神山BLOG

神山BLOG

ダンススタジオ経営者が、本音を発信します。
●実は生徒のこういう所を見てます
●ダンスが上手くなる子、ならない子の特徴
●インストラクターという仕事について、など
現在ダンススタジオに関わっている方、これから関わる方に是非ご覧頂ければと思います。


僕のブログの内容が絶対正しいなんて思っていません。2011年にダンススタジオを設立し今までの経験で感じた事を発信します。違うと思えば読み捨てて下さい。
Amebaでブログを始めよう!
近頃、いろんなダンサーが、
ナンバーとして作品を出すイベントが増えていると思いますが、、、

ちょっと考えてあげてくれ!!

例えば、ナンバーのメンバーを集める際、
しっかりチケットノルマなどの詳細を伝えた上で、自ら出たい!と言い出してくれた子や、
オーディション開催などで、メンバーを決定していく分には、ナンバーとして成立すると思います。

しかし、ダンススタジオのクラスをそのまま、ナンバーとして持って行くのは、ちょっと考えないといけない。
そりゃ、先生から今度イベントがあるねんけど、このクラスをナンバーで出したいねんけど、、、
って言われれば、みんな出たいですよ。
ダンサーですから、、、

でもね、それには必ずと言っていいほど、チケットノルマがかかってきますよね⁇
しかも、1人あたり数万円なんて当たり前。

何が言いたいかと言うと、
そんなやり方では、続かない。

ダンスをやるには、レッスン費があり、
スタジオの発表会費があり、衣装代があり、
そこに、交通費など諸々のお金がかかります。

そこに、更にナンバーとか言って、度々数万円、取られていけば、正直きつい人もたくさんいるでしょう。

そして、何より、
生徒にばかりノルマなど、集客などのリスクを負わせて、、、
正直、そこまでの価値があるステージですか?
ダンサーとして、ステージに立つ事が大事な事、むしろその為にやっている事は重々承知です。

しかし!
場合によっては、照明の指定も出来ない。
リノも敷かれていない。挙句、客席がガラガラ。

こんなステージに、いくら好きな先生のナンバーだからといって、たった数分間に数万円も払う価値がありますか?

ノルマ分の客を集めれば良いと言う人もいるかもしれませんが、
ましてや、子供の繋がりで、他人のダンスに数千円払ってまで見に来てくれる人、そんなにいないですよ!?
そんな毎回、客数集めれるなら、自分のナンバーで出しますよ⁈って話。

つまり、イベント主催側も主催したなら、出演者に頼らない集客を考えろって事です。
全部、口出し出来ない人に押し付けるのは、どうなのか?って事です。
そしてそれだけの価値がある環境を整えろと言う事です。

それと、ナンバーを出すなら、自分のナンバーを出すという事に対して、変な優越感に浸らず、メンバーの事をしっかり考えて、行動して下さい。


ダンスでお金を稼ぐという事を履き違えてはならない。