京都が舞台だった少し前のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」でも何気に登場していたり、
NHK教育で放送しているアニメ「銭天堂」のオープニングの映像でも登場しています。
銭天堂って京都にある設定なのでしょうか?
行動範囲の狭い小学生時代、このランリュックが全国的に珍しいものだと知らなくて、たまに転校生がランドセルを背負っているのを見かけると、「あれがランドセルってやつか~」と思ったものです。
でもその後、転校生もいつの間にかランリュックに変わっていた気がする…
上のリンクの記事に詳しくあるのですが、ランリュックはいじめがきっかけで生まれたものだそうです。
年々高級化していくランドセルに、貧富の差が表れるようになり、軽くて安価に使用できるものを…ということで昭和43年(1968年)に誕生しました。
わたしは、このランリュックの制度も機能もとっても素晴らしいな!と思っていて、いつかランリュックが全国区になったらいいのに!と思っているほどです
とにかく軽くてたくさん入るし、遠足の日もランリュックでいいし、親としてはラン活に悩むこともないし、ランドセルのように何万円もしないです。
でも、ちゃんと6年間使い切りました
当時たしかサイズが大と小とあって、体の大きい子は高学年で大に買い替えている子もいたけど、ほとんどの子は6年間使ってました。
そんな、ランリュックしか知らなかったわたしが、結婚後京都を離れ、子どもが幼稚園児になり、ショッピングセンターで生まれて初めてランドセルを手にしたときの衝撃は今でも忘れられません…(大袈裟)
持ち上げて… 「重っ!」
触ってみて… 「固っ!」
値札見て… 「高っ!」
って、ほんとに声に出してしまいました💦
すみません…
あの黄色と黒のランリュックが全国に広まるのは難しいとしても、最近では、形がなんとなくランドセル風の布やナイロン製のリュックサックもでてきましたよね
たとえばこんなの↓
わたしの住む地域でも、時々ランドセル風のリュックサックを背負っている子を見かけることがあり、嬉しく思って見ています
とは言え、ランリュック推しは、みんなが揃ってランリュックだった世界での話で、
我が子の通学バッグは、一般的な普通のランドセルにしたんですけどね💦
「日本の小学生はランドセルを背負うもの」というのは、うちの子はもう幼稚園の頃からテレビアニメ中のCMなどですっかり刷り込まれていましたし、
周りのみんなが一般的なランドセルの中、なかなかそれ以外のものを選択する余地も勇気もわたしにはなかったです💦
だから、まだまだ少数派の中、布やナイロン製のランドセル風リュックサックを背負っている子を見かけると、
選択の理由は知る由もないですが、その子もそのご両親もまた勇気と信念があるようでかっこいいなぁ!と、勝手に思ってます
わたし自身がランリュックで育ったこともあり、わが家は転勤族なので、近いうちに転勤でランドセルじゃない地域に引っ越す可能性もあると思っていたので、年長さんの10月までランドセルを買いませんでした。
土屋鞄などの工房系有名ランドセルメーカーでは、GWで人気の色は予約受付が終了してしまうこともあるそうですが、
わが家はセイバンで10月に注文して3月に届きました
ランドセルを買う前には、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんがいるママさんに選ぶポイントを教えてもらいました
「色やデザインより、とにかく軽いのが一番よ!」
学年が上がって行くにつれ、教科書が増えて、ランドセルの重さがすごいことになるそう。
色で悩む…と相談したとき、
「小学校入ったらほんと何色の子もいるから、好きな色選ばせてあげたらいいよ!」
そのママ友は、悩んで悩んでシックな大人っぽい色にしたけど、今思えば何をあんなにこだわってたんだろうと思う…と言ってました。
どこのメーカーがいいのかなぁ?と話したら、
「セイバンは機能性がよいらしいよ!」
と、セイバンのお膝元出身のママさんが言ってました。
ありがたい数々のアドバイスを踏まえて、
セイバンで、とにかく軽いもので、色は子どもの好きな色にするので、デザインは私が決めました
そのデザインが載っているカタログのページだけを切り取って見せて、子どもに「何色のランドセルにする~?」という感じで決めました
(もう色はわかりきっているけど)
他のデザインのページをすべて見せちゃうと、ワンポイント刺繍と飾り鋲くらいのシンプルなデザインにしてほしいわたしの希望とは真逆の、刺繍いっぱいのラブリープリンセス系になってしまいそうだったので…💦
わたしの両親がお祝いとして買ってくれることになっていたので、値段のことは特に考えていなかったのですが、
そのような基準で選んだ結果、セイバンの中では一番軽量かつお手頃な値段のものになって、少し割引があって、たしか3万円台後半くらいで買ってもらうことができました
うちの子は、物心ついた頃から小さなプリンセスソファアが大好きで、その後幼稚園頃からはディズニープリンセスのラプンツェルが大好きで、プリキュアも薄紫の子が好きで、当時ラベンダー色以外の選択肢は皆無でした。
その色からブレることも一度もなかった!
当時はパステルカラーでないと服もなかなか着てくれなくて、赤いランドセルも色が濃いからと嫌がったし、
正直わたしだけの好みだったらキャメルにしてほしかったけど、薄紫色命の幼稚園児にキャメルのよさをわかってもらうのは…まぁ無理でした~
というわけで、ラベンダー色のランドセルにしたのですが、入学してみるとクラスに5人くらいラベンダー色の子がいました。
今や珍しい色でもないみたいです。
デザインは割とシンプル系なので、高学年になってもそこまで子どもっぽい感じはしないと思います。
淡い色は汚れや傷が目立つと聞いたこともありましたが、汚れは拭けばきれいになるし、傷もそこまで気になりません
カバーもしてないです!
多少の汚れと傷は小学生の勲章ということで。
そして今、小学校生活も後半に入ってきましたが、この間ショッピングセンターのランドセルコーナーで、「今ランドセル選ぶなら何色にする~?」と尋ねてみると、
「この薄緑かな~」
と、ペールグリーンでした!笑
ラベンダーと大して変わらないわ~
半年くらい前に聞いたときは、まだラベンダーのままだったんですけどね~
だからと言って、今のラベンダーのランドセルが嫌だとかわがまま言い出すような年でもないし、
お気に入りの色のランドセルで小学生をスタートさせてあげられてよかったなと思っています
まだまだきれいなランドセル。
6年使ってもきっとけっこうきれいなままだろうなと思います。
使い終わったら皆さんどうしてるのかな…
そう言えば、海外出身のママさんもわたしと少し似たような感覚で、ランドセルの高価格に驚いていて、メルカリで買ったよ!という方がいました。
他にも、これまで海外で暮らしていて、小学校の途中で日本へ帰国することになって、ランドセルを使うのもあと数年…、というパターンもけっこうありそうですよね。
そんな需要もありそうなので、ランドセルを使い終わったら、メルカリに出品するのもありかもしれない!とちょっと思っています
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました