ダンスインストラクターの当たり前!これが社会だ! | 神山BLOG

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ダンススタジオ経営者が、本音を発信します。
●実は生徒のこういう所を見てます
●ダンスが上手くなる子、ならない子の特徴
●インストラクターという仕事について、など
現在ダンススタジオに関わっている方、これから関わる方に是非ご覧頂ければと思います。

今回は生徒の人数についてです。

これは、ホントこれからインストラクターになる方に読んでもらいたい!

基本的に、
ダンススタジオの流れとしては、
体験→入会という、まぁごく普通の流れだと思います。

そこで、いきなりお金の話になりますが、
例えば
月謝が、1人5.000円のレッスンだとします。
そして、インストラクターの月の給料が、16.000円だとしましょう。
だとしたら、単純に、4人以上の生徒がいないと、スタジオとしては赤字なんです。

もっと言うと、そこに地代や光熱費、そのレッスンにかかる広告費がかかります。

そうなれば、更に生徒数を上げないと赤字です。

もちろん、スタジオ側がインストラクターにお願いをしてレッスンをしてもらっている事も多いでしょう。
しかし、インストラクターもそのスタジオに雇ってもらい、その給料で生活をしていると思います。

つまり、何が言いたいかと言うと、
スタジオとインストラクターは持ちつ持たれつの関係で成り立つものだと思うのです。

だからね。
自分のレッスンがいくらで行われているのか、しっかり把握して、しっかりスタジオの利益にならないと、ダメだと思うんです。

お金の話でやらしいなぁと思うかもしれませんが、
これは、インストラクターの義務だと思います。
インストラクターは仕事です。

どれだけ、ダンスが上手くても、経歴がすごくても、生徒が付かなければ、インストラクターとしては失格だと思います。

それがインストラクターという仕事です。

ただ、もし体験そのものがない状態であれば、それはスタジオの責任でしょう。
広告の仕方や環境が悪いのかもしれません。
しかし体験があるにもかかわらず、入会まで行かないというのは、確実にインストラクターの力不足です。

インストラクターをしているほとんどの方が、
自分はプロのダンサーだと思っている方が多いと思いますが、
実際に利益を出せていなければ、プロのダンサーであっても、プロのインストラクターではありません。

ダンスが『踊れる』と『教えれる』は全くの別物です。



好きな事を仕事にしたいなら、本質を見失うな。