空色の湖を眺めながら、

カムイは好天に感謝していた。



10時過ぎ、キャンプの受付を済ませる。



入場解除を待つ間、

湖畔で長女と共に時間を潰す。



Aサイトのシダレザクラが鮮やかに咲いている。



白鳥は撮影に馴れているのか、

近付いても大人しい。



木陰のベンチに座り、穏やかな湖面を眺める。



11時のアーリーチェックインで荷物を搬入。 

今回は八重桜の咲くKサイト。 



この時期ここには多くの八重桜が咲くのだが、

一部の開花が早まったのか、

かなりの数が完全に散ってしまっている。 



そう言えば家の近所のシダレザクラも

開花が異様に早かった。 

今年のソメイヨシノの開花が遅れたりと、

桜達も異常気象に振り回されているようだ。 



由布岳は黄砂に霞んでいる。

鶴見岳が見える場所に2人でテントを張る。



今回はLOGOSのナバホティピーテントと

Colemanのシェルター。 



テントが立ち上がった頃に、

かみさんが次女を連れて到着した。 

今回は家族4人キャンプ。

我が家の車では2台ないと荷物を運べない(笑) 



かみさんらは満開の八重桜に喜んでいる。 



4人でサイト設営をした後は買い出しに出発。 



由布岳を右手に拝みながら、 

やまなみハイウェイを下り、湯布院の町へ。



「Aコープゆふいん店」で買い出しをして、 

湯の坪街道で買った「金賞コロッケ」を

昼食代わりに食べながら歩く。



そして「燻す家」へ。



いつも優しい言葉使いのご主人の丁寧な説明を

聞きながら、 ベーコン、ウインナー等を購入。 



最後は「道の駅ゆふいん」で無事食材を

手に入れて、志高湖へ戻った。



4人思い思いに寛いで過ごす。 

お菓子を食べたり、散策したり。



 白鳥さん達はスワンボートをどんな風に

思っているのだろうか(笑)



かみさんらは間近で見られる白鳥に感動。

ただ、可愛げない鳴き声と羽ばたく時の

激しい水音がイメージと違った様で驚いてた。 

リアル「白鳥の湖」は意外にうるさいのだ(笑) 



晩御飯前に温泉に行くことにした。 

車で10分程の「別府温泉桜湯」

キャンプ場でここの割引券を配布している。



新緑に包まれた露天風呂にゆっくり浸かった。



風呂上がりはかみさんらを待つ間に、

2階のカフェでこっそりソフトクリーム。 



志高湖へ戻ったら、そのままキャンプ場の奥へ。


夕景の素晴らしい景色を皆に見せたかった。



サイトに戻って、晩御飯の支度。



温泉前に浸水しておいた米の炊飯開始。



「燻す家」のベーコンを長女が切る。



「燻す家」で教えてもらった美味しい切り方の
ペッパースモークタン。


かみさんが手際よく焼いてゆく。


本日のカムイはビール飲んでただ待つだけ(笑)


 「燻す家」のオンパレードのご馳走。



Aコープでは焼き肉用に豊後牛を買ってきた。 

少し贅沢して、叙々苑のタレ(笑)



ご飯が炊けた。 



今日の食事はただ座ってるだけなのは

ありがたい(笑)

スマホ撮影も忘れて次々食べてしまってる💧



次女はお肉を食べて「うまかっちゃん」

満足した彼女はテントで早目に就寝。 



さすがに標高600m近くあるので、 

夜はだいぶ冷えてきた。 



気温は10℃を下回ってるようで、焚き火開始。 


 

焚き火の明かりに桜が鮮やかに浮き上がる。



かみさんと長女と3人で焚き火を囲む。



煎茶と悲願?の「桜もち」(笑)



子供達も成長し、家族それぞれの時間を

持つようになった。

少し寂しい気もするこの頃だが、

皆が常に同じ方向を向いて進まなくとも、

時々、こんな風に

一緒に過ごす時間と場所があればそれでいい。 



かみさんと長女もテントに入った。 



火の番を終えて、
シェルター内に寝床を設えた。



23時就寝。

































5時半起床。

外は白々と明るくなっていた。

眠気覚ましのシェルター内の寝床の片付け。



かみさんと長女が起きてきた。

かみさんに「青空焙煎所」の珈琲を淹れる。



彼女らは日の出に輝く湖を眺めてチェアリング。



次女もお目覚めなので朝食。



今朝は「燻す家」のウインナーでホットドッグ。

 かみさんらは刻みタマネギを挟む。



次女はレタスも追加。



カムイは「道の駅ゆふいん」のクレソン入り。



お気に入りの珈琲と共に戴く。



何とも癒される幸せな風景。



コーンスープで温まる。



朝食を終えたら、片付け開始。



かみさんらはテキパキとテントを畳む。


テーブルとチェアの収納は次女が担当。 



今回はサイトに車の乗入れが出来なかったので、

荷物運びはカムイ4号が大活躍。 



 4人で分担したので、あっという間に終わった。



周りを見渡して、LINEでチェックアウト。 


長女を乗せて先に出るかみさんの車を見送って、

カムイは次女を乗せ、家路につく。



別府ICまでの曲がりくねった坂道を下って行く。

時折、道脇に咲く八重桜の下を通り抜ける。



 少々キャンプ馴れしてるだけの父親で、

大したプロデュースも出来なかったけれど、

家族がキャンプに満足した様でホッとした。



「楽しかったぁ➰ありがとう🎵」



家族から貰った言葉が素敵な調べの様に、

いつまでも耳に残っているカムイである。