オススメ本 二百八十六冊目 あなたに褒められたくて | カモシダせぶんの、日々の文

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木に、一冊、本の話を

今回は日本の名優、高倉健のエッセイ

あなたに褒められたくて

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高倉健さんについては説明不要。と思いましたが、意外ともう若い方はガッツリ高倉健活躍映画を知らないのかな…

僕世代だと、浅田次郎の小説原作の「鉄道員(ぽっぽや)」が有名ですね。

自分、不器用ですから…

というセリフがもう超有名で

不器用…と言ったら

高倉健かっ。とお笑いのネタでも十分通用するぐらい有名です。それはホントすごい事。

他にも任侠映画全盛期や、幸せの黄色いハンカチ。などもう完全に日本映画界のキーパーソンです。


このエッセイはそもそも、去年の誕生日に、じなんぼ~いずシギさんからプレゼントでもらって

そこからずーーっと積ん読でした。


正直、役者さんのエッセイ。普段進んで読もうというジャンルでもなかったので…

高倉健ってどっしり構えてかっこいいけど、大人しい人なんだろうな…と思ってて

でも誕生日から半年以上経って、流石に読もうと思ったら

高倉健


とんでもなく面白かったです。


全然大人しい人じゃないです。高倉健。


役者仲間に、ドッキリで


料理に下剤混ぜたり、睡眠薬混入させたり、脱毛クリーム顔に塗らせたり


めちゃくちゃです。


あと、意外と繊細な方だったんだなーと、様々なエピソードで感じたり

日本の名優も健さん以外にも沢山出てきます。

北大路欣也くんというセリフは、高倉健のが先輩だから当たり前なんですが、何か笑っちゃいます。

丹波哲郎、催眠術めちゃくちゃ上手かったというエピソードも好きだったなー。で、高倉健も催眠術できる。どういう事だよ笑

高倉健のイメージが物凄く変わって、より好きになる。何か高倉健の映画一本見たくなるエッセイです。オススメです。

シギさんありがとー。

1/24(日)
【ドザエモンズ】
会場 中野twl
開演 19時
チケット
1000円

1/26(火)
【R-1ぐらんぷり 二回戦】
会場 大阪HEP HALL
開演 14時
チケット
2000円