オススメ本 千百二十一冊目 Side Case Summer | カモシダせぶんの、日々の文

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日曜に、一冊、読んでほしい本。


今回はー、太田紫織さんの完結した『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズの外伝小説


Side Case Summer



一旦完結した後の番外編。という立ち位置での短編、中編。


本編主人公の正太郎や、櫻子さんは控えめな出演で、基本的には今までサブキャラだった人が主人公。まさにサイドケース。


物語が補完されていく感じが良かったです、それでいて一つ一つのお話自体のクォリティが短編小説として高い。


ミステリとしては勿論、北海道小説、グルメ小説としても凄く良かった。相変わらず全部美味しそうなんだよなぁ。


因みに僕が一番好きだった話は「ラ•ヴォワザン夫人殺人事件」


磯崎先生が全ての黒幕だと疑っていた時期もありました、今ではただ花が好きすぎて様子がおかしい人扱いになってるのウケます。


本編、かなり長期でやっていて、僕はしっかり終わらせてくれた印象なので、こういう番外編はあくまで番外編として時々戻ってくるぐらいの感じが丁度いいですね。今後も楽しみです。


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