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高校時代の友人の何人かとは
今でもぽつぽつ会っている。
 
 
 
家族との予定があったり
仕事が忙しかったりで
全然会えない時期もあるが
夏休みや年末になると
「そろそろご飯にいかない?」と
どちらからともなく誘い合う。
 
 
 
高校・大学で仲の良かった友達の一人は
半年に1回や1年に1回のペースで
いまでも途切れずに続いている
私の数少ない大切な友人の一人だ。
 
 
 
高校生のころはお互いタイプも違うし
この子は私のどこを気に入って
一緒にいてくれるんだろう?と
甚だ不思議だったのだけれど
なぜか波長のあう友達というのは
そういうものなのかもしれない。
 
 
 
メッセージではちょこちょこと
やりとりすることあったけれど
リアルで会うのは
去年の11月に会って以来、
なので約1年ぶりの再会。
 
 
 
 
今回は美味しいもの食べに行こう‼︎と
ランチを目掛けて倉敷へ訪れた。
 
 
 
行き先は『鬼の厨 しんすけ』。
以前、得意先の方に連れて行ってもらい
すごく美味しかったので、
また行きたい‼︎と思っていたのだ。
 
 
 
美観地区の一角にある。
(交差点のファミマの近く、
と言ったら地元の人はわかりやすいかな)
すこし人混みを外れて、古風な佇まい。
 

 

 

 
 
 
 
 
ここのランチがとても美味しい。
お刺身に牛肉のたたき、天ぷら、
さわらの西京焼き、秋刀魚の煮物
茶碗蒸し、サラダ、お吸い物にご飯…
 
 
いろんな種類がちょっとずつあって
女性でも食べやすいボリューム感。
一日10食限定のランチで1850円。
両親も今度連れてきたいなぁと思う。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

この日はなんとなく二人で

備前焼のショップ巡りをした。

 

 

 

私は以前から、なにかひとつ

自分のお気に入りの備前焼を

見つけたいと思っていた。

そしてどうせ買うならば、

ビアグラスやぐい呑みも捨て難いけれど

コーヒー用の器が欲しいと思っていた。

 

 

 

※余談だが母方の祖父と母は

むかしから焼き物が好きな人達で

我が家でビールや焼酎を飲むときは

かならず備前焼のグラスだった。

(祖父に影響されて父もそうなった)

 

 

 

その血を自然と受け継いだのか

私もやっぱり焼き物が好きだ。

実家にある備前焼を

譲ってもらっても良いのだが

備前焼は本当に気に入ったものを

いつか自分で買おうと思って

長いこと楽しみにとっていたので

今回ようやく夢が果たせたことになる。

 

 

 

美観地区にはほんとうにいくつも

備前焼のショップがあって、

店ごとに特色があるというか

取り扱っている窯元や作家さんが違う。

 

 

 

こういうのってすごく

どこでどんな出会いがあるか

わからないから面白い。

偶然の出会いって感じ。

 

 

 

この日だけで私たちは5軒ほど巡って、

3店舗目で私は気に入った器を見つけた。

 

 

 

手のひらサイズの

カフェオレボウル。

 

 

 

 

普通備前焼は茶色い土の色だけど

これは青みがかった灰色っぽい色。

作者は「安田龍彦」さん。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
ちょうど私の手のサイズでも
ジャストフィット。
 
 
 
マグカップでもなく、
コーヒーカップでもなく
カフェオレボウルなのが
コテコテじゃなくて
ちょっとモダンな感じ。
 
 
 
カフェオレだけでなく、
抹茶ラテやココアも合いそう。
 
 
 
取手のない器が欲しかったので
まさに理想のものを見つけられた。
私にとっての備前焼第一号。
これから大切にしよう。
 
 
 
購入したのは倉敷一陽窯さん↓
並べ方がギャラリーっぽくて
おしゃれだった。

 

 

 

 

 
 
 
 
そして引き続き美観地区を
ぶらぶらと歩き回って
(この日はずっと雨がパラパラと
降っている寒い日だった)
蟲文庫さんへも。

 

 

 

 

 

 
 
 
店の軒先の多肉植物たちは
こんな極寒の空の下でも
逞しく育っていて
植物の丈夫さに感心した。
 
 
 
なかでもデザートローズの
この成長っぷりには驚く。
思わず店主さんにも
凄いですね…‼︎と話しかけてしまった。
 
 
 

 

 

 
 
 
 
毎回訪れるたびに
何か1冊か2冊買って帰っている。
普段は出会わないような本と
こういうところで遭遇すると面白い。
 
 
 
シェイクスピアの本があったので
読んでみようと今回はこれ。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
ほかにもギャラリー「滔々」や
「融民芸店」にも行ったのだけど
そしてそれらのお店も
ものすごく素敵だったのだけど
ブログで書くのは
いつかお買い物をした時にでも。

 

 

 





 

えにっき的なやつ。

三井アウトレットでスヌードを買い

その場ですぐに装着する友。

友人がご満悦で喜ばしい。

 

 

 

 

 
 
 

 

彼女は北海道、

私は博多で買ったお土産を

別れ際にお互い交換した。

 

 

 

いつまでも高校生のような

ちょっぴり大人のような

取り止めもない会話で

ずっとずっと続いていけばいい、

これからも。

 

 

 

 

 

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■同じ友人と…

同じ友人と何年かに1回は倉敷を訪れている。

夏には夏の、良さがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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