映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いていますので要注意です。あと、映画の見方が少し偏っているので、点数もそんなに気にしないでくださいね。ツイッターのアカウントは@kamiyamaz (カミヤマΔ)なので、適当にチェックしていただければ幸いです。
※このブログはフィクションです。
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2017年09月23日

エイリアン:コヴェナント(字幕版)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
エイリアン:コヴェナント(字幕版)

エイリアン:コヴェナント

原題:Alien: Covenant
2017/アメリカ 上映時間122分
監督・製作:リドリー・スコット
製作:マーク・ハッファム、マイケル・シェイファー、デビッド・ガイラー、ウォルター・ヒル
キャラクター創造:ダン・オバノン、ロナルド・シャセット
原案:ジャック・パグレン、マイケル・グリーン
脚本:ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
美術:クリス・シーガーズ
衣装:ジャンティ・イェーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ジェド・カーゼル
特殊効果監修:ニール・コーボールド
視覚効果監修:チャーリー・ヘンリー
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル、カルメン・イジョゴ、ジャシー・スモレット、キャリー・ヘルナンデス、エイミー・サイメッツ、ナサニエル・ディーン、アレクサンダー・イングランド、ベンジャミン・リグビー、ウリ・ラトゥケフ、テス・ハウブリック、ジェームズ・フランコ
パンフレット:★★★☆(720円/エイリアン年表やキーワード解説は好きだけど、ネオモーフの写真があったらうれしかったなー)
(あらすじ)
滅びゆく地球から脱出し、人類移住計画を託された宇宙船コヴェナント号には、カップルで構成された乗組員が搭乗していた。やがて人類の新たな楽園となるであろう未知の惑星にたどり着いたコヴェナント号だったが、そこには想像を絶する脅威が存在していた。その恐怖を目の当たりにした乗組員たちは、命からがら星からの脱出を試みるのだが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介とか読むと勉強になると思うよ。

予告編でエイリアンエッグに人間が近づくシーンを観た時、スゲー既視感を感じて、「またそこからですか ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」って思っちゃってね。それほど食指が動かなかったんですけど、やっぱりリドリー・スコット監督作だし、前作の「プロメテウス」が結構好きだったし、愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったということで、TOHOシネマズ新宿にてポイントを使って鑑賞いたしました。「好きにして!(´∀`) ンモゥ!」と思ったり。


9番スクリーン、8割ぐらいは埋まってたような。
9番スクリーン


前作「プロメテウス」のラストは、ノオミ・ラパス演じるエリザベス・ショウ博士とマイケル・ファスベンダー演じる“首だけデヴィット”が、人類を創った“白い巨人”エンジニアの宇宙船に乗って、彼らの星へ向かうところで終わってたワケですが…。近年は、なるべく予備知識を入れないで鑑賞している僕的には、ポスターの女性がノオミ・ラパスじゃなかった&出ていないと思ったので、またイチから仕切り直すのかと勝手に思い込んでいたんですよ。ところが、実際に観てみれば、本作はモロに「プロメテウス」の続編だったので結構驚いちゃった次第。


惨事の後、生き残ったデヴィットとショウ博士が…。
首だけデヴィットとショウ博士

エンジニアたちの星を目指して宇宙船で飛び立って、「プロメテウス」は終わるのです。
エンジニアの星へ

その直後から本作までの間を描いた短編が公開されてましたよ↓




本作のあらすじを簡単に書くと、プロメテウス号が旅立つ前、まだ少し若いころのウェイランド(ガイ・ピアース)が“できたてホヤホヤ”のデヴィットと「創造主に会いたいな ( ´∀`)(´∀`) ソウカナ-」なんて会話をするところからスタート。場面が2104年になると(プロメテウス号が消息を絶った11年後)、入植予定の惑星「オリガエ6」に向かうコヴェナント号が事故に遭い、仲良しクルーの1人、船長のブランソン(ジェームズ・フランコ)が無惨に焼死しまして。奥さんのダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)他、多くの船員がションボリしながらもコヴェナント号の修理をしていたら、「カントリーロード」の歌声を受信&近くに入植可能な惑星を発見しましてね。で、その星<第四惑星>に行ってみれば、山頂にエンジニアの宇宙船があって、操縦席でショウ博士のホログラム映像が歌を口ずさんでいたというね。


映画はウェイランドとデヴィットの”創造主”を巡る不穏な会話から始まりまして。
ウェイランドとデヴィット

場面変わって、入植予定の惑星「オリガエ6」に向かう宇宙船コヴェナント号が登場。
コヴェナント号

事故に遭って四苦八苦するも、特殊な電波をキャッチ。発信源の第四惑星の環境が「オリガエ6」より地球に酷似してたので…。
電波をキャッチ

調査するため、着陸船で降り立ちましてね。ちなみにこっちのファスベンダーはウォルターというアンドロイド。
ウォルター

山を登ると、エンジニアの宇宙船を発見!
宇宙船を発見

電波の発信源はショウ博士のホログラム映像だったのでした。
ショウ博士のホログラム映像


そんな中、黒い卵みたいなのから出た胞子が耳から入った兵士が苦しんだ挙げ句、背中から白いエイリアン(ネオモーフ)が誕生→パニックに陥った乗務員が銃を乱射→宇宙船が大爆発→コヴェナント号に戻れなくなるという悪夢のような展開に。さらに別の兵士から生まれたネオモーフも加わってクルーが全滅するかと思われた時、デヴィットが現れて、照明弾で追い払ってくれまして。「ショウ博士は宇宙船の着陸時の衝撃で死んじゃって、落ち込んだりもしたけれど、私は元気です ( ´_ゝ`)」的な説明をするんですが、しかし。実はこの星に住んでいたエンジニアたちを宇宙船に積まれていた生物兵器を使って皆殺しにしたのはデヴィットであり、さらにショウ博士や生き残ったエンジニアなどの肉体を使って新たなエイリアンを生み出す実験をしていたから、さぁ大変!Σ(゚д゚;) タイヘーン!


護衛の兵士が地面に転がっていた黒い卵みたいなのを踏んだら、プシューッと胞子が出てきまして。
黒い卵を踏んだら胞子が出た

それが耳から入っただけで、一気に具合が悪くなっちゃってね。
今すぐ治療しないと

なんと背中からネオモーフが生まれちゃうから、なにこのハードすぎる空気感染。
背中からエイリアンが!

ネオモーフを退治しようと銃を乱射したら、着陸船が大爆発だぁ〜 ヘ(゚∀゚*)ノ ドウニデモナーレ
着陸船ランダー・ワンが爆発!

そんな状況下、突然現れたデヴィットが助けてくれて、ホッとするんですけれども。
デヴィット登場

実はコイツこそがこの星を地獄に変えた悪魔だったのだッ!m9`Д´) ビシッ
生物兵器、大量投下


デヴィットが開発したエイリアン・エッグから生まれたフェイスハガーのせいで、2代目船長オラム(ビリー・クラダップ)が卵を産み付けられて、お馴染みのエイリアン(ゼノモーフ)が誕生しましてね。“正義の片腕サイボーグ”ウォルター(マイケル・ファスベンダー2役)がデヴィットをぶちのめすと、救援の船もやってきて、グングンとたくましさを増すダニエルズがエイリアンをクレーンで粉砕したりして、なんとかコヴェナント号に戻るんですが…。卵を産み付けられたロープ軍曹(デミアン・ビチル)からエイリアンが誕生→セックス中の2人が死んだりしつつも、タンクトップを身につけたダニエルズがエイリアンを船外に放出して退治するというO-YA-KU-SO-KU!m9`Д´) ビシッ めでたしめでたしかと思いきや、なんとデヴィットがウォルターに化けていたことが発覚して、コヴェナント号に眠る2000人の入植者たちが実験材料になりそうなムード満点で、映画は終わるのでした… ('A`) イヤーン


シリーズお馴染みのエイリアン・エッグは、デヴィットが開発したものと判明。
エイリアン・エッグが!

ゼノモーフが誕生→なんとかやっつけるものの…。
ゼノモーフ襲撃!

もう1匹生まれて、コヴェナント号で暴れ始めたから、“宇宙で戦う乙女の正装”タンクトップ姿で迎撃だ!
タンクトップ姿で迎撃

宇宙に放逐してハッピーエンドかと思ったら、デヴィットがウォルターに化けていて、バッドエンドなのでした。残念!
デヴィットでした


正直なところ、まったく期待してなかったのもあって、予想外に楽しかったです (´∀`=) ヨカッター もうね、かなりやりたい放題感があったというか。「空気感染でネオモーフに寄生されちゃう」というのがムチャクチャだし(でも好き)、ネオモーフが誕生するくだりの隔離サスペンスにはハラハラしたし、CGの発達によって生まれたてのネオモーフやゼノモーフがチェストバスターっぽくなかったりするのも面白かったし、デヴィットが空から生物兵器を撒いてエンジニアたちを大量殺戮する場面も最高だったし(苦言を呈すなら、もっともっと観やすくしてほしかった!)、前作から引き続いて登場したアンドロイド・デヴィットが悪魔のような本性を顕すのも素晴らしかったしと(あの電波はコイツの罠だったってことですよね)、もう好きなところだらけ。つーか、今回はとにかく生まれたてのエイリアンが超グロかつキュートでして、ずっと観ていたいほどでしたよ…(しみじみ)。


ネオモーフが生まれる際のドタバタシーン、超ハラハラいたしました。
パニック!

生まれたてのネオモーフを貼っておきますね。
生まれたてのネオモーフ


そりゃあね、乗組員たちはバカみたいでしたよ。あの黒い胞子で空気感染させるのは反則だとしても、未知の惑星で何らかのウィルスに感染しちゃうとか、一番気をつけるところじゃないですか。それなのに、最初っからヘルメットなんて被らないし…。そもそもいくらコールドスリープのポッドが開かなくて死者が出てた&近くに地球っぽい惑星を見つけたとしても、「『オリガエ6』に行くための準備をしてきた船なんだから、予想外のことが起きたら対応できないじゃん」とか「コールドスリープ状態で乗っている2000人の入植者は納得するの?」とか思ったし。ただ、前作「プロメテウス」のクルーもバカだったから、「同じ世界観だし、仕方ないのカナー (・ε・)」って忖度しながら観てたのです。というか、リドリー・スコット監督は「オデッセイ」のような“リアル寄り”のSFも撮れる人なので、たぶん本作は整合性云々よりも勢いを大事にしたんじゃないかなって思えば、すべてが許せなくもない。それと、ウェイランドとデヴィット、そしてウォルターによる「創造にまつわる問答」はちょっと「ブレードランナー」っぽくて、ある意味、本作はリドリー・スコット監督による「ブレードランナー 2104」と言えるのかもしれない…って、今、ちょっと上手いこと書いた気がするんだけど、君はどう思う?(唐突な問い掛け)


いくら地球と環境が一緒だとしても、ヘルメットとか被らないから、ちょっとビックリしました。
ヘルメットなどは被りません

主人公のダニエルズが第四惑星への立ち寄りを反対する描写をちゃんと入れたあたりは、良かったですな。
何がいるか分かりませんよ


ただ、不満を感じた部分もあって。終盤になると「いつもの『エイリアン』シリーズっぽい展開」になるのが、うれしいような、見飽きたような…。エンジニア大量殺戮シーンとか、デヴィットのグロな実験室のとか、ゼノモーフ誕生シーンとかワンダフルだっただけに、クライマックスは「またエイリアンが宇宙船にいて、また宇宙に放逐するのか」と萎えちゃって(キャサリン・ウォーターストンのタンクトップ姿は好きですが)、そんなに盛り上がらなかったというね。あと、デヴィットがウォルターに化けていて、その化けの皮を剥がすカギが「湖畔の家」だってことを予想した人はプチャヘンザッ!ヽ(`Д´)ノ 第四惑星から逃げるあたりで絶対デヴィットがウォルターになりすましていると思ったから、「ダニエルズったら早く『湖畔の家』の話をして! (´Д`;) アァン」ってかなりイライラしたし、結局、「コールドスリープ直前にダニエルズが『湖畔の家』の話をしたことで、デヴィットがその本性をあらわすも誰にも止められない」というラストは、「それ見たことか!ヽ(TДT)ノ バカバカ」と相当悔しかったです。


宇宙船に侵入したエイリアンを宇宙に排出しようとする場面を観た僕の気持ちを代弁するドリアンを貼っておきますね。
いつもそうだ


まぁ、どうでもいい感じで失望したのが、着陸船が爆発した後のネオモーフ2体とのバトルシーン。ネオモーフに襲われそうになったダニエルズをかばったウォルターが、敵の口にあえて拳を突っ込んだから、「ぬぅ、あれこそは古武道拳心流に伝わる秘技『根止め』!(`Δ´;) ヌゥ」と冷や汗が流れましてね…(遠い目)。1602年(慶長七年)に古武道拳心流八代目師範・三戸部弥吉が熊との対決の際に偶然発見したとされる伝説の技術であり、口に侵入してくるモノを噛めないという、動物の本能を逆手に取った一見単純にして生物学的に裏打ちされている殺人術を披露したのかと思ったら、アッサリ腕を食いちぎられていたからガッカリした…って、どうでもいいですかね (´∀`;) スミマセン


ウォルターが左拳をネオモーフの口に叩き込んだ瞬間!
腕を口に入れろ!

僕の脳裏に浮かんだのは古武道拳心流の秘技「根止め」でして。
秘技「根止め」

握拳を以って気管を塞ぐ殺人術であり…。
握拳を以って気管を塞ぐ

決まるとこんな感じになるというね(「餓狼伝」より)。
「根止め」の解説


その他、「キャサリン・ウォーターストンは好みのタイプ」とか「乗組員が全員カップルという設定はユニークだけど、別れたら大変では」とか「デヴィットがウォルターに笛を教える場面で、腐女子の方々がアップする姿が見えた」とか「デヴィットがウォルターにキスをする時の『俺がいちばんセクシー』感」とか「結局、『プロメテウス』のラストで生まれたエイリアンは謎のままなの?」とか思うところはあるんですが、長くなるので割愛! 文句も書いちゃったけど、とても楽しい映画だったし、何よりもこんなパワフルな作品を79歳のおじいちゃんが撮ったのがスゲーなぁと。過去シリーズとの整合性が合わなかったりするのとか、もう全然気にしないで爆走してほしいというか、リドリー・スコット監督には「好きにして!(´∀`) ンモウ!」と心から思っております。おしまい。




リドリー・スコット監督による前作。町山智浩さんの<予習><復習>を観ると超わかりやすいです。僕の感想はこんな感じ



シリーズをまとめた安めのBlu-rayを貼っておきますね(当たり前ですが「AVP」は別)。



サントラです。輸入盤デジタル盤アナログ盤もあります。



アート&メイキングブック。写真や絵を眺めているだけで癒されそう。



こっちのメイキング本はインタビューなどが中心の様子。



ノベライズ。こういうのってあまり読まないけど(汗)、出す姿勢自体は応援したい。



なんとサバイバルマニュアルが登場。対エイリアン用格闘術とか載っているのかしら。







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2017年09月22日

エル ELLE(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
エル ELLE

エル ELLE

原題:Elle
2016/フランス 上映時間131分
監督:ポール・バーホーベン
製作:サイード・ベン・サイード、ミヒェル・メルクト
原作:フィリップ・ディジャン
脚本:デビッド・バーク
撮影:ステファーヌ・フォンテーヌ
編集:ヨープ・テル・ブルフ
音楽:アン・ダッドリー
出演:イザベル・ユペール、ローラン・ラフィット、アンヌ・コンシニ、シャルル・ベルリング、ビルジニー・エフィラ、ジョナ・ブロケ ヴァンサン、ジュディット・マーレ、クリスチャン・ベルケル、アリス・イザーズ、ビマーラ・ポンス、アルチュール・マゼ、ラファエル・ラングレ、リュカ・プリゾ
パンフレット:★★★(720円/コラムが3本入って、デザインが良い感じ)
(あらすじ)
ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェル(イザベル・ユペール)は、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていく。犯人が身近にいることに気づいたミシェルはその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出る。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については、「ムービーウォッチメン」での宇多丸師匠による時評や、高橋ヨシキさんの「シネマストリップ」での紹介町山智浩さんの「たまむすび」での紹介映画ムダ話の解説(216円)をチェックすれば十分じゃないかな。

そりゃあポール・バーホーベン監督作となれば観ておきたいし、周囲の映画仲間がメーリングリストで「『エル ELLE』、もう観た?(゚⊿゚)」「あれさぁ (゚д゚ )」なんて会話をしていて、僕も「エルはLOVEのL…? (´Д`;)」なんて感じで話題に入りたかった…ということで! 9月1日=映画の日新宿・歌舞伎町の「神座」でラーメンを食べてからTOHOシネマズ新宿で鑑賞したんですよ。で、その後、9月9日放送の「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、その週に感想をアップしようと思ったんですが、しかし。その日の特集コーナー「サタデーナイト・ラボ」に出演することになっていたため、そのことで頭がいっぱいになっちゃって、とてもブログを書ける状況になくて(仕事も詰まってたし)。本日、やっと感想を更新しますけど、「強いのォ〜ッ!Σ(゚д゚;) マジカ」と感心しましたよ。


6番スクリーン、結構混んでいた気がします。
6番スクリーン

僕の心境を代弁する徳川光成を書いておきますね(「グラップラー刃牙完全版」より)。
強いのォ〜ッ


本作の主人公はゲーム会社の社長ミシェルで、映画の開始早々、暴漢にレイプされちゃいまして。警察を呼ぶのかと思いきや、「やれやれ参ったわ 川 ゚д゚)」ぐらいのテンションで風呂に入って、寿司を頼んだり、息子に会っても何も言わなかったりと、平常運転を続けるから、「レイプはフランスではよくあることで、警察にも届けないのが普通なのかな… (・ω・;) ウーム」と思っていたら! 元夫&友人夫婦とのディナー中にミシェルが「レイプされたの 川 ゚д゚)」と唐突に告白すると、みんなが「警察には行ったのか?(゚д゚;)」とか「大丈夫!? (°д°;し」といったリアクションをするので、「あっ、やっぱりレイプ後のミシェルの対応は普通ではないんだな」と。


ある日突然、暴漢にレイプされちゃうミシェル。
暴漢が侵入!

ところが、彼女ったら通報しないので、元夫や友人たちもビックリするのです。
通報しないのか


実はミシェルなりにもレイプ犯には腹が立っている&怯えていて、防犯グッズを購入したり、レイプされる場面を何度も回想したりしてましてね。ただ、父親が大量殺人鬼だったせいで、報道被害に遭ったり、イジメられたりしてきた過去がある故に、自分のことは自分で解決する主義になっている様子。で、息子が果てしないバカで困ったり、親友アンナの夫ロベール(クズ)との浮気をズルズル続けたり、職場で変な動画を流されたり、元夫リシャルトの新しい彼女に嫌がらせをしたりしていたら、ホームパーティの時に「ちょっといいな ( ̄ー ̄し ニヤッ」と思って股間を足でグリグリしてみたりした隣人のパトリキがレイプ犯だったから、ビックリですよ。


彼女なりに対レイプ野郎対策として、武器などを物色していたりしたんですが…。
防犯グッズを物色

なんと、双眼鏡で覗いて自慰行為のオカズにしていた隣人が犯人だったから、さぁ大変!Σ(゚д゚;し タイヘーン
隣人夫婦


しかも、ミシェルったら「それはそれ」として、とりあえず「プレイとしてのレイプ」を楽しんでみようとするから、なおビックリ!Σ(゚д゚;) マジカ! とは言え、ミシェルは「やっぱり他に犠牲者もいるだろうし、良くなかったわ 川 ゚д゚)」と思い直してパトリキに警告するんですが、パトリキはその警告も“プレイの一環”だと思って彼女の家に侵入→レイプしようとする→家にいた息子に頭をかち割られて、「なぜ…? (´Д`;)」と言い残して死亡。パトリキの妻が夫の犯罪を見て見ぬ振りをしていたっぽいことがボンヤリと判明する中、完成した新作のエロゲは良い出来であり、アンナにロベールとの浮気を告白したら、「それはそれ」として2人の友情は壊れないムードが漂って、映画は終わってたと思いますよ、たぶん。


ちなみにこのエロゲの嫌がらせは社員の仕業で、レイプとは関係ありませんでした (´∀`) ナァンダ
エロゲのイタズラ


ハッキリ言って、観る前は、「かぼちゃワイン」のように主人公の名前が「エル」で、「誰がレイプ犯なのか!?」を巡るミステリーサスペンスであり、最後は「お前のチンコを切断するわ!川`∀´) オホホホホホ」といった凄惨なリベンジが待っているのかと思っていたんですよ。ところがフタを開けてみればブラックコメディ的な作風であり、もちろん「レイプ犯は誰か?」というのがメインではあるんですが、息子がとんでもなくバカだったり、父母との関係に複雑な感情を抱いていたり、元夫の新しい恋人に嫉妬してしまったり、親友の夫との浮気をズルズルと続けてしまったり、隣人の夫にちょっかいを出してみたりと、基本的には「ミシェルという女性自身を描くお話」だった印象(「ELLE」はフランス語で「彼女」という意味なんだって (゚⊿゚) ヘー)。

そんな彼女を取り巻く人々も恐ろしくバカだったり、身勝手だったりするものの。例えば、ミシェルと浮気している時のロベールはクズだけど、妻には優しい夫だったり、息子はとんでもなくバカだけど、他者に対して優しい人間だったり、パトリキの奥さんは敬虔なカトリックだけど夫の犯罪には目をつむっていたりと(この展開はゾッとした)、どんなキャラでも多面的に見せていて。全体的に「人間なんてそんなものだし、仕方ねーよ ┐(´ー`)┌ キニスンナ」という“良い意味での諦めムード”が漂っている感じで、非常にポール・バーホーベン監督っぽい作品だなぁと思ったり。


クリスチャン・ベルケル演じるロベールを始め、男の登場人物はほぼバカかクズでしたな。
ロベール(クリスチャン・ベルケル )


というか、本作のミシェルは「鉄の女」的な強さではないけど、僕のような軟弱な人間からすれば、やっぱり「強い女」というか、「強い人間」だと思いましたよ。人間、「自分自身に忠実に生きること」が一番大変じゃないですか。ハッキリ言って、彼女は決して褒められない行動を取ったりもするんですが、「自分が自分の王様」ということをちゃんと自覚した上でのことだから、観ていて清々しいし、ちょっと憧れちゃう。そりゃあ倫理的な問題ってのもありますけれども。例えば、著名人の不倫報道って過熱する傾向があって、僕も妻帯者ということを隠していたゲス野郎は大嫌いだけど、ケン・ワタナベぐらいになると“かつては「狂犬」と呼ばれた男”も気を遣ったりするアンフェアな感じもあるし、よくよく考えれば個人同士の話なんだから他人が叩くことでもないんですよね。もちろん社会的な責任云々はあれど、結局は心のままに生きるのが一番大事なんじゃないか。ということで、セックスレスが8年目に突入しようとしている今、安西先生に「不倫がしたいです… (´Д`;) ハァハァ」なんて訴えても許されたらいいのにな、そうだったらいいのにな(ブログの読者が一気に減った気がする文章)。


いや、彼女は「強い」のではなく、「強くあろうとする人間」なんでしょうな。
ミシェル(イザベル・ユペール)


ううむ、我ながら何を書いているのかサッパリになってきましたが(汗)、予想がつかない展開は面白かったし、「みんな勝手で、みんないい(だがレイプ野郎、てめーはダメだ)」って内容も好きだし、ミシェルの精神性には憧れたし、とても楽しい作品でしたヨ (´∀`) ヨカッタワー とは言え、僕は「『テーブルの下、足でエロく接触してくる場面』ってよくあるけど、実際にやられたらどんなに魅力的な女性だろうとドン引きするだろうな」派だし、そもそもバーホーベン監督は「ゴア描写全開のアクション」を撮ってほしい派なので、なんとなく70点。気になる人は観ても損はしないんじゃないかな。




ポール・バーホーベン監督作で一番好きなのは、やっぱりこれかなぁ。



フランスではベストセラーになったフィリップ・ディジャンによる原作小説。「ベティ・ブルー」を書いた人だそうな。



なんとなくレイプシーンで驚いたコメディ映画を貼っておきますね。








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2017年09月21日

それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!

それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!

2017/日本 上映時間62分
監督:矢野博之
原作:やなせたかし
脚本:米村正二
音楽:いずみたく、近藤浩章
声の出演:戸田恵子、中尾隆聖、多部未華子、天野ひろゆき、ウド鈴木
パンフレット:★★★(600円/あらすじが最後まで書いてあって絵本的に読める親切設計)
(あらすじ)
宝探し一族のライオンの男の子ブルブルは、一人前になるため、お父さんから渡された宝の地図を手に旅に出る。強がっているが本当は怖がりなブルブルを助けることになったアンパンマンたちだったが、そこへ宝を横取りしようと企むばいきんまんたちも現れる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回の感想は、映画とは関係のない文章がダラッと垂れ流されているので、気をつけて!

僕の娘のマナ子(仮名/当時5歳)は、アンパンマンが大好きでして。2014年の「りんごぼうやと みんなの願い」から劇場版を毎年観ているということで、本作も絶対観たいだろうと、親子前売り券を購入してましてね。で、「今度、アンパンマンの映画がやるけど、観たい? ( ´_ゝ`)」なんて聞いてみたら、「観たい!ヽ(`Д´し」と即答されたということで、公開直後の7月2日(日)、ユナイテッド・シネマとしまえんにて僕+妻子+お義母さんの4人で鑑賞いたしました。「これが最後かもしれぬ… (ノω・、) グスン」と思ったり。


6番スクリーン、そこそこ混んでた印象。ポップコーンと来場特典の写真は撮り忘れちゃった…。
6番スクリーン


今回は、やなせたかし先生による「やさしいライオン」の主人公をモデルとしたライオンの男の子ブルブルがゲストキャラでしてね。話を乱暴に書いておくと、宝探し一族のくせに怖がりで「僕にはできないよぉ〜 (´Д`;)」となかなか一歩を踏み出そうとしないブルブルが、カレーパンマンに「男は度胸! 何でも試してみるのさ ( ´_ゝ`)」と諭されたり、あーだこーだあったりして、開眼!(°д° ) クワッ! 古代遺跡でばいきんまんが大暴れする中、大活躍してアンパンマンたちをサポートして、ばいきんまんをぶちのめしまして。お目当ての宝箱を開けると、中には少し大きめの帽子と新しい宝の地図が入っていたということで(宝探し一族の試練だったっぽい)、少したくましくなったブルブルの瞳にはいつしかまぶしい男の光があったのでしたーー。


来場特典と連動した踊りからスタートしましてね。
踊りからスタート

恒例のゲストキャラはライオンの子どもブルブル。声は多部未華子さんなのです。
ブルブル

みんなで「オニツノじま」へ宝探しに行くことになりまして。
オニツノじまで宝探し

カレーパンマンが世話を焼いてくれる…って、劇場版では珍しいパターンでは。
カレーパンマンとタッグ

最後はアンパンチでばいきんまんを制裁! 何度懲らしめてもキリがないので、ファントムゾーンに追放してました(唐突なウソ)。
アンパンチ!


「親の職業を子が継ぐ」云々って基本的に好きじゃないので、ブルブルの話自体はどうでも良かったんですけれども。劇場版でカレーパンマンが重要な役をやるのって初めて観たので、ちょっと新鮮で楽しかったなぁと。それと、劇場版では「敵の攻撃を受けたアンパンマンたちが”何か”に変容させられながらも心を折らずに戦う」という展開がお約束なんですが、”体を勝手に変えられる”描写が苦手な僕的はいつも感動するポイントでして。今回は「石の塔」に変えられてましたけど、それでも戦う彼らの姿にはグッときましたね…(しみじみ)。で、一番大事なのが、とにかくマナ子が上機嫌で喜んでいて、劇中に出てくる「いいかげんにしろー」といった台詞を真似たりしてて、超可愛くて。本当に観に来て良かったです (´∀`) ホッコリ


僕はそういう立場じゃなかったからわからないけど、親の職業を継がなくちゃならない人って大変ですな。
ブルブルとお父さん

ウド鈴木さん演じるクリーチャー・いいかげんに城の「いいかげんにしろー」という台詞が、娘のツボに入ってましたよ。
いいかげんに城


鑑賞後は、近くにある「トイザらス」に寄ってみたら、マナ子が隣接する「としまえん」に行きたいと珍しくグズリだして。何とか説得してから、「がってん寿司」で回転寿司を食べて帰宅した次第。なんかね、「さすがに小学生になる来年あたりは『アンパンマン』から卒業しちゃうのかな→これが最後になるかもしれぬ」なんて思うと、ちょっとクラシックなBlueになって涙が溢れちゃったりするけれども。いつまでも子ども向けアニメを観ているのも不健全なので仕方なし(いまだに子ども向けの特撮番組を毎週観ている44歳の文章)。何はともあれ、またひと夏の思い出を作ってくれた「アンパンマン」に感謝して、この駄文を終えたいと思います。


とは言え、「トイザらス」でも「アンパンマン」のオモチャに夢中な姿を見ると、あと1年は大丈夫…かなぁ。
トイザらスにて

ちなみにこの2週間後、マナ子と2人で「としまえん」に行って、31アイスを食べたりしたというね。
娘とアイス


おしまい。




サントラ。デジタル盤もあります。



家族で観た矢野博之監督作。僕の感想はこんな感じ



1982年に出版されたやなせたかし先生による絵本。短編アニメにもなったそうな。





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2017年09月20日

レイルロード・タイガー(字幕版)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
レイルロード・タイガー(字幕版)

レイルロード・タイガー(字幕版)

原題:鉄道飛虎 Railroad Tigers
2016/中国 上映時間124分
監督・脚本・編集:ディン・シェン
製作総指揮:ジャッキー・チェン
脚本:フー・カーカー
撮影:ディン・ユー
音楽:ラオ・ツァイ
出演:ジャッキー・チェン、ホアン・ズータオ、ワン・カイ、ワン・ダールー、ジェイシー・チェン、サン・ピン、ン・ウィンラン、シュイ・ファン、池内博之、ジャン・ランシン、チャン・イーシャン、アンディ・ラウ
パンフレット:★★★(820円/江戸木純さんのコラムがわかりやすくて良かった)
(あらすじ)
第2次世界大戦下の中国。鉄道による日本軍への物資支援を阻止するべく、一般市民によるゲリラ隊「レイルロード・タイガース」が結成された。リーダーのマー・ユェン(ジャッキー・チェン)は、仲間たちと共に列車の爆破計画に乗り出すが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

「ジャッキー・チェン主演作は劇場で観る主義」なので、前売り券を購入。それなりに楽しみにしていたんですが、なかなか観に行けなくて。そんな中、6月下旬の「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」で下手の縦好きさんが微妙な評価をされていて、「ジャッキー映画は大体70点ぐらいの満足度があるのに…」なんて思ったりしてね。で、関東上映終了寸前の7月上旬、TOHOシネマズ ららぽーと横浜にて字幕版を鑑賞いたしました。「マジかよ… (`Δ´;) ヌゥ」って感じでしたよ。ちなみに原作は1950年代に中国でベストセラーになった小説「鉄道遊撃隊」で、何度もドラマや映画化されてきたお話なんだとか。


劇場は結構ゆったりめのプレミアスクリーンで、観客は10人ぐらいでした。
ららぽーと横浜

僕の鑑賞後の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね。
マジかよ....


日本が中国を占領していた1940年代、ジャッキー率いる一般市民たちが「レイルロード・タイガース(飛虎隊)」として日本軍を相手にゲリラ戦を行う、いわゆる“抗日映画”でしてね。まぁ、「抗日映画というよりはアクションコメディ」という雰囲気が強めではあるものの、僕もそりゃあ日本人ですから、観ててツライところはあって(もちろん日本が悪役になるのは仕方ないんですがー)。なんて言うんですかね、個人的な好みですけど、池内博之さんが演じる憲兵隊長の「卑劣でバカなクズ」みたいな演技はちょっとキツかったです(池内さんは「イップ・マン 序章」での三浦将軍役の方が全然良かった)。あと、コメディ要素が強いのはまだしも、子ども向けというよりは子ども騙しって感じの演出が多くて、そういう部分でも「マジかよ… (`Δ´;) ヌゥ」と辟易しながら観てましたよ。一応、オチを書いておくと、メンバーがほぼ全滅する中、ジャッキーが命懸けで橋を爆破しましてね(爆破シーンのCG合成感もどうにかしてほしかった)。時代は現代に戻って(オープニングと対になる感じ)、アンディ・ラウと子どもが映ったりして、「名もない英雄がこの国を作ったんだね」的なムードで終わってた気がします、たぶん。


比較しても意味はないけど、「イップ・マン 序章」の池内さんの方が好きでしたよ。
「イップ・マン 序章」での池内博之


って、文句から書いちゃいましたけど(汗)、ジャッキーが“大麻で逮捕されて復帰したばかりの息子”ジェイシー・チェンと火薬を盗もうとする中盤のアクションは愉快だったし、実際に鉄道を走らせて撮ったクライマックスは確かに見応えがあったし、戦車バトルも予想外で良かったし、意外と無惨に人が死ぬし、全体的にはそんなに悪くないんじゃないかと。今のジャッキーは年相応に「オレがオレが」って部分を押さえて若手にちゃんと見せ場をあげてたりするので、“純正ジャッキー映画”を期待すると肩透かしを食うかもしれませんが、水と安全とジャッキーはタダじゃないのです(by 中野貴雄監督)。あと何本作られるかわからない彼の主演作は貴重なのでね、余裕があったら観といてくださいな。




ディン・シェン監督×ジャッキー・チェン主演作で一番好きなのはこれですかね。僕の感想はこんな感じ



ドニー・イェン主演の名作。僕の感想はこんな感じ









2017年09月19日

3度目のヴァン・ダム特集に関する備忘録

テーマ:ラジオ
なんとなく僕の気持ちを代弁する大塚刑事を貼っておきますね(「刃牙道」より)。
その予感はあった


2017年9月9日(土)の22時からTBSラジオで放送された「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の特集コーナー「サタデーナイト・ラボ」に出演することが決まったのは、「タマフル24時間ラジオ2017」に出た時でして。約半年振りにお会いした蓑和田Dに「またヴァン・ダム特集やりましょうよ 、何かタイミングはないんですか?(▽∀▽)」と聞かれて、「あ、9月6日に最新主演作『ファイナル・ブラッド』のDVDが出るんです!(`∀´)」なんて言ってみたら、たまたま9月9日の特集が空いていたそうで、トントン拍子に決まったというね。


「ファイナル・ブラッド」はこんな映画でございます↓ 優しい気持ちで観て!




2回目の時、放送時間をオーバーした時は心底死にたいと思ったけれども。2月11日の第1弾、3月11日の第2弾、そして今回の第3弾と、今年になって3回も宇多丸師匠とジャン=クロード・ヴァン・ダムの話ができるなんて、スゲーありがたいし、今度こそリスナーにヴァン・ダムの魅力を伝えようと思って、自分なりに話すことを頑張って整理しましてね。若干、仕事は手に付かなかったけど(苦笑)、それはそれで仕方なし。脳内シミュレーションは完璧であり、放送当日の朝10時には、すでに勝利宣言をするブログをアップしたほどだったのです。


出演前の僕の心境を代弁する範馬刃牙を貼っておきますね。
勝ったのは俺だ


とは言え、1つだけ懸念材料がありまして。それは当日、スタジオライブが予定されていた藤井隆さんの存在ですよ。当然ながら宇多丸師匠もビッグネームですし、今だって会う時は緊張しますけど、藤井さんは“そもそもテレビとかで観ていた人”であり、タマフルリスナーとしても”超スゴい人”じゃないですか。そんな方が同じスタジオに!? この日のameba占いをチェックしてみれば、「ライバル出現には焦らないで」なんて内容でして、そりゃあ僕なんぞゴミみたいなものですから(苦笑)、ライバル視なんて不敬罪で銃殺レベルの話なんですが、しかし。ハッキリ言って、「同じ空気を吸ったら緊張で即死するんじゃないか?」ぐらいの不安を抱えていたことを告白いたしましょう(どことなく偉そうに)。


当日のameba占いを貼っておきますね。
2017年9月9日(土)のサソリ座の運勢


で、放送当日。朝から横浜の実家に妻子と行って、母の誕生日を祝い、18時ごろに東京に戻ってきて、TBSラジオに着いたのは21時すぎのこと。今までの僕は、出番まで自分が書いた原稿を何度も読み返すばかりで、リハや放送を観たり聴いたりする余裕はゼロだったんですけれども。スタジオにやってきた藤井さんの歌はね、そりゃあ聴いちゃいますわよ… ( ;∀;) イイウタダナー 特に放送がスタートして、自分の出番前に藤井さんのスタジオライブが始まった時は、すっかり見とれちゃうありさまでして。あのクオリティが超高い「 "light showers" CFまとめ」の制作裏話とか、リスナーとしてもっと聴きたかったし、この後に出演するのがスゲー億劫になったというか。「もう藤井さんの特集を1時間やった方が良いのでは… (´Д`;)」すっかり心が折れていたのでした。


藤井さんのスタジオライブを観た直後の僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね。
も...もういい....


ただ、スタジオに入ってみれば、藤井さんったら「ごめんなさいね、時間オーバーしちゃって (´Д`;)」なんて優しいことを言うから、消えて見えるほどに横にブンブン首を振って全力で全否定ですよ。「オフ会とかで会うタマフルリスナーは、みんな藤井さんのこと、大好きだって言うし、僕もアルバム買ってます」 なんて伝えたら、なんと「light showers」を直々にくださりましてね… (ノДT) さらに宇多丸師匠にも気を遣っていただいたことによる多幸感で、テンションが変な感じになってしまって、「もうよくわからないでガース!(゚∀゚)」と若干投げやり気味の放送になってしまった次第


「light showers」のクオリティが超高い動画を貼っておきますね↓ ジャンパー当たる!




そんな感じでワケのわからぬまま放送を終えたら、藤井さんがスタジオに入って来て。宇多丸師匠と番組構成作家の古川耕さん、藤井隆さん、そして僕という状況で、若干の雑談タイムがスタートしたから、超ありがたいけどあまりにも気まずくてスタジオから即出たい心境になったというか。なんて言うんですかね、北斗三兄弟が目の前にいる雑魚キャラ気分であり、スタジオに充満する闘気を浴びただけで全身の毛穴から血を噴出して死にそうな状態。まぁ、僕の人生でこんな体験をすることはないのでね、とても光栄だったし、末代まで語り継ぐと思いますが、確実に寿命が縮んだ気がする…って、なんとなく失礼な文章ですな (´∀`;) スミマセン


さらにサインまでいただいたのです(藤井さんからの提案!)。家宝の歴史が、また1ページ。
サイン入りCD!

僕が買った「light showers」は今度の「タマフルオフ会」(誰でも参加可能)に来た方にあげます。
タワレコで買ったCD


そんなワケで、結局、今回もヴァン・ダム特集は終わらなかったけど、落ち込んだりはしてなくて。むしろ、宇多丸師匠に僕が意訳したボルボのCMの原稿を読んでいただいたことがとてもありがたくて、ある意味、もう感無量なのです。もし次のヴァン・ダム特集があるなら、またあの原稿を読んでいただくところから始めたい…なんて、思っております(今度こそ最後!)。最後に、お花を贈ってくれたミカミさん、いつもありがとうございます。「シンデレラ・ボーイ」的なメッセージ、胸に染みました。テッドのぬいぐるみ付き電報を贈ってくれたオフ会のみなさん…と思わせてサンスケさん、また今度飲みましょう。ダニエルのぬいぐるみ付き電報を贈ってくれた三代目タマフル・ミステリーメンのユーフォニア・ノビリッシマさん、娘が勝手に「シャリンシャリンちゃん」という長い名前を付けて可愛がっております(理由は不明)。いつかお会いした時、メシ奢りますよ。応援のリプやメールをくれたみなさん、そして放送を聴いてくれたすべての方、本当にありがとうございました!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!


わざわざ贈っていただき、ありがとうございました。勇気が出たし、奥さん&娘にも好評でしたよ… (ノω・、) アリガタイ
花とぬいぐるみ

今回の記事で全然触れてなくて宇多丸師匠に申し訳ないので、唐突に「ダンサブル」収録の「Back & Forth」の公式動画を貼っておきますね↓




おしまい。








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