デッドプール(字幕版)(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

デッドプール(字幕版)(ネタバレ)

※今回の記事は、非常にどうでも良い文章がダラッと書かれているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ!
※今回の記事は、ゲスな下ネタが書かれているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ!
※今回の記事は、「アストロ球団」「フェリスはある朝突然に」「127時間」のネタバレに触れているので、気をつけて!
※ちゃんとした感想や小ネタの数々が知りたい方は、カゲヒナタさんのブログとか小覇王さんのブログを読めばいいんじゃないかな。
※ムービーウォッチメンのリンクなどを追記しました(6/25)


<心底どうでも良い前書き!>

右手を痛めてしまって左手しか使えない→スゲー時間がかかるのでブログは更新しない予定だったんですが…。この記事をアップした直後から、「おやおや、所詮は趣味でやっているブログですな┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」「そんな理由で更新しないなんて、お里が知れますね ( ´_ゝ`) プッ」「こんなクソみたいなブログをわざわざ楽しみにしてくれる人がいるかもしれないのに、責任感ゼロだな!( ゚д゚) クソガ!「手がダメなら目で書け!m9`Д´) ビシッ」なんて声が聞こえてきましてね…(なんだか疲れている文章)。スゲー悔しくなりつつも、確かにせっかく日々読んでくれている方への責任も感じてしまったので、アッサリ塩味な感想をアップしておきますよ。

なんとなく「大人の責任」を貼っておきますね↓



基本的にアメコミ原作の映画は観る主義だし、昨年観た「ハッピーボイス・キラー」が結構良くてライアン・レイノルズに好感を抱いていたし、R指定のアクションというのも興味しんしん丸ということで、当然ながら鑑賞予定ではあったものの。なんて言うんですかね、ちょっとつまらない文章を書きますと、僕は「無責任を売りにする人」ってあまり好きじゃなくて。例えば「年金とか原発とか、誰もちゃんと責任を取らないまま、いつか破綻するんじゃないの?」といった社会派気取りの文章は置いとくとしても(よく理解できてないし (ノ∀`) テヘ)。小企業で常に責任を問われながら毎日必死に働いている小市民の僕的には、植木等さんの主演シリーズとかそれにインスパイアを受けたラノベ&アニメとか関ジャニ∞の歌とか浜端ヨウヘイさんのセカンドシングルとか、タイトルを見るだけで「お前は無責任でいいよな (`Δ´) ケッ」と敵意が湧く感じ…って、ごめんなさい、思いつきで書いてみただけなんですがー。まぁ、本作に関しては「どうせ面白いんでしょ?」感が強かったというか、「仕事が一段落したら『サウスポー』の次に観よう」ぐらいの期待値でして。公開日はあえて「レヴェナント」を観たりしたというね。

「無責任一代男」を貼っておきますね↓ こういう奴がこの世で一番憎い!ヽ(`Д´)ノ キィィィィッ!



だがしかし! 愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画となったのでね、仕方ないなぁと適当にネットを検索してみたら、なんと今さらながら大好きなジーナ・カラーノが出演していることに気付いたのです!∑(゚Д゚) ナンデスト! そうだ、そう言えば前にそんな情報を目にしていたはずなのに、最近の映画秘宝のデッドプール関連の情報は護身としてスルーしていたので、アタシったらすっかり忘れてた。次に彼女と劇場で会うのは「キックボクサー」のリメイクだと思い込んでた。もうね、このことを思い出してからは、早く大画面でジーナ・カラーノの活躍を観たくて仕方ないと同時に、愛する彼女のことを忘れるという“ファンとして無責任だった自分”が許せなくて。お詫びとして陰腹を切って劇場に行こうとするも、愛する妻子への責任を考えるとそれも出来ず…(眉唾な文章)。唐突に「デッドプールの野郎は無責任でいいよな ( ゚д゚)、ペッ」なんて無闇な敵意を燃やしながら、14日=TOHOシネマズデイを利用してTOHOシネマズ新宿に足を運んできたのでした。

撮影に使われたリュックが展示されてましたよ。
リュックの展示

9番スクリーンはほぼ満席。人気あるのね~。
9番スクリーン

映画とは関係ありませんが、僕に「陰腹」という言葉を教えてくれた伊集院大門の画像を貼っておきますね(「アストロ球団」より)。
伊集院大門の陰腹








デッドプール(字幕版)

デッドプール

原題:Deadpool
2016/アメリカ 上映時間108分
監督:ティム・ミラー
製作:サイモン・キンバーグ、ライアン・レイノルズ、ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮:スタン・リー、ジョン・J・ケリー、ジョナサン・コマック・マーティン、アディッティア・スード、レット・リース、ポール・ワーニック
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック
撮影:ケン・セング
美術:ショーン・ハワース
衣装:アンガス・ストラティー
編集:ジュリアン・クラーク
音楽:トム・ホルケンボルフ
視覚効果監修:ジョナサン・ロスバート
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクレイン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノ、ブリアナ・ヒルデブランド、ステファン・カピチッチ、レスリー・アガムズ、ジェド・リース、カラン・ソーニ
パンフレット:★★★★(720円/コラムと小ネタ解説が充実。東宝ステラ、頑張ってるなぁ)
(あらすじ)
好き勝手に悪い奴らをこらしめ、金を稼ぐヒーロー気取りな生活を送っていた元傭兵のウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)とも結婚を決意し、幸せの絶頂にいた矢先、ガンで余命宣告を受ける。謎の組織からガンを治せると誘われたウェイドは、そこで壮絶な人体実験を受け、驚異的な驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまう。ウェイドは、赤いコスチュームを身にまとった「デッドプール」となり、人体実験を施したエイジャックス(エド・スクレイン)の行方を追う。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


ジーナ・カラーノが100点でした (〃∇〃) スキヨ


なんとなく「ラムのラブソング」を貼っておきますね (^ε^) ウッフン




一応、雑にあらすじを書いておくと、恋人ヴァネッサにプロポーズした夜に倒れて末期ガンが発覚した元傭兵のウェイド・ウイルソンは、怪しい男の誘いに乗って研究所に行くと、変な注射を打たれる→ミュータント因子を発現させるためにハードな拷問を受けまして。ヒーリングファクター(回復能力)をゲットしてなんとか脱出するも、全身が醜い状態になってしまったため、手作りコスチュームを着用して「デッドプール」と名乗るようになったウェイドは、実験を担当していたエイジャックスを捕まえて治療させることにしましてね。捕まえたエイジャックスに逃げられちゃったり、恋人がさらわれたりとあーだこーだあった挙げ句、ラストはコロッサスの説教を無視してエイジャックスをアッサリ射殺すると、醜くなった素顔をヴァネッサにさらす→受け入れてもらって、めでたしめでたし。エンドクレジット後は「フェリスはある朝突然に」のオマージュをやりながら続編にはケーブルが出るっぽいことを言ってましたよ、確か。


せっかくラブラブだったのに、ウェイドったら末期ガンが発覚しちゃいまして。
末期ガンが発覚

エージェント・スミスっぽい男が治してくれるというので、話に乗りましてね。
エージェント・スミスっぽい男

こんな抗議をしながらエイジャックス(本名:フランシス)に変な注射をされると…。
コスチュームは緑にするな!

ハードな拷問がスタート! で、醜くなっちゃったので、元に戻してもらうべく奮闘するのでした(結局、無理なんですが)。
拷問の日々

ちなみに「フェリスはある朝突然に」のラストはこんな感じでございます。
フェリスのラスト


「ライアン・レイノルズが同じ役を『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でやってて~」とか「『グリーン・ランタン』が失敗して~」とか「ネットに流出した動画が話題になって~」といったネタに関してはパンフとか「映画秘宝」とかカゲヒナタさんのブログとかを読んでいただくとして。もうね、予想以上に僕好みの要素がいっぱいというか。まず、僕は“キッチリ殺してくれるヒーロー”が大好きであり、さらに本作はR-15指定ということで、切断した人間の頭部を蹴り飛ばして攻撃したり、撃たれた敵が脳漿をまき散らして死んだり、一部内臓っぽいものがはみだしたりと、なかなか残酷なアクションが繰り広げられるのでね、超楽しかった!ヽ(`Д´)ノ つーか、再生能力を活かした「127時間」風の手首切断脱出とかも面白かったし、「イースタン・プロミス」オマージュのフルチンバトルも愉快だったし、何よりも「殺す」「殺さない」的な面倒くさい葛藤がないのが非常に心地良かったです (´∀`) タノシー つーか、結構残酷なのに爽快に感じられる作り(※個人の感想です)というのはかなり難しいと思うので、これが長編デビューというティム・ミラー監督はスゴいと思ったり。


「1ショット3キル」とか、最高じゃないですかぁ~(急に馴れ馴れしく)。
1ショット3キル

「ザ・レイド GOKUDO」「スペシャルID 特殊身分」などでも繰り広げられていたカー(内)アクション、流行しそうですな(勝手なデマ)。
カー内アクション

切断した頭部をシュート! やっぱり残酷なアクションっていいね!(o^-')b ナイス!
頭部をシュート!

念のため、「イースタン・プロミス」のフルチンバトルを貼っておきますね。当ブログを読む方は要チェックの作品ですぞ。
サウナでフルチンバトル


あと、デカくて強いマッチョキャラが大好きなのでコロッサスが活躍したのは超うれしかったし、“ちょっと今どきな女の子”系ミュータントのネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)も可愛かったし、デッドプールの古くからの友人であるウィーゼル(T・J・ミラー)の“身も蓋もない対応”の数々も笑っちゃいましたね~。デッドプールの恋人ヴァネッサを演じたモリーナ・バッカリンも魅力的で、彼女が「マドンナがガイ・リッチー監督にした行為」をする場面はね、ちょっと…ドキドキしました… (´Д`;) ドキドキ


純朴なロシアの若者・コロッサス。こういう「殺しちゃダメ」的なキャラがいると“殺すヒーロー”が「バニラソルト」的に引き立つんですよね。
コロッサス!

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド、ツンツンしてて可愛かったなぁ…(しみじみ)。
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド

コイツの言うことがイチイチ酷くて、ツボに入りましたよ。
友人ウィーゼル


そして、何よりもグッときたのがジーナ・カラーノでございます (^ε^) ウッフン 「エージェント・マロリー」では一番カッコ良く撮られていて、「ワイルド・スピード EURO MISSION」では一番キュートに撮られていて、「ブライド・ウエポン」では一番エロく撮られていたとするならば、今作は一番強そうに撮られていたというか。恥ずかしながらエンジェル・ダストというキャラは知らなかったんですが(「シティハンター」に出てきた麻薬を連想しちゃった)、本作の彼女ったら「マーベルの登場キャラを演じた」というよりは、X-MENの世界観にジーナ・カラーノ本人をゴロッと投入→そのまま炊きあげた印象。クライマックスのコロッサスとの肉弾戦はとにかく素晴らしくて、永遠に観ていたいほどでしたよ…(遠い目)。


蝋マッチをくわえて登場! やだ、「コブラ」の時のスタローンみたいで素敵… (´Д`;) ハァハァ
蝋マッチをくわえたジーナ・カラーノ

デッドプールに揶揄されたけど、スーパーヒーロー着地だってカッコイイのです。
スーパーヒーロー着地

そして、コロッサスに強烈なパンチをお見舞いだッ!
コロッサスをぶっ飛ばすジーナ・カラーノ

サイズ的にはかなり向こうが上だから、必然的に応援したくなるんですよネ。折っちまえ、腕を!(粗暴なファン)
腕を極めろ!

ロシア野郎の股間に渾身の一撃! もう子作りは諦めろ!
股間に一撃!


さて、ここから微妙な文章を書きますと、クライマックスのコロッサス戦では「ジーナ・カラーノの片乳がポロリして、照れたコロッサスが攻撃を中断する」というシーンがありまして。観客にはコロッサスの体が邪魔して彼女の乳が見えない状態だったんですけど…。スゴく複雑な気持ちになったというか、正直なところ、僕はホッとしてしまって。その直後、そんな自分の心の動きに愕然としたのです。


ジーナ・カラーノのポロリした片乳がコロッサスの手で隠れていた瞬間、ついホッとしてしまった僕は…。
右手で隠れた肩乳

思わず、この刃牙のような心境になったのでした(「バキ」より)。
ホッとしているのか、オレはッッ


ウルトラクイズの福留功男さんライクに「ジーナ・カラーノの乳が見たいかー!ヽ(`Д´)」と聞かれたら、「YES I AM!ヘ(゚∀゚*)ノ チッチッ」と即答する類の男だったのに、「乳が見えないことを喜んでしまった」というのはどういう心理なのか? じゃあ、よく映画で乳を披露する“ジャン=クロード魂を持つ女”ペ・ドゥナのことは大切に思っていないのか? もう自分のことがわからなくなって、他のファンがどう感じたのか知りたくなって、ついツイッターで<映画「デッドプール」を観たジーナ・カラーノのファンの方に質問です。彼女の片乳ポロリがコロッサスの体で見えなかったことについて、ファンなら喜ぶべき? 悲しむべき?>なんてアンケート調査をしてしまいましたけど(汗)、あの場面を見たジーナ・カラーノのファン心理は、下記の12項目のどれかに当てはまるのではないでしょうか↓


<喜ぶべき>
見えない方が映画として面白いよ 正統派
乳首の一線は守ってほしいよ アイドル目線派
見えない方が想像できてエロいよ 着エロ派
自分好みの乳と違ったら切ないのでホッとしたよ 慎重派

<悲しむべき>
見せた方が映画として面白かったよ 革新派
単純に見たかったよ 原理主義者
乳なんてどうってことないんだから見せれば良かったよ カジュアル派
むしろ両方ポロリしてほしかったよ 過激派

<どちらでもない>
どうせ全部CGだよ 悲観論者
ジーナ・カラーノには乳首がないかもしれないよ 懐疑派
オッパイは3つあってほしかったよ トータルリコール主義者
見えようと見えまいと自分でコラをゲフンゲフン 異端者



こうやって分類してみれば、僕は今までずっと男として彼女を愛しているつもりでしたが、なぜか本作では“アイドルを応援するような目線”にもなってしまって、その2つの間で激しく葛藤した…って、なんだそりゃ ( ゚д゚)、ペッ


ここまで読んだ人の気持ちを代弁する素敵な曲を貼っておきますね↓




閑話休題。ここまでベタ褒めでしたけど、少し合わないところもあって。「ヒーローが“第四の壁”を越えて話しかけてくるのはそんなに好みじゃないかも」とか「『96時間』シリーズの2作目では娘はさらわれてないだろ」とか「あの世界の技術ならあのぐらいの醜さは治せそう」とか「エイジャックスは何をしたかったのか」とか思ったりしたんですが、一番の不満はジーナ・カラーノが悪役だったこと。他の女優さんではそういう風に思わないんですけど、彼女が拷問する役で登場した時は、「そうか、敵の方なんだ… (´・ω・`)」と悲しい気持ちになったりもして…。一応、ラストの大爆発からコロッサスに救出されてたので、たぶん作られるだろう続編では正義側で活躍してくれないかしらん。


このシーンは好きなんですけどね。
音楽スタート

こんな風にディスられたりして、ちょっとムカつきましたよ…。
ホセ・カンセコ呼ばわり


そんなワケで、意外と責任感のあるヒーローだったし、R-15のアクションは最高だったし、ジーナ・カラーノも堪能できたということで、スゲー観て良かったです (〃∇〃) ウフフ 仕事が一段落して時間が作れたら今度は吹替版で観たいなぁと。本作が大ヒットしたということで、これからもっと“R-15指定のヒーロー映画”が作られてほしいと心から思っております。で、結局、ここまでの駄文を痛む右手も駆使して朝の6時までに書き上げたことで読者への責任は果たせたと自画自賛しながらも、寝ないで行くことになった休日出勤の責任や日曜日の家族サービスの責任はちゃんと果たせるのだろうか。というか、スゲー右手が痛くなっちゃったので、僕もヒーリングファクターがほしい…ヒーリングファクターがほしいよぅ… (ノω・、) アタシッテホントバカ

宇多丸師匠の愛情溢れる時評がアップされたので、ぜひ読んで! あの不幸自慢のシーン、てっきり作り話かと思ってたので、少し見方が変わりましたよ。
アンケートは254人の方が投票してくれました。こんなことに付き合っていただき、ありがとうございました m(_ _ )m





僕が読んだデッドプール本で一番好きなのはこれ…って、そんなに読んでないんですけどね。



良さげなサントラを貼っておきますよ。



昨年観たライアン・レイノルズ主演作。結構好き。僕の感想はこんな感じ



続編のことを考えると、これは読んどいた方が良いんでしょうな。



ジーナ・カラーノが好きになるキッカケとなったスティーブン・ソダーバーグ監督作。僕の感想はこんな感じ



R-18の素敵なアクション映画と言えばこれですよね。僕の感想はこんな感じ