遠距離恋愛 彼女の決断(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

遠距離恋愛 彼女の決断(ネタバレ)

遠距離恋愛 彼女の決断

三角絞めでつかまえて-遠距離恋愛

原題:Going the Distance
2010/アメリカ 上映時間103分
監督:ナネット・バースタイン
製作:アダム・シャンクマン、ジェニファー・ギブゴット、ギャレット・グラント
脚本:ジェフ・ラ・テューリップ
出演:ドリュー・バリモア、ジャスティン・ロング、クリスティーナ・アップルゲイト、ロン・リビングストン、ジェイソン・サダイキス、チャーリー・デイ、ジム・ガフィガン、ケリ・ガーナー、ロブ・リグル
(あらすじ)
ニューヨークで暮らすギャレット(ジャスティン・ロング)は、バーで出会ったサンフランシスコ出身のエリン(ドリュー・バリモア)と意気投合し、一夜をともにする。数週間後、エリンは地元へ帰ることになるが、一緒に過ごすうちに互いの存在が必要不可欠となってしまった2人は、遠距離恋愛を続ける決意をする。(以上、エイガ・ドット・コムより)

予告編はこんな感じ↓




71点


ラブコメというジャンルの映画は別に嫌いではないんですが、新宿武蔵野館予告編を見た時はそんなに観る気が起きなかったんですよ。ただ、「信頼できる映画ライターの長谷川町蔵さんが『映画秘宝 2010年 12月号』でオススメしてた」+「シネマハスラーのサイの目候補にもなった」+「あの『アメリカン・ティーン』の監督の長編デビュー作」であり、しかも原題が「Going the Distance(最後までやり抜け)」! 「Going the Distance」と言えば…もちろん「ロッキー」を想起して好感が持てるというか。


何度聞いても心が燃える! 人によっては「水曜スペシャル・川口浩 探検シリーズ」を思い出したり。





という感じでいろいろな要素が重なった結果、「これはチェックせねば!」と思うようになりまして。先日、ヒューマントラスト渋谷で観てきました。なかなか面白かったです。

なにが面白いって、コメディ要素がしっかりと笑える&下ネタがすさまじいんですよ。よく女性の下ネタの方がエグいという話を聞きますが、まさにそんな感じというか。交差点でオナニー話をするくだりとか、2人が食卓でセックスするくだりとか、酔っぱらったエリンの暴言とか、テレフォンセックスのくだりとか、スゲー笑ったけど、露骨すぎてちょっと引いたりもしました。

ストーリーもそこそこ良かったです。「結局、エリンが自分のキャリアを優先する」というのは本当に納得がいくというか。まぁ、何が正解かなんて分かりませんけど、そこら辺を微妙に納得しないまま結婚したりすると、「レボリューショナリー・ロード」みたいに惨事を招いちゃったりするワケですからね。ウチの母親もよく酔っぱらうと「あの時の私は若かったから結婚しちゃったけど…」なんてことを言ったりしたものです…。

で、ギャレットがL.A.で「本当にやりたかった仕事」を見つけて(インディーズ・バンド「ボクサー・リベリオン」のマネージャー)、距離が近くなったので2人はまた付き合うようになるという展開も…まぁ、悪くなかったです(最初は2人は別れることになっていたそうですが、製作のアダム・シャンクマンのアシスタントが2人が別れることを聞いて泣きだしたため、ハッピーエンドになったんだとか)。ちなみに最後は、「2人がライブハウスからエリンの家に戻ると、食卓で姉夫婦が着衣セックスをしていて、そこに長女のマヤが2階から降りてきたので、みんなで『マヤ、銅像!』と叫ぶ(そう言われると彼女はその場で固まる)」という、「確かにちゃんと伏線を張ってたけど、なにこの下ネタ」的な終わり方でしたな。

役者さんたちはみんな良かったですよ。主役を演じた2人は雑誌で“イチャイチャ度ナンバーワンカップル”に選ばれたこともあっただけあって、実に仲良さそうでした(別れたりくっついたりしてるそうな)。エリンの姉を演じたクリスティーナ・アップルゲイトも良かったですね。ただ、ギャレットの友人たち(ジェイソン・スデイスキとチャーリー・デイ)の愉快な発言&行動にはかなり笑いつつも(特に「なぜヒゲを生やしているのか?」の理論がバカすぎ)、さすがにボンクラがすぎる感じがしちゃいましたが…。

映画を見る環境にも恵まれたと思います。僕の席の隣にはちょっとぽっちゃりした女性(好みな感じ)が座ってたんですが、その人がよく笑うんですよ。それがなんか心地よくて、一緒に笑うのが楽しかったりして。つくづく「映画館で観て良かったな~」と。

ということで、演出も気が利いてる感じだし、テンポも悪くないし、料金分は普通に楽しめました。ラブコメ映画が好きな人だったら、過剰な期待をしなければ、それなりに満足はできるんじゃないでしょうか。

※ちなみにパンフレットはインタビューやコラムが充実していて、僕的には結構好きな感じ。特にタワーレコード渋谷店のサントラ担当の馬場敏裕さんのコラム、勉強になりました。




僕の2008年度のナンバーワン映画。大好きな作品です。
三角絞めでつかまえて-アメリカンティーン
アメリカン・ティーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]


サントラ。なんと「(500)日のサマー」と同じマイケル・ダナが担当してました。ほしいなぁ…。
三角絞めでつかまえて-遠距離恋愛サントラ
「遠距離恋愛 彼女の決断」オリジナル・サウンドトラック


ドリュー・バリモアとジャスティン・ロングの初競演作。そこそこは愉快。
三角絞めでつかまえて-そんな彼なら捨てちゃえば
そんな彼なら捨てちゃえば? [DVD]


ドリュー・バリモア初監督作。好きすぎて泣けてくる…。感想はこんな感じ。ジュリエット・ルイス、最高!
三角絞めでつかまえて-ローラーガールズダイアリー
ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]


名作中の名作。いつかフィラデルフィア美術館のロッキー・ステップを上るのが夢です。
三角絞めでつかまえて-ロッキー
ロッキー (特別編) [DVD]