X-MEN ダーク・フェニックス(2D・字幕版、2D・吹替盤)(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて

X-MEN ダーク・フェニックス(2D・字幕版、2D・吹替盤)(ネタバレ)

X-MEN ダーク・フェニックス(2D・字幕版、2D・吹替版)



原題:X-MEN Dark Phoenix
2019/アメリカ 上映時間114分
監督・製作・脚本:サイモン・キンバーグ
製作:ハッチ・パーカー、ローレン・シュラー・ドナー、トッド・ハロウェル
製作総指揮:スタン・リー、ジョシュ・マクラグレン
撮影:マウロ・フィオーレ
美術:クロード・パレ
衣装:ダニエル・オーランディ
編集:リー・スミス
音楽:ハンス・ジマー
視覚効果監修:フィリップ・ブレナン
出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン、アレクサンドラ・シップ、エバン・ピーターズ、コディ・スミット=マクフィー、コタ・エバーハード、アンドリュー・ステリン、ジェシカ・チャステイン
声の出演(吹替版):能登麻美子、木村良平、内田夕夜、三木眞一郎、牛田裕子、浅沼晋太郎、内山昂輝、志田有彩、浅野真澄
パンフレット:★★★★(820円/コラムは4本。杉山すぴ豊さんの文章に激しく同意しました)
(あらすじ)
X-MENのリーダーであるプロフェッサーXの右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生のジーン・グレイだったが、ある宇宙ミッションでの事故をきっかけに、抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放されてしまう。ジーン自身にも制御不能なダーク・フェニックスは暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




90ビーム


※本作の小ネタやトリビアなどについては、こちらのサイトを読むと良いザンス

本作のパンフレットに掲載されていた“アメコミ映画のパンフには欠かせないライター”杉山すぴ豊さんのコラムの冒頭を引用しますね↓(※青字部分は僕が加えたものです)


正直言います。『XーMEN:ダーク・フェニックス』製作のニュースを聞いた時、今ひとつピンときませんでした。というのも前作『X-MEN:アポカリプス』でジェームズ・マカヴォイらによるX-MEN映画は一旦終了すると聞いていたし、また本作のモチーフになっている“ダーク・フェニックス”は、旧シリーズによる2006年の『X-MEN:ファイナル ディシジョン』で一度映画化されていたからです。つまりジェームズ・マカヴォイらで“ダーク・フェニックス”の物語を描くということは、“今さら感”がいっぱいだったのです。


この文章を読んだ瞬間の僕の気持ちを代弁する「範馬刃牙」のひとコマを貼っておきますね。
痛いほど実感る...


もうね、杉山さんの文章にはブンブンと頷きすぎて脳震盪を起こすレベルに同意であり(やはり「『ダーク・フェニックス』の話は『ファイナル・デシジョン』で1回やったじゃん」感は非常に強い)、さらに最近の僕はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の絶好調振りに影響されまくって、「MCUに非ずんばマーベル映画にあらず!(`∀´)」という気分でもありましてね(苦笑)。ハッキリ言って、本作公開の翌週から上映が始まる「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の方が気になりまくっていて、この映画に関しては「一応、その前に観ておくかな」とテンション&期待値が低めだったんですが、私は間違っていた ( ゚д゚) これもまたパンフで杉山さんが書かれていたことですけど(汗)、僕にとっても本作は歴代X-MEN映画の中でも1、2位を争う面白さであり、2回観るほどグッときたというね…(しみじみ)。


1回目は、公開2日目となる6月22日(金)にユナイテッドシネマとしまえんにて2D・字幕版を「ザ・ファブル」とハシゴ鑑賞。


その後、あらためて原作コミックを購入→読破しまして。


6月29日(土)にT・ジョイ SEIBU 大泉で2D・吹替版を観たのです。


ちなみにT・JOY系列ではU-NEXTの余ったポイントを使えるので、実質タダで鑑賞いたしました (`∀´) フハハハハハ


念のため、間違いを認める割には偉そうなアレクサンダー・ガーレンを貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。
わたしは間違っていた


まず、若干のウソを交えながらストーリーを驚くほど雑に書いておくと、宇宙で事故に見舞われたスペースシャトルの乗員たちをX-MENが救助しに行ったら、ジーン・グレイ“事故の原因となった謎のエネルギー体”を吸収しちゃいましてね。パワーが増幅されたことで、プロフェッサーXが長年封印していた「幼いころの記憶」が徐々に復活! “実は生きていた自分の父親”に会ってみれば、「父親はジーンを恐れて捨てた→死んだことにしてもらっていた」「母親が事故で死んだのはジーンのせい」といったことが明らかになったので、情緒不安定になりまして。プロフェッサーXたちは現場に急行して、恋人のサイクロップスが「水島一緒に帰ろう」と説得しようとするも、ジーンったら暴走して、パトカーは破壊するわ、ナイトクローラークイックシルバーをアッサリ倒すわ(この戦闘でクイックシルバーは戦線離脱)、ミスティークは殺しちゃうわと、大暴れした挙げ句に飛び去るのです。


大統領に頼られて浮かれ気味のプロフェッサーXの命令で、X-MENたちは危険な任務に挑みまして。


なんとか無事帰還するも、謎のパワーを吸収したジーンが情緒不安定になるのです。


で、ミスティークを殺しちゃうというね… (ノω・、) カワイソウ



ジーンったら、田舎にコミューンを作ってひっそり暮らすマグニートーのところに行って相談してみれば、情緒不安定なせいで軍隊とバトルするハメになって、マグニートーから「出てけ!( ゚д゚) カエレ!」と塩対応をされちゃいましてね。バーでションボリしていたら、有閑マダムのマーガレットに化けたドゥバリ帝国のヴークが急接近。ジーンが吸収したエネルギーは、かつてドゥバリ帝国を滅ぼしたもので、リーダーっぽいヴークはそれを使って地球で一旗揚げる気マンマンなので、口八丁でジーンを味方に引き入れようとするんですけれども。そのころ、愛するミスティークの仇を討とうとするビーストは、「謝ったら死ぬ病」に罹ったプロフェッサーXに愛想を尽かしてマグニートーのところへ→ジーンがミスティークを殺害したことを知って復讐に燃えるマグニートーは全国に100万人いる神心会門下生を使ってジーンの居場所をキャッチ→襲撃に赴いたところ、プロフェッサーXたちも駆けつけて、「ジーンはブッ殺す派」「ジーンはウンコしないよ派」「ジーンは保護したい派」によるチームバトルがスタートだッ!ヽ(`Д´)ノヤッチマエ!


軍隊を攻撃するジーン。せっかく平和に暮らしていたのに、マグニートーもそりゃ怒るよね。


ミスティークが死んで怒り心頭のビーストは、プロフェッサーXに愛想を尽かして復讐ロードをまっしぐら。


すると、謎のパワーを追っていた宇宙人がジーンに接近→力を解放させようとする中…。


マグニート、ビースト、レッド・ロータス、セレーネがジーンを殺そうとするんですが、しかし。


そこにプロフェッサーX、サイクロップス、ストーム、ナイトクローラーが立ちはだかるのでした。



で、あーだこーだあって、ジーンと両陣営は政府に逮捕されまして。列車で移送される中、やっとプロフェッサーXの「謝ったら死ぬ病」が治ってビーストに謝っていたところ、ドゥバリ軍団が襲ってきたので、全員団結して迎撃ですよ(微笑)。結局、ヴークが登場するとX-MENたちは次々と倒されてしまうも、プロフェッサーXによる謝罪を受け入れたジーンが復活→仲間を守りつつも列車を破壊→敵をみ・な・ご・ろ・し!川o^-')b ヤッタネ! さらにジーンはヴークを宇宙空間に連れて行ってエネルギーを送り込むことで自分もろとも爆発→完全にフェニックス風の炎のエネルギー体と化しましてね。「恵まれし子らの学園」は「恵まれし子らのジーン・グレイ学園」となり、ビーストが校長に就任。引退したプロフェッサーXがパリでお茶をしていたところにマグニートーが訪れて一緒にチェスを始めると、空にはフェニックスが飛んでいて、カラパイア「火の鳥のような飛行物体が目撃される(フランス)」と記事にしたのでしたーー。


いろいろあって全員逮捕されて施設送りになるところ、ドゥバリ軍団が襲ってきたんですが…。


覚醒したジーンが仲間を守りつつ、皆殺しにしてくれるのです。


そして数日後、パリ上空に不思議な飛行体が発見された(唐突なタメ口)。


鳥のような形に見えるが、「フリー素材ではないか?」というコメントもあった(カラパイア風に)。



なんか、本作ったら「X-MEN映画の中でも最低のオープニング成績」だったそうで… (´・ω・`) ウーン 正直、僕みたいにあまり期待してなかった人が多かったんじゃないかなぁと。それに内容も実際、「完璧な出来!m9・∀・) ビシッ」というワケではなくて。ハッキリ言って、マグニートーは相変わらず短絡的だし(いくらミスティークの復讐だとは言え、ジーンを殺そうとするくだりは「またそれですか?(゚Д゚)」って思っちゃった。コミュニティのことも考えろよ)、クイックシルバーは即退場しちゃうし(マグニートーとの親子関係は掘り下げないの?)、プロフェッサーXの幼いジーンへの所業もどうかと思ったし…(ちゃんと言葉を選んで事情を話せばいいだろ)。何よりもドゥバリ帝国やらエネルギー体やらの唐突感&説明不足感が半端ないというか(マーベルユニバースで宇宙人は当たり前だけど、X-MENの映画シリーズでは初めてでは?)。このドゥバリ星人、人間を下等生物だと見下すほどスゴい人たちの割には、好戦的なせいでドンドン死んでいくから、ごめんなさい、バカにしか見えなかったです。


クイックシルバー、ここから大ケガ→リタイアだもんなぁ。アクション的に扱いづらいんでしょうけど。



ただ、それを補ってあまりあるほど戦闘シーンが好きでした (´∀`) スキヨ X-MEN vs マグニートーたちのチームバトルはもちろんのこと、クライマックスの列車バトルが最高でしてね…(しみじみ)。超能力を使った戦闘は個人vs個人よりもやっぱり集団戦の方が映えるし、ドゥバリ星人は“人間に擬態したビジュアル”→異星人系の敵戦闘員にありがちな画一的な見た目じゃないのも良くて(要は人間がぶちのめされているように見えて愉快)、マグニートーが能力をいろいろと工夫して倒していくシーンは実に気持ちが良かったです。覚醒したジーンがダイナミックに列車を破壊するシーンも迫力があって(「かろうじて生きていた人や、列車を運転していた人とかは助けたのかな?」とは思ったけど)、「クライマックスは宇宙が舞台だったのを撮り直しした」そうですが(「キャプテン・マーベル」と似ちゃったからっぽい)、大正解だったのではないでしょうか。


マイケル・ファスベンダーのマグニートー、相変わらずカッコ良かったです。


護送列車が銀河鉄道っぽくクラッシュするシーンも良かったし、撮り直して良かったとは思いつつも…。


正直、「ファンタスティック・フォー」みたいなクライマックスも観てみたかったというアンビバレントなアタシ。
次回作に御期待ください。


そして何よりもサイクロップスが活躍していたのが良かった!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ! このキャラクターはこれまで「X-MEN」「X-MEN2」「X-MEN ファイナルデシジョン」「ウルヴァリン X-MEN ZERO」「X-MEN フューチャー&パスト」「X-MEN アポカリプス」の6作品に登場していますが、今までの1作品における最大オプティックブラスト「7発」だったのです。


「X-MEN」より。4発目と5発目は同じカットを使い回してました。


「X-MEN2」、敵に拉致&洗脳されちゃうから、あまり役に立ってないんですよね…。


3作目の「ファイナル・デシジョン」では湖に向けた一発だけ(この後、すぐ死ぬ)。


「ウルヴァリン X-MEN ZERO」、出番が少ない割には2発も観られたのはラッキーかな。


「フューチャー&パスト」ではラストにカメオ出演するだけで不発。


前作「アポカリプス」では1作目と同じ数ながらも出している時間が長くて、大活躍でした。



さて、今回の「ダークフェニックス」でサイクロップスが放ったオプティックブラストが何発だったかというと、「32発」でございます (´∀`=) ウフフ 内訳は、宇宙空間で1発、ニューヨークのチーム戦で17発、列車での戦闘で14発となっていて(1〜2発の誤差はあるかもしれませんが)、「アポカリプス」の時のような出しっぱなしはなかったものの、少なくとも前作の4倍は出しているワケで。ビーム好きの僕としてはそれだけで満足した…って、伝わりますかね(伝わってなさそうな文章)。


タイ・シェリダン演じるサイクロップス、頑張ってましたな。



その他、ジーンとマグニートーによる「アポカリプス」の学園修復シーンと対比的なヘリを巡る超能力合戦は気が利いてたし、サイクロップスとジーンの触れ合いを描く姿勢は「ファイナル・デシジョン」より全然良かったし(ラストあたり、もう少しサイクロップスがジーンを想うシーンがほしい気持ちはあったけど)、ジーンが宇宙人どもを次々と塵に変えていく無双描写は好みだったし、「キャプテン・マーベル」に続く女性主人公のヒーロー映画というのも良いし、吹替版もまったく違和感がなくて良かったし…。そりゃあ映画としてはアレかもしれませんけど(汗)、エンタメアクション映画としてはスゲー楽しかったです (・∀・) ヨカッタ! 予想以上にオプティックブラストがたくさん観られたので、今回の点数は90ビーム。本当にうれしかったのでね、これから「X-MENのミュータント能力は、誰のが一番ほしい?」と聞かれたら、ゲームっぽい口調で「オプティックブラスト!m9Д) ビシッ」と回答しようと思います。おしまい。




内容は結構違う、本作の原作コミック。「マーヴルクロス」で連載されてましたな〜。



デジタル版のサントラでございます。



「X-MEN」映画シリーズの前作。僕の感想はこんな感じ



最初の「ダーク・フェニックス」映画化作品。言いたいことはかなりあります。



「週刊文春」による特集号。「ケトル VOL.49」でも特集しております。



今のところ、一番好きな「X-MEN映画」はこれですかね。僕の感想はこんな感じ