北鎮記念館、自衛隊第二師団が営業している巨大資料館。
陸軍第七師団総司令部門柱
自衛隊の資料館はどこもガイドが解説してくださいます。
ここでは「フルで90分、ゴールデンカムイネタまで含めると2時間」とのこと笑
旧陸軍第七師団哨所
「戦争と自衛隊の説明は不要です、旭川軍需産業と屯田兵システムについて聞きたいです」と伝えたらとても残念そうでした、短い見学ですいません。。
兵器庫屋根飾り
しかし、結果は屯田兵➕街だけで90分でした。危ない・・
師団長官舎門柱
全部解説してって言ったたら閉館まで出られないじゃないか・・。
頭いっぱい大満足しました。
ガイドが離れてから戦争や自衛隊のフロアの資料をみます
11時に1時間滞在予定でINしてしまったのでランチ営業時間には間に合わないという罠にハマりました。
自衛隊の資料館に「ちょいと見に来ました」は無理です。
関係者故人から集めまくった資料が素晴らしい、映像資料もかっこいい・・戦闘機から見る戦闘機や戦艦の映像、至近距離の戦車映像とか、普通見られないものが多くついみてしまう。
一ヶ所で大満足したい人はおすすめです。
館内は写真撮影OKとNGがあります。
203高地の戦記。日誌のように日付別に書かれております。
北辰旗(ほくしんき)北海道開拓団のシンボル。
辰=あした。北辰=北極星
当初移民船団の船旗マークでしたが、だんだん移民全体を表すようになったそうです。
私、移民は全員「屯田兵」かと思っておりましたが、「農民」と「屯田兵」だったようです。(宗教とか他の団体もある)
明治7年から明治37年まで30年間続けられました。
明治になり主に負けた会津藩など東北の廃業した武士たち、貧乏士族の行く末みたいなものでした。なので屯田兵は開拓民でもあり戦士。
ビシッと立っていられます、上下関係もしっかりありました。
元の主従のまま来た団体もいました。
兵士としても役割もあるのですが、別に制服の支給はない・・・。
募集要項は意外と若く17−25才の家族持ち。
(ぷー太郎、ヤクザ、独り身はNG)
身長151.5cm以上、剛健。
出身地は問わないが士族平民。
現役3年、予備役4年、後備役13年
支度金は年齢により変わるが一人当たりのお金、他に野菜米、農具、家、寝具、種子、医療費、葬儀代etcetc
役割は、開拓、ロシアが攻めてきたら戦う、警察の役割(治安維持)
起床時間、就業時間、昼食時間就寝時間が冬季時間もあるほどちゃんと仕切られていた。戦闘訓練の時間あり、火薬庫などの警備勤務もあり。
私が思っていた以上に兵隊だった。。
というか、兵役の合間に原生林開拓って無茶振りすぎる!!
おかげで相当数死んだり離散したりの結果でございますね。。
会津藩は残っても去ってもかわいそう。。。
屯田兵が定住した地の地図、士族、市民別のもあり。身分制度が終わったといいつつあった時代ですね。
第七師団弊社の模型がありました。私がバイクで立ち寄った厩舎と偕行社もあり
実際走行して理解できますがこの基地はとんでもない大きさです。
官給品の紙巻きタバコたち、パッケージが美しい。
よく残してあるなぁ
今も現役の鉄橋旭橋の明治当初の写真
腕章を27にしているのは金カムオタク狙いだって。
他にも狙ったような展示がたくさんありました。グッズも売ってました。
ガイドの自衛官は「金カム専用解説もあります」って言ってた。
私は金カムより「おまねこ」です
読売新聞
戦争の資料がやまもり、ほぼ旭川のおたくから集めたそう、物持ちいいなぁ。
第二次世界大戦の資料は格別に悲惨でした。。
みてよ、竹槍の先っちょに爆弾付けて突進してる。。。
この単純労働は若者にやらせる仕事じゃないよねぇ
素晴らしい資料館でした!戦闘機乗りのなんか・・すごい人の遺族からの大量の資料もあった。忘れた。
バイク無料、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。