顔のアニメーションのテストです。

夏風邪をひいてしばらく作業できず、

リギング完成予定の月末が近づいています。

 


MODOのプラグインのACS2(オートキャラクターセットアップ)
には顔のアニメーション機能があるのですが、アニメ顔では上手くいかなかったので、

顔はモーフ(目閉じ、目笑い、口開け)の三種類

 


目はマッピングのオフセット
髪はソフトダイナミクス
体はスケルトン(ボーン)

で表現してみました。


組み方で動いたり動かなかったり、
髪の毛はダイナミクス演算(物理シミュレーション)なのですが、
設定を柔らかくし過ぎると全部下に垂れたりと難しいです。
また、パソコンの処理を軽くするためにダイナミクス演算をキャッシュする機能があるのですが、キャッシングしたままではアニメーションの設定が反映されず、キャッシュしたデータの消去の方法がわからないで苦労しました。

 

だに削除の方法がわからないので、設定をいじるたびに再計算させました。

これで取りあえずは、リグ組していけそうです。

先日失敗した袖の動きの自動化がどうにかなりました。


3Dでキャラクターを動かすときにスケルトンと言う骨組みを組んで、メッシュと言う外殻を動かします。

腕のボーンの下に袖用のボーンを組み込み、そのボーンにダイナミクスと言う重力シミレーションを設定しました。

先日失敗したソフトボディーを使うより処理も軽いので本番はこちらを採用します。

実験です。結果失敗!

MODOの「ソフトボディー」の機能で髪の毛が揺れる表現が成功したので気を良くして、

袖が揺れるように設定してみたのですが、

服がトロけました!

原因は本体が「ソフトボディー」で服も「ソフトボディー」なので「アンカー」と言う固定するための機能効かず、服が連続したポリゴンでないためバラバラになってずり落ちた様です。

 

失敗した設定。

自働で揺れる髪の毛の表現を実験してみました。

MODOのダイナミクスの「ソフトボディー」と言う布などを表現する機能の応用です。

↓通常の状態

↓デフォルトで重力でソフトボディーを設定する

髪の毛が垂れ下がってしまいます。

 

そこで、形状を固定するために

屈曲剛性、構造、シアー、ボリューム維持の設定を100%にし、形状を保ち

ドラッグと言う動きに追随する値を思いっきり大きくしました。

 

髪の毛全体に設定してみました。

 

うーん後ろ髪が絡まるのは要研究です。

 

 

二体目の「吉祥天みさ」のモデリング完成です!

この後、「リギング」と言ってキャラクターを動かすための骨組みを作り、

顔の表情のモーフを製作し、テクシュチャーを付けて、

モーションをキャプチャーして編集して、動画編集ですか!

大変です!

「吉祥天みさ」のイラスト