春キャベツと鮭のカレー照り焼き | カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

フランス・パリ在住。料理を研究しています。
「おいしいはしあわせ」は万国共通!
和洋中問わず、お家で作れる美味しいレシピを紹介しています。

 

Bonjouir.

 

朝はさわやかですが、今日も暑くなりそう。

 

昨夜は男友達2人とリモート飲み会をしました。

数年前、パリに遊びに来てくれてからぐんと仲良くなったけど

まだまだお互いのことは知らないことだらけ。

 

毎回、初めて聞く話にお互いに

驚いたり感動し合ったりするわけです。

 

 

ひょんなことから私の過去を話す機会になり、

そういえば初めてのフランス一人旅はニースだったなと

思い出しました。

19歳の夏、

何もかもに自信がない自分を変えたくて

思い立ってフランスへ。

そんなころはパリというのも名前だけしか知らず

とりあえず有名どころに行っておこうと

ガイドブックに大きく載っていた

パリとニースに決めました。(笑)

 

ニースに着いた瞬間

「なんで来ちゃったんだろう~~~涙」

と弱気になってホテルで泣いたなぁ。

ニース3泊、パリ3泊。

今思えば最高なスケジュールではないか!

と思うのですが、

当時の私にはとてつもなく長い時間。

「来てしまったものは仕方ない。1週間、乗り切るしかない!」

と覚悟を決めて、

帰国日を、あと何日あと何日とカウントダウンしながら

まるで毎日戦場に立たされるような日々が始まりました。

(どんな旅行者)

 

 

時には海辺のベンチで寂しくて泣き、

時にはコートダジュールの青い海を見て

その美しさに涙し、

時には名物のブイヤベースの一番おいしいお店まで

1時間かけて歩いて行ったら休みで撃沈し、

時にはおじさんに話しかけられて

たいして話せない英語で謎に40分近く会話し

最終的に「家にパスタ食べに来ない?」と言われて逃げたり。

 

いろんなことがあったニース3日間。

思い出すとほっこりです。

いつかアナザースカイに出ることがあったら

私のアナザースカイは間違いなくニースだな。

(出演することないけどな)

今行ったら今度は懐かしくて泣いちゃいそう(笑)

いつかまた行きたいです。

 

今思えば、逃げだったのかもしれないし、

ひとり旅をしたからと言って

劇的に何かが変わったわけではないけれど。

その旅がなければ

今の私はないなと思います。

あの時勇気を出して過ごした1週間は

かけがえのない思い出になりました^^

 

 

 

 

 

 

懐かしくてついつい長くなってしまいましたが

そうそう、今日はこのレシピを紹介したいんでした。

 

春キャベツ、

そろそろ少なくなってきてしまうかもしれませんが

滑り込みレシピ。

 

鮭と一緒にステーキにして

甘辛い照り焼きに少しカレーを効かせて

ご飯に合うおかずにしてみました。

たまたま作ってみましたが

お気に入りの一品。

 

キャベツは柔らかく甘くて、

タレがよく絡んで本当においしい・・・!

キャベツの焼いたやつ、

香ばしくて好きなんですよね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春キャベツと鮭のカレー照り焼き

 

 

 

 

(2人分)

・鮭の切り身 …2切れ

・春キャベツ …1/6玉

A醤油、酒、みりん …各大さじ2

A砂糖 …大さじ1

Aカレー粉 …小さじ2/3

Aバター…5g

・サラダ油 …大さじ1

・塩、こしょう …各少々

・片栗粉 …適量

 

 

1.春キャベツは半分に切る。Aは混ぜ合わせておく(バターは溶けなくてOK)。鮭は水気を拭き取り塩こしょうをして片栗粉をまぶし、余計な粉をはたく。キャベツにも軽く粉を振ってはたく。

 

2.フライパンにサラダ油を熱し、鮭とキャベツを入れて焼く。焼き色がついたら共に裏返し、火が通るまで焼く。

 

3.一度火を止めて一呼吸おいてから、Aを入れて再び火にかけ、フライパンをゆすりながらよく絡める。

 

 

 

 

 

 

 

 

3では、Aを加える際、

すぐ蒸発してしまうのを防ぐために一旦火を止めて少し落ち着かせてから

加えてください。

春キャベツが無い時期は普通のキャベツで。

春キャベツに比べて火が通りにくいので、

2で裏返したら蓋をして少し蒸し焼きにするのがおすすめ。

 

よかったらぜひ試してみてください!

 

 

 

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