ♫☆
私が影響を受けた曲を
「歌ってみた」動画とともに
紹介していく企画です！
vol.1「恋焦がれて見た夢」
vol.2「人生は一度きり」
vol.3「げんし、女子は、たいようだった。」
vol.4「葛飾ラプソディー」
vol.5「なんでもないや(moviever.)」
vol.6「ドリームパレード」
vol.7「MagicSnow」
vol.8「GOFORIT!!」
vol.9「未来予想図Ⅱ」
vol.10「サクラ色」
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２０１３年５月作成・スタート
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