今日は私事の家事都合で上京してきました。
仕事はお休みさせて頂きました。
郡山始発の「なすの」はＥ２系
Ｅ２系に乗るのは久し振りです。
驚いたのは宇都宮駅から通勤客らしいビジネスマンが大量に乗ってきたこと
新幹線で通勤とはトンだ御大尽様であります。
ＪＲ有楽町駅に下車すると東口側の駅そば屋さんへ
天玉そばで480円。
ボリューミーでお腹一杯です
雨の中を日比谷公園を歩いて日比谷公会堂へ
1929年（昭和四年）竣工。
直線重視でゴチック様式ですね。
美しい
現在休館中ですが過去に2度入ったことがあります。
実は・・・家事都合の用事は午後からなので
午前中は霞ヶ関の東京高等裁判所・地方裁判所に行って裁判を傍聴してきました。
今年の1月5日に国会議事堂見学後に行ってみたのですが・・・
さすがに正月5日なわけで（役所は4日が仕事始めなんですが）開廷してなかったんですね。
裁判所の中は録画・録音厳禁な場所であります。
中に入るとタッチパネルを操作して「今日の裁判」を検索しますが・・・
原告・被告は全て実名表記
こりゃプライバシー保護は考慮しなきゃならんですから
先ずは・・・東京地裁の民事法廷から傍聴
驚いたのは法廷内は裁判長・裁判所書記官・原告代理人（弁護士さん）が3人いるのみ。
（それから傍聴人は私だけで法廷内は計4人
）
裁判は次々進みますが被告側は全て欠席で原告側勝訴の判決が淡々と続きます。
原告の訴状が裁判所によって認められると被告側に口頭弁論期日呼出状及び
答弁書催告状の書類が内容証明郵便で送付されるハズですが・・・
それを無視する人が非常に多いんですな。
地裁の民事裁判は事務手続きなんですねぇ
まぁ裁判に勝ったとしても被告が自らの罪を認めたとは限らないのが難しいところ。
地裁民事裁判傍聴してもちっとも面白くないので
裁判長さんに黙礼して退廷いたしました
んで・・・刑事裁判の法廷の方へ移動。
法廷内はほぼこのパンフレットの通り。
被告人の方は手錠・腰縄で２人の刑務官に挟まれて出廷し、
裁判中は手錠を外されます。
日常生活で手錠されて連行される人は見かけませんからちょっとショック
CASE1（高裁刑事裁判）
被告の方はロン毛の若くてチャラい男性の人。
SNSで知り合った12歳11ヶ月の女の子と性交して妊娠させてしまった犯罪。
1審での3年6ヶ月の実刑判決に対する控訴。
13歳未満の女子とは例え合意の上の和姦であっても強制性交として犯罪になると。
その女の子は13歳の3日前の性交であったこと。
彼女自身の方が積極的に性交に応じたとのことで情状酌量を求めたのですが、
控訴は棄却との高裁判決となりました。
第2審（高裁）の場合は改めて求刑するのではなく、
第1審での判決が妥当かどうか判断する場なんですねぇ
そもそも12歳の女の子を妊娠させて3年6ヶ月実刑がかなり甘い判決のようで
それが覆るわけがなかったようです。
CASE2（高裁刑事裁判）
被告の方は小柄ガッチリの若い男性。
シンナー吸引で連行される際に警官に公務執行妨害を加えて逮捕。
1審での2年4ヶ月の実刑判決に対する控訴。
実家で父親の不動産経営を手伝っていたいたそうですが、
店子に訴訟を起こされたり、「ゴミ屋敷」問題に悩まされて
ムシャクシャしてシンナー吸引という犯行に及んだようです。
父親は病弱で悩み事を相談出来なかったようです。
公務執行妨害は単に躓いて押してしまったとの主張。
被告人の発言を聞いているうちに可哀想になって泣いてしまいました
次回に判決とのことですが・・・シンナー吸引のみで実刑は重い気がしますが
公務執行妨害がマズかった気がします。
別にさ・・・2年ちょっと臭い飯食うだけだったら仕方がない気もしますよ。
CASE3（地裁刑事裁判）
被告の方は短髪ガッチリタイプの中年男性。
この人は保釈されているらしく手錠は無し。
埼京線内で女性に対して痴漢行為を為し埼玉県迷惑行為防止条例違反等で逮捕。
同様の痴漢行為前科4犯。
前回の痴漢行為から7年を経ているので執行猶予には当たらず。
神奈川県の某クリニックさんの診断で性嗜好障害（強迫的性衝動症）との診断書提出。
その方は内縁の女性と同居しているそうで・・・そうなると病気なんでしょうねぇ
何だか痴漢する「手法」についても述べていましたがそこは割愛。
とにかくですねぇ・・・裁判長・検察官・弁護人の3人が
どうすれば被告人が更生できるのか
よってたかってカウンセリングしている様相。
こういう裁判もあるんだなぁ・・・
判決は実刑6ヶ月、但し保護観察4年。
事実上の執行猶予だし控訴することはないと察します。
裁判長の判決文を聞きながら検察官の方がウンウン頷いていたのが印象的でした。
でも性的依存症は薬物依存症やギャンブル依存症と共に完治が難しい病気。
どうなりましょうか
ここでお昼になって東京地裁・高裁を後にしました
別に裁判だからといって「裁判長、異議あり」とかはないです。
裁判長・書記官・検察官・弁護人の4者が協同しつつ淡々と事が運ぶ感じ。
司法はその透明性を維持する上でも裁判の公開性は必要だと思います。
でも当事者の方々以外の第三者の傍聴は何だか下世話に思えてしまって・・・
関係者のプライバシーにズカズカ入り込むような心境になって
いたたまれない心境に陥ってしまいました。
でもまた機会があれば裁判所に行きたいですね。
今度は高裁の民事裁判を傍聴したいです。
お昼頃の霞ヶ関は強風大雨
人も車両も少なかったなぁ
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午後から「家事都合」を終えて折角平日の東京に居るんだからと・・・
久し振りに御徒町のアメ横散策。
大雨ですから人通り少なし。
アメ横に行って必ず寄るのは「二木の菓子」さん
初代林家三平師匠の
「二木二木二木二木二木の菓子、菓子は菓子でも貸しはしてない二木の菓子」
のCMは忘れられませんからね
向かいにあるのが摩利支天徳大寺さん
日蓮さん好き
相当に尖っていた人だったようですね。
お師匠様のぶっ飛び振りにお弟子さんは大変だったみたい
アメ横は裏通りが魅力的ではあります
二木の菓子で買った・・・
マルサン味噌汁とカニヤ乾パンとドイツ製のショカコーラ（チョコレート）
愛知県には1年間だけ生活しましたが、イチビキの醤油と赤味噌仕立て即席味噌汁は
見かけたら買います
あとネイビービスケットのカニヤ乾パンは乾パン好きに取っては絶対に外せません
丸くて平たい缶入りチョコレートであるショカコーラもね・・・
見かけるのは「二木の菓子」だけですから絶対に買いです