レゴ® ムービー2(字幕版)(ネタバレ)
レゴ® ムービー2(字幕版)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191211/23/kamiyamaz/86/03/j/o0453064014669887299.jpg?caw=800)
原題:The Lego Movie 2: The Second Part
2019/アメリカ 上映時間107分
監督:マイク・ミッチェル
製作:ダン・リン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、ロイ・リー、ジンコ・ゴトー
製作総指揮:ジル・ウィルファート、キース・マローン、マシュー・アシュトン、クリス・マッケイ、ザレー・ナルバンディアン、ライアン・ハルプリン、ウィル・アレグラ、クリス・レイヒー
原案:マシュー・フォーゲル
脚本:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
美術:パトリック・マーク・ハネンバージャー
編集:クレア・ナイト
音楽:マーク・マザースボウ
音楽監修:キアー・レーマン
アニメーション監督:トリシャ・ガム
声の出演:クリス・プラット、エリザベス・バンクス、ウィル・アーネット、ティファニー・ハディッシュ、ステファニー・ベアトリス、アリソン・ブリー、ニック・オファーマン、チャーリー・デイ、マーヤ・ルドルフ、ウィル・フェレル、ジェイドン・サンド、ブルックリン・プリンス、チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル、ジェイソン・モモア、コビー・スマルダース、アイク・バリンホルツ、レイフ・ファインズ、ウィル・フォーテ、ジミー・O・ヤン、ヨーマ・タコンヌ、ブルース・ウィリス、マイク・ミッチェル、クリストファー・ミラー
声の出演(吹替版):森川智之、沢城みゆき、山寺宏一
パンフレット:★★★(720円/豆知識のコーナーが好き。馴れ馴れしい文体が好き)
(あらすじ)
ブロックシティが襲われた恐ろしい事件から数年後、平和な日常が続いていた街に謎の宇宙人が現れたことをきっかけに、ブロックシティはすっかり荒廃し、誰もがすさんでしまう。そんな中で、エメットだけは相変わらず明るく、ごくフツーの日常を過ごしていた。しかし、ルーシーやバットマンといった仲間たちが宇宙人にさらわれてしまい、エメットは仲間たちとの日常を取り戻すため宇宙へと飛び出し、ミュージカル好きなクイーンが支配する惑星へとやってくる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
※今回は、当然ながら前作「LEGO(R) ムービー」
のネタバレも全開なんですが、1作目はマジでネタバレを知らない方が100パーセント楽しめるので、未見の方は観てから読んで!
※本作については「モンキー的映画のススメ」さんの記事が良かったので、読んでみて!
ああん、スゲー今さらですけど(汗)、3月に公開されて5月に観た映画の感想を12月中旬にアップしておきますね。「2019年3月公開で観たい映画の覚え書き」では「絶対観る」の印を付けたものの、いろいろと忙しいし、そもそも「前作
で完結してる話じゃね? (゚⊿゚)」的に思うところもあって、非常に観る気が失せていたんですが、しかし。4月5日放送の「ムービーウォッチメン」のリスナーカプセルに選ばれた→今年もリスナーカプセルに入った作品を鑑賞しているので、やっぱり観ることに決定。5月2日、吉祥寺で「ウトヤ島、7月22日」を観てから、新宿ピカデリーでハシゴ鑑賞いたしました。1作目より好きだったカモ (・∀・) カモ!
7番スクリーン、お客さんがそこそこ入っていたような、入っていなかったような…(うろ覚え)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191212/01/kamiyamaz/09/a4/j/o0320024014670010662.jpg?caw=800)
劇中の時系列を無視しながらあらすじを適当かつ雑に書いておくと、前作の直後(=実写パートの息子が父親と仲良くなったら、妹がLEGOの世界にデュプロで参戦してくるエンド)からスタートしましてね。ブロックシティに“わがまま女王軍団”が襲来→戦争が勃発して、舞台が5年後に移ると、街はすっかり荒廃して「マッドマックス 怒りのデスロード」のような世界になってまして。さらに女王の部下・メイヘム将軍がやってきて、ルーシーやバットマンらが拉致されちゃうから大変ですよ。で、「アルママゲドン」によって世界が破滅するという予知夢を見たエメットは、ルーシーたちを救うために女王がいる惑星に向かうも即ピンチに陥るんですが、“宇宙一のタフガイ”レックス・デンジャーベストが救出! 彼に感化されたエメットは、奥義“怒りの一撃”(勝手な命名)をマスターすると、洗脳されたルーシーたちを救う&「アルママゲドン」の発動を防ぐために、わがまま女王とバットマンの結婚式の最中に惑星を破壊してしまうのです。
衝撃的だった1作目のラスト。今回はここから始まってましたよ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191216/16/kamiyamaz/b4/01/p/o0408022714679882175.png?caw=800)
ところが! 実は映画冒頭から「兄妹、仲良く遊ぶのYO!川`Д´)ノ」と母親に叱責されるも妹に優しくできない兄の実写パートが入っていましてね。「アルママゲドン」とは「ママが兄に怒って、LEGOで遊べなくなる事態」のことだったのです。そしてレックスの正体は“やさぐれたエメット”であり、エメットの運命を変えるために未来から来ていた…ってな調子。で、あーだこーだあって、実写パートで兄妹が仲良く遊ぶと同時に、エメットはルーシーたちに救われたことでやさぐれない→レックスも消失しまして。LEGOとデュプロが楽しく共存する世界が映ると、エンドクレジットが流れて終わったんじゃないかな、たぶん(うろ覚え)。
エンドクレジットを賛美するEDソングには爆笑しました↓ 訳が流れないのが残念… (´・ω・`) ウーン
そりゃあ、前作の方が作品として良く出来ているとは思っていまして。「LEGOで遊んでいる現実の少年と父親の物語だった」というサプライズ部分だけでなく、テーマとLEGOが上手く融合していた…ってのは誰もが頷くところではないでしょうか ( ・ω・) ウンウン 本作も「他者との交流」をLEGOとデュプロという「同じではあるけど違う部分もあるオモチャ」で例えていたのはさすがだけど、さらに「エメットのマッチョ化問題」を盛り込んでしまった分、「現実とLEGO世界の相互作用」という部分では、なかなか無理がある話じゃないかなぁと(前作のエメットは、まだ現実の少年とリンクしてたと思う)。それと、ごめんなさい、仕方ないことではありますが、「アルママゲドン」というド直球なネーミングによって、「これから起こる事態」が容易に想像できちゃったのも少し興が削がれましたよ。
鑑賞中、この末堂厚気分になった人も少なくないのでは(「グラップラー刃牙」より)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191216/16/kamiyamaz/ae/36/p/o0349022714679898439.png?caw=800)
ただ、僕的には「エメットのマッチョ化問題」がツボに入ったというか。なんて言うんですかね、僕も小さいころから「男らしくない自分」と「男らしくあれという周囲の目」とのギャップに悩まされることが多くて。何度も心を折られて、辟易しているものの、ずっとそういう世界で生きてきた分、全否定できない気持ちもあり、「男らしさ」について考えると知恵熱が出てくるレベルなんですけれども。こういう「子どもが観る作品」で、ちゃんと「別に男らしくある必要はないんだよ (´∀`) イインダヨ」と夜回り先生ライクに優しくわかりやすく伝えるのは素晴らしいことだなって。そういう点でかなり好きな作品でしたねぇ…(しみじみ)。その他、「本物のLEGOが動いている!Σ(゚д゚)」と思わせるCGアニメのクオリティがハンパではないのはもちろんのこと、ギャグや小ネタの数々も愉快だったし(ブルース・ウィリスが出てくるシーンが好き)、劇中歌も良く出来ているし、映画代分は十分楽しめた次第。
この「頭から離れない音楽」とか、最高でしたよ。
ということで、映画としては1作目の方が上だとは思いつつも、なかなか悪くない続編だと思ったり (・∀・) タリ! もうすっかり配信&レンタルが始まっているのでね、興味がある方はぜひ観てみてくださいな。おしまい。
すでに配信中でソフトも販売中なのです (´∀`) アラアラ
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デジタル盤のサントラでございます。輸入CD盤
やスコア盤もあります。
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フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督による前作。僕の感想はこんな感じ。
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僕が「レゴ要素自体が合わない」ことに気づいたバットマン映画。僕の感想はこんな感じ。
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本作のゲームが出てましたよ。まぁ、やることはなさそうですな。
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大好きなマイク・ミッチェル監督作。僕の感想はこんな感じ…。
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原題:The Lego Movie 2: The Second Part
2019/アメリカ 上映時間107分
監督:マイク・ミッチェル
製作:ダン・リン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、ロイ・リー、ジンコ・ゴトー
製作総指揮:ジル・ウィルファート、キース・マローン、マシュー・アシュトン、クリス・マッケイ、ザレー・ナルバンディアン、ライアン・ハルプリン、ウィル・アレグラ、クリス・レイヒー
原案:マシュー・フォーゲル
脚本:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
美術:パトリック・マーク・ハネンバージャー
編集:クレア・ナイト
音楽:マーク・マザースボウ
音楽監修:キアー・レーマン
アニメーション監督:トリシャ・ガム
声の出演:クリス・プラット、エリザベス・バンクス、ウィル・アーネット、ティファニー・ハディッシュ、ステファニー・ベアトリス、アリソン・ブリー、ニック・オファーマン、チャーリー・デイ、マーヤ・ルドルフ、ウィル・フェレル、ジェイドン・サンド、ブルックリン・プリンス、チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル、ジェイソン・モモア、コビー・スマルダース、アイク・バリンホルツ、レイフ・ファインズ、ウィル・フォーテ、ジミー・O・ヤン、ヨーマ・タコンヌ、ブルース・ウィリス、マイク・ミッチェル、クリストファー・ミラー
声の出演(吹替版):森川智之、沢城みゆき、山寺宏一
パンフレット:★★★(720円/豆知識のコーナーが好き。馴れ馴れしい文体が好き)
(あらすじ)
ブロックシティが襲われた恐ろしい事件から数年後、平和な日常が続いていた街に謎の宇宙人が現れたことをきっかけに、ブロックシティはすっかり荒廃し、誰もがすさんでしまう。そんな中で、エメットだけは相変わらず明るく、ごくフツーの日常を過ごしていた。しかし、ルーシーやバットマンといった仲間たちが宇宙人にさらわれてしまい、エメットは仲間たちとの日常を取り戻すため宇宙へと飛び出し、ミュージカル好きなクイーンが支配する惑星へとやってくる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
※今回は、当然ながら前作「LEGO(R) ムービー」
※本作については「モンキー的映画のススメ」さんの記事が良かったので、読んでみて!
ああん、スゲー今さらですけど(汗)、3月に公開されて5月に観た映画の感想を12月中旬にアップしておきますね。「2019年3月公開で観たい映画の覚え書き」では「絶対観る」の印を付けたものの、いろいろと忙しいし、そもそも「前作
7番スクリーン、お客さんがそこそこ入っていたような、入っていなかったような…(うろ覚え)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191212/01/kamiyamaz/09/a4/j/o0320024014670010662.jpg?caw=800)
劇中の時系列を無視しながらあらすじを適当かつ雑に書いておくと、前作の直後(=実写パートの息子が父親と仲良くなったら、妹がLEGOの世界にデュプロで参戦してくるエンド)からスタートしましてね。ブロックシティに“わがまま女王軍団”が襲来→戦争が勃発して、舞台が5年後に移ると、街はすっかり荒廃して「マッドマックス 怒りのデスロード」のような世界になってまして。さらに女王の部下・メイヘム将軍がやってきて、ルーシーやバットマンらが拉致されちゃうから大変ですよ。で、「アルママゲドン」によって世界が破滅するという予知夢を見たエメットは、ルーシーたちを救うために女王がいる惑星に向かうも即ピンチに陥るんですが、“宇宙一のタフガイ”レックス・デンジャーベストが救出! 彼に感化されたエメットは、奥義“怒りの一撃”(勝手な命名)をマスターすると、洗脳されたルーシーたちを救う&「アルママゲドン」の発動を防ぐために、わがまま女王とバットマンの結婚式の最中に惑星を破壊してしまうのです。
衝撃的だった1作目のラスト。今回はここから始まってましたよ。
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ところが! 実は映画冒頭から「兄妹、仲良く遊ぶのYO!川`Д´)ノ」と母親に叱責されるも妹に優しくできない兄の実写パートが入っていましてね。「アルママゲドン」とは「ママが兄に怒って、LEGOで遊べなくなる事態」のことだったのです。そしてレックスの正体は“やさぐれたエメット”であり、エメットの運命を変えるために未来から来ていた…ってな調子。で、あーだこーだあって、実写パートで兄妹が仲良く遊ぶと同時に、エメットはルーシーたちに救われたことでやさぐれない→レックスも消失しまして。LEGOとデュプロが楽しく共存する世界が映ると、エンドクレジットが流れて終わったんじゃないかな、たぶん(うろ覚え)。
エンドクレジットを賛美するEDソングには爆笑しました↓ 訳が流れないのが残念… (´・ω・`) ウーン
そりゃあ、前作の方が作品として良く出来ているとは思っていまして。「LEGOで遊んでいる現実の少年と父親の物語だった」というサプライズ部分だけでなく、テーマとLEGOが上手く融合していた…ってのは誰もが頷くところではないでしょうか ( ・ω・) ウンウン 本作も「他者との交流」をLEGOとデュプロという「同じではあるけど違う部分もあるオモチャ」で例えていたのはさすがだけど、さらに「エメットのマッチョ化問題」を盛り込んでしまった分、「現実とLEGO世界の相互作用」という部分では、なかなか無理がある話じゃないかなぁと(前作のエメットは、まだ現実の少年とリンクしてたと思う)。それと、ごめんなさい、仕方ないことではありますが、「アルママゲドン」というド直球なネーミングによって、「これから起こる事態」が容易に想像できちゃったのも少し興が削がれましたよ。
鑑賞中、この末堂厚気分になった人も少なくないのでは(「グラップラー刃牙」より)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191216/16/kamiyamaz/ae/36/p/o0349022714679898439.png?caw=800)
ただ、僕的には「エメットのマッチョ化問題」がツボに入ったというか。なんて言うんですかね、僕も小さいころから「男らしくない自分」と「男らしくあれという周囲の目」とのギャップに悩まされることが多くて。何度も心を折られて、辟易しているものの、ずっとそういう世界で生きてきた分、全否定できない気持ちもあり、「男らしさ」について考えると知恵熱が出てくるレベルなんですけれども。こういう「子どもが観る作品」で、ちゃんと「別に男らしくある必要はないんだよ (´∀`) イインダヨ」と夜回り先生ライクに優しくわかりやすく伝えるのは素晴らしいことだなって。そういう点でかなり好きな作品でしたねぇ…(しみじみ)。その他、「本物のLEGOが動いている!Σ(゚д゚)」と思わせるCGアニメのクオリティがハンパではないのはもちろんのこと、ギャグや小ネタの数々も愉快だったし(ブルース・ウィリスが出てくるシーンが好き)、劇中歌も良く出来ているし、映画代分は十分楽しめた次第。
この「頭から離れない音楽」とか、最高でしたよ。
ということで、映画としては1作目の方が上だとは思いつつも、なかなか悪くない続編だと思ったり (・∀・) タリ! もうすっかり配信&レンタルが始まっているのでね、興味がある方はぜひ観てみてくださいな。おしまい。
すでに配信中でソフトも販売中なのです (´∀`) アラアラ
デジタル盤のサントラでございます。輸入CD盤
フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督による前作。僕の感想はこんな感じ。
僕が「レゴ要素自体が合わない」ことに気づいたバットマン映画。僕の感想はこんな感じ。
本作のゲームが出てましたよ。まぁ、やることはなさそうですな。
大好きなマイク・ミッチェル監督作。僕の感想はこんな感じ…。