シュレック フォーエバー(3D・吹替版)(ネタバレ)
シュレック フォーエバー(3D・吹替版)
原題:SHREK FOREVER AFTER
2010/アメリカ 上映時間93分
監督:マイク・ミッチェル
製作総指揮:ジェフリー・カッツェンバーグ
声の出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース、ラリー・キング、ウォルト・ドーン
吹替版:浜田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人、劇団ひとり
(あらすじ)
子宝にも恵まれ幸せでのどかな毎日を過ごすシュレック一家だったが、シュレックは怪物として過ごしていた自由な日々を懐かしんでいた。そんな時、「遠い遠い国」の王座を長い間狙っていたペテン師の魔法使いランプルスティルスキンのワナにはまり、ある契約書にサインしたシュレックは、異次元の世界に飛ばされてしまい……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
91点
「なめんなよ」ということばがある。
「激!! 極虎一家」より。「アオイホノオ」でも素晴らしい形で引用されてましたな。
「舐めんなよ」という言葉がありますよね。昨年、8月に「ヒックとドラゴン」を観た時、「シュレック・フォーエバー日本限定特別版」なる長めの予告編が流れまして。正直、僕はすっかり“全部観た気分”になってたワケですよ。一応、シリーズをずっと観てきてたから、前売り券を買ってありましたけど、ちょっと上から目線でヤレヤレ的な心境というか。だって、良さげなシーンはほとんど観ちゃった気分だし、話の展開も予想できちゃうんだもの。
しかも、いろいろな都合があって、今回観ることになったのは吹替版。馴染んでる人もいるんでしょうけど、僕はずっと字幕版を観てきたんですよね…。ってことで、僕的には「それなりに面白いんだろうけどさ(苦笑)」「まぁ、付き合いというか、もう惰性だよね ┐(´ー`)┌ヤレヤレ」的な、非常に舐めた気持ちで新宿ピカデリーに向かったんですが…。すみません、スゲー面白かったです! その時の僕の置かれた状況、精神状態、体調、スタミナ、装備など様々な要素が影響し合っての、あくまで個人的な評価ではあるんですが、本当に良い映画であり、良いシリーズだったなぁと心から思いましたね…。「シュレック」シリーズはすべて映画館で観てきましたが、今までで一番好きな作品になりました。
とりあえずメチャメチャ舐め腐っていた自分のことはそっと棚に上げておいて、「『シュレック・フォーエバー日本限定特別版』で映画の中身なんてほとんど分かっちゃったじゃんw」と思っている人に言いたい。「本当にほとんど分かったのか?」と。アナタは本当にほとんど分かっているんですか? 「その“ほとんど”って何だ?」と。僕が大好きな格闘技漫画「グラップラー刃牙」で例えると、「アナタは天内悠選手と対戦した時の山本稔選手になってませんか?」と思うワケですよ。
“地上最強の生物”範馬勇次郎のお墨付きとして登場した天内悠選手。一見、優男風だけど強敵っぽい…。
でも、対戦する山本稔選手は自信満々だ!
天内悠選手の試合前のデモンストレーション(コンクリートの床を踏み抜く)を思い出して…。
「相手はジャンプしてからの打撃技でくるだろうから、捕まえればいいや」と安易な発想。
実際に戦ってみると、空中から踏まれまくって、捕まえるどころか何もできない!
最後はこんな感じに…。
いいですか、天内悠選手(「シュレック フォーエバー」)は、あの範馬勇次郎のお墨付き(今まで人気シリーズを手掛けてきたジェフリー・カッツェンバーグのプロデュース作品)なんですから、試合前にちょっと派手めのデモンストレーション(ちょっと長めの予告編)を見ただけで、「相手の技がジャンプしてから→打撃系」と分析できているから何とかなるだろう(ほとんど内容が予想できているからつまらないだろう)と判断するのはあまりにも早計というか。
映画を振り返ってみると、「天内悠選手が“ジャンプしてからの技”をデモンストレーションで見せようとした→実際の試合でも使った」ように、確かに展開はほぼ「日本限定特別版」通りではあるんですよ。でも、実際に味わってみると、その破壊力が桁外れであり、結局、顔面を踏み抜かれてしまったワケです…。ってことで、ちょっと長めの予告編を観たからって、すっかり本編を観た気になって相手を舐めるなんてダメ絶対! もしこのブログを読んでいる方でそんな考えの人がいたら、猛省して即劇場に行ってほしいところですな!(偉そうな口調で)
…なんかどうでも良い感じの前置きが長くなってしまいましたが、とりあえず感想を書きますね。序盤は、「日本限定特別版」でも観たような感じで、平和かつ平凡なシュレック一家の日常生活が“誰もが狂気に追い込まれそうな感じ”で何度も繰り返されるワケですが、それが本編ではさらにエスカレートしてて驚いた&面白かったです。その他、「日本限定特別版」では見られなかった“イチイチ入れられる小ネタ”も普通に愉快だし、シリーズ初の3Dも思ってたより効果的な感じで悪くなかったりして(3Dって、実写よりCGアニメとの方がはるかに相性が良い気がします)。
で、僕的にグッときたのがオーガ軍団ですよ(not イナズマイレブン)。いくらシュレックが生まれてない世界だからって、いきなり他のオーガたちが出てくるのは唐突な感もありましたけど、ああいうマッチョな集団は大好きなので、観ているだけで非常に燃えました。最後の戦いでシュレックとフィオナを救いに来たあたりは、“燃え”による涙で画面がぼやけてしまって…。いや、彼らは非常に良かったですな。
ただ、僕がなんで今回の「シュレック フォーエバー」に感動させられたのかというと、彼の“家庭生活が面倒くさくなっている状態”に恐ろしく感情移入してしまったからなんですね。というのは、まだ僕と奥さんの間に子どもはいませんが(もうすぐ結婚7年目)、それでも付き合っていたころとは全然違っていて、2人で“家庭”を作るためにやらなきゃいけないことは増えるし、自由だって制限されてしまうじゃないですか(僕は結構好き勝手に行動している方ではありますが)。
僕はかなり奥さんLOVEな男だし(でも、もし浮気するチャンスが来たら…“それを逃さない気持ち”がないとは言いませんよ ( ̄ー ̄)ニヤリ)、今の状況に満足はしてるんですけど、たまに“夜通しゲームをやって、コントローラを握りながら寝てしまった日”のことなどを思い出すと、ちょっと懐かしくなったりもするワケで。シュレックのあまりに迂闊すぎる契約振りには腹が立ちましたけど(そもそも1作目のシュレックはみんなに怖がられることを楽しんだりしてなかったような?)、大人になりきれていない中年男性の僕的にはその気持ちにスゲー共感してしまったりもして…。
だからこそ、この映画を観てあらためて「今、奥さんがいなくなったら、ヒザを抱えて布団の中で丸まりながら泣く日々が再開される」ということを再認識させられたというか。ベタな話ですけど、人間、失って初めて何でもないようなことが幸せだったと思うんですよね。僕もとりあえず失う前に気付けて非常に助かりました…。
そして、そんな僕が何よりも泣けたのは、最後にシュレックがフィオナに言う台詞。クライマックスの展開を適当に書くと、「生まれていない世界では1日しか行動できないということで、ランプルスティルスキンを倒したものの、消滅してしまうシュレック→消えかかっているシュレックにフィオナがキス→愛する人とキスをするとランプルスティルスキンとの契約が解除されるということで、元の世界に戻るシュレック→めでたしめでたし」って感じでして。今までの生活のありがたみを実感したシュレックはフィオナに「オレが君を『塔から救出した』とずっと思ってたけど、救われたのはオレの方だったんだ」みたいなことを言うんですね。もうね、その瞬間、号泣というか、「僕も! 僕も救われてた!」と心から思いまして(僕の方はもともと奥さんを救った気はしてませんが)。
さっきも書きましたけど、奥さんと出会う前の自分を思い出すと、毎晩ションボリしていた気がします。結婚願望はなくなっていたものの、東京には友達もいないし(まぁ、地元は横浜なので、帰ろうと思えばすぐ帰れるんですが)、1人暮らしが寂しくて寂しくて…。「これが東京砂漠か! これが東京砂漠か!」と。そんな状況から救い出してくれたのが奥さんだったんですね。僕はシュレックのおかげで、あらためて奥さんのありがたみを思い出しましたよ。たまに優しい奥さんに感謝! そして、ありがとうシュレック!
ということで、「カラフル」の時のような“合ってるんだか合ってないんだか分からない微妙な例え話”をダラダラと書いた挙句(そもそも「山本稔選手が天内悠選手をそんなに舐めていたか?」という疑問も残る…って、自分で書いたんですが)、「結局、ノロケ話かよ ( ゚д゚)、ペッ」って感じになっちゃってすみません…。「フィオナを救うことで自分が救われていた」ってのは、1作目からでも少しは感じ取れることではありますけど、僕的には「シリーズ最終作にふさわしい大団円だったなぁ」と感動しましたよ。
アラもあるのかもしれませんが、最後に耳を鳴らすという伏線の回収っぷりも気が利いてたし、本当に好きな映画でした。かなり贔屓目で見てますが、とりあえず「3」よりは面白いと思うので、今まで「シュレック」シリーズを観て来た人は、一応、劇場へ行った方が良いと思いますぞ。ちなみに日本語の吹替は、最初はちょっと抵抗あったけど、途中からはそんなに気にならなくなってたので、「字幕じゃないと…」とそんなにこだわらなくても良いかもしれませんが、本当に気になる人はやっぱりこだわった方が良いかもしれませんな(投げやりな言い方で)。
記念すべき1作目。あのオチにはビックリしました。
シュレック [DVD]
2作目。“長靴をはいた猫”のキャラクター設定をした人はスゴいと思う。
シュレック2 スペシャル・エディション [DVD]
3作目。愉快なところもあるんですけど、僕的にはちょっとイマイチだったかな…。
シュレック3 スペシャル・エディション [DVD]
原題:SHREK FOREVER AFTER
2010/アメリカ 上映時間93分
監督:マイク・ミッチェル
製作総指揮:ジェフリー・カッツェンバーグ
声の出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース、ラリー・キング、ウォルト・ドーン
吹替版:浜田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人、劇団ひとり
(あらすじ)
子宝にも恵まれ幸せでのどかな毎日を過ごすシュレック一家だったが、シュレックは怪物として過ごしていた自由な日々を懐かしんでいた。そんな時、「遠い遠い国」の王座を長い間狙っていたペテン師の魔法使いランプルスティルスキンのワナにはまり、ある契約書にサインしたシュレックは、異次元の世界に飛ばされてしまい……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
91点
「なめんなよ」ということばがある。
「激!! 極虎一家」より。「アオイホノオ」でも素晴らしい形で引用されてましたな。
「舐めんなよ」という言葉がありますよね。昨年、8月に「ヒックとドラゴン」を観た時、「シュレック・フォーエバー日本限定特別版」なる長めの予告編が流れまして。正直、僕はすっかり“全部観た気分”になってたワケですよ。一応、シリーズをずっと観てきてたから、前売り券を買ってありましたけど、ちょっと上から目線でヤレヤレ的な心境というか。だって、良さげなシーンはほとんど観ちゃった気分だし、話の展開も予想できちゃうんだもの。
しかも、いろいろな都合があって、今回観ることになったのは吹替版。馴染んでる人もいるんでしょうけど、僕はずっと字幕版を観てきたんですよね…。ってことで、僕的には「それなりに面白いんだろうけどさ(苦笑)」「まぁ、付き合いというか、もう惰性だよね ┐(´ー`)┌ヤレヤレ」的な、非常に舐めた気持ちで新宿ピカデリーに向かったんですが…。すみません、スゲー面白かったです! その時の僕の置かれた状況、精神状態、体調、スタミナ、装備など様々な要素が影響し合っての、あくまで個人的な評価ではあるんですが、本当に良い映画であり、良いシリーズだったなぁと心から思いましたね…。「シュレック」シリーズはすべて映画館で観てきましたが、今までで一番好きな作品になりました。
とりあえずメチャメチャ舐め腐っていた自分のことはそっと棚に上げておいて、「『シュレック・フォーエバー日本限定特別版』で映画の中身なんてほとんど分かっちゃったじゃんw」と思っている人に言いたい。「本当にほとんど分かったのか?」と。アナタは本当にほとんど分かっているんですか? 「その“ほとんど”って何だ?」と。僕が大好きな格闘技漫画「グラップラー刃牙」で例えると、「アナタは天内悠選手と対戦した時の山本稔選手になってませんか?」と思うワケですよ。
“地上最強の生物”範馬勇次郎のお墨付きとして登場した天内悠選手。一見、優男風だけど強敵っぽい…。
でも、対戦する山本稔選手は自信満々だ!
天内悠選手の試合前のデモンストレーション(コンクリートの床を踏み抜く)を思い出して…。
「相手はジャンプしてからの打撃技でくるだろうから、捕まえればいいや」と安易な発想。
実際に戦ってみると、空中から踏まれまくって、捕まえるどころか何もできない!
最後はこんな感じに…。
いいですか、天内悠選手(「シュレック フォーエバー」)は、あの範馬勇次郎のお墨付き(今まで人気シリーズを手掛けてきたジェフリー・カッツェンバーグのプロデュース作品)なんですから、試合前にちょっと派手めのデモンストレーション(ちょっと長めの予告編)を見ただけで、「相手の技がジャンプしてから→打撃系」と分析できているから何とかなるだろう(ほとんど内容が予想できているからつまらないだろう)と判断するのはあまりにも早計というか。
映画を振り返ってみると、「天内悠選手が“ジャンプしてからの技”をデモンストレーションで見せようとした→実際の試合でも使った」ように、確かに展開はほぼ「日本限定特別版」通りではあるんですよ。でも、実際に味わってみると、その破壊力が桁外れであり、結局、顔面を踏み抜かれてしまったワケです…。ってことで、ちょっと長めの予告編を観たからって、すっかり本編を観た気になって相手を舐めるなんてダメ絶対! もしこのブログを読んでいる方でそんな考えの人がいたら、猛省して即劇場に行ってほしいところですな!(偉そうな口調で)
…なんかどうでも良い感じの前置きが長くなってしまいましたが、とりあえず感想を書きますね。序盤は、「日本限定特別版」でも観たような感じで、平和かつ平凡なシュレック一家の日常生活が“誰もが狂気に追い込まれそうな感じ”で何度も繰り返されるワケですが、それが本編ではさらにエスカレートしてて驚いた&面白かったです。その他、「日本限定特別版」では見られなかった“イチイチ入れられる小ネタ”も普通に愉快だし、シリーズ初の3Dも思ってたより効果的な感じで悪くなかったりして(3Dって、実写よりCGアニメとの方がはるかに相性が良い気がします)。
で、僕的にグッときたのがオーガ軍団ですよ(not イナズマイレブン)。いくらシュレックが生まれてない世界だからって、いきなり他のオーガたちが出てくるのは唐突な感もありましたけど、ああいうマッチョな集団は大好きなので、観ているだけで非常に燃えました。最後の戦いでシュレックとフィオナを救いに来たあたりは、“燃え”による涙で画面がぼやけてしまって…。いや、彼らは非常に良かったですな。
ただ、僕がなんで今回の「シュレック フォーエバー」に感動させられたのかというと、彼の“家庭生活が面倒くさくなっている状態”に恐ろしく感情移入してしまったからなんですね。というのは、まだ僕と奥さんの間に子どもはいませんが(もうすぐ結婚7年目)、それでも付き合っていたころとは全然違っていて、2人で“家庭”を作るためにやらなきゃいけないことは増えるし、自由だって制限されてしまうじゃないですか(僕は結構好き勝手に行動している方ではありますが)。
僕はかなり奥さんLOVEな男だし(でも、もし浮気するチャンスが来たら…“それを逃さない気持ち”がないとは言いませんよ ( ̄ー ̄)ニヤリ)、今の状況に満足はしてるんですけど、たまに“夜通しゲームをやって、コントローラを握りながら寝てしまった日”のことなどを思い出すと、ちょっと懐かしくなったりもするワケで。シュレックのあまりに迂闊すぎる契約振りには腹が立ちましたけど(そもそも1作目のシュレックはみんなに怖がられることを楽しんだりしてなかったような?)、大人になりきれていない中年男性の僕的にはその気持ちにスゲー共感してしまったりもして…。
だからこそ、この映画を観てあらためて「今、奥さんがいなくなったら、ヒザを抱えて布団の中で丸まりながら泣く日々が再開される」ということを再認識させられたというか。ベタな話ですけど、人間、失って初めて何でもないようなことが幸せだったと思うんですよね。僕もとりあえず失う前に気付けて非常に助かりました…。
そして、そんな僕が何よりも泣けたのは、最後にシュレックがフィオナに言う台詞。クライマックスの展開を適当に書くと、「生まれていない世界では1日しか行動できないということで、ランプルスティルスキンを倒したものの、消滅してしまうシュレック→消えかかっているシュレックにフィオナがキス→愛する人とキスをするとランプルスティルスキンとの契約が解除されるということで、元の世界に戻るシュレック→めでたしめでたし」って感じでして。今までの生活のありがたみを実感したシュレックはフィオナに「オレが君を『塔から救出した』とずっと思ってたけど、救われたのはオレの方だったんだ」みたいなことを言うんですね。もうね、その瞬間、号泣というか、「僕も! 僕も救われてた!」と心から思いまして(僕の方はもともと奥さんを救った気はしてませんが)。
さっきも書きましたけど、奥さんと出会う前の自分を思い出すと、毎晩ションボリしていた気がします。結婚願望はなくなっていたものの、東京には友達もいないし(まぁ、地元は横浜なので、帰ろうと思えばすぐ帰れるんですが)、1人暮らしが寂しくて寂しくて…。「これが東京砂漠か! これが東京砂漠か!」と。そんな状況から救い出してくれたのが奥さんだったんですね。僕はシュレックのおかげで、あらためて奥さんのありがたみを思い出しましたよ。たまに優しい奥さんに感謝! そして、ありがとうシュレック!
ということで、「カラフル」の時のような“合ってるんだか合ってないんだか分からない微妙な例え話”をダラダラと書いた挙句(そもそも「山本稔選手が天内悠選手をそんなに舐めていたか?」という疑問も残る…って、自分で書いたんですが)、「結局、ノロケ話かよ ( ゚д゚)、ペッ」って感じになっちゃってすみません…。「フィオナを救うことで自分が救われていた」ってのは、1作目からでも少しは感じ取れることではありますけど、僕的には「シリーズ最終作にふさわしい大団円だったなぁ」と感動しましたよ。
アラもあるのかもしれませんが、最後に耳を鳴らすという伏線の回収っぷりも気が利いてたし、本当に好きな映画でした。かなり贔屓目で見てますが、とりあえず「3」よりは面白いと思うので、今まで「シュレック」シリーズを観て来た人は、一応、劇場へ行った方が良いと思いますぞ。ちなみに日本語の吹替は、最初はちょっと抵抗あったけど、途中からはそんなに気にならなくなってたので、「字幕じゃないと…」とそんなにこだわらなくても良いかもしれませんが、本当に気になる人はやっぱりこだわった方が良いかもしれませんな(投げやりな言い方で)。
記念すべき1作目。あのオチにはビックリしました。
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2作目。“長靴をはいた猫”のキャラクター設定をした人はスゴいと思う。
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3作目。愉快なところもあるんですけど、僕的にはちょっとイマイチだったかな…。
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