かめおかゆみこです。
この「お悩みごと・お困りごと回答動画」は、2020
年、メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」6000号を
記念して、 読者さんのために企画したものです。
その後、読者のＹ・Ｓさんのご協力で、文字起こしを
つけることができました。これから、順次、一般公開
に切り替えていきますので、 どうぞお楽しみに♪
（2023.1.1）
お悩みごと・お困りごと回答動画
41★怒りっぽくなってきた（Ｔさん・男性）
♪ギターと笛中心の、さわやかなかんじのBGM（00:00～00:55）
こんにちは。かめおかゆみこです。
本日もアクセスしていただき、ありがとうございます。
お悩みごと・お困りごと回答動画、第41回目。
本日のお悩みごとは、Ｔさん・男性です。
00:18
「怒り・迷い・腹立たしさといったことは、
すべて自分の脳が支配しているというのは、
いつもかめおかさんが書いておられ、理解できていると思っているのですが、
自分の感情をコントロールできないときが多く、自己嫌悪に陥ります。
加齢とともにその頻度が増えています」
00:40
Ｔさん。
怒りや腹立たしさ、迷いといった感情って、
やっぱり心地よくないですから、感じたくないですよね。
ただ、そのときに感情をコントロールしようとすると、
逆にうまくいかないような気がするんです。
なぜなら、感情はコントロールするものではなくって、
仲良しになるものだからです。
01:01
怒りって、二次的な感情っていわれてるんですね。
何か、悲しい気持ちや、苦しい気持ち、寂しい気持ち、
そんな気持ちが高じた結果として、怒りになっているケースが多いですから、
その、自分の根っこにある気持ちに丁寧にフォーカスをしてあげると、
自分の本当の気持ちがわかって、「ああ、そうかあ」と納得がいったり、
対処の方法も見つかるような気がします。
01:27
どんな場合も、感情が湧いてきたらまず認めてあげること。
「そっかあ。怒（いか）ってるんだね。迷ってるんだね」って。
感情の声を聴いてあげるんです。
感情はサインですから、「あ、聴いてくれた、受け止めてくれた」
と思っただけで、けっこう落ち着くものなんですよね。
そしたら自己嫌悪にも陥らずにすみます。
01:47
それにね。
そもそも、自己嫌悪に陥ったりとか、そういう反応をしてしまう自分を、
否定したり批判してしまったりすると、自分の心が傷つきます。
感情を認めるということは、怒りを相手にぶつけるということとは
別のことですから、ストップをかける必要はないんですね。
02:07
それからもうひとつ。
これは私の思い過ごしかもしれませんけれども、
年を取るにつれてその頻度が増えているということは、
もしかしたらＴさんの中に、「これまでできていたことができなくなっていく」
というような、焦りや失望、あるいは、無力感みたいなものが、
湧き上がってきているのかもしれません。
02:29
それが形を変えて、怒りになったり、腹立たしさになったりしている、
ということはないでしょうか。
そうするとこれは、「感情のコントロール」という問題ではなくて、
「自らの老いとどう向き合うか」というお話になってくるような気がします。
それについては、もしよかったら、メルマガ6170号の
「生きかたに向き合う姿勢」を、再度お読みいただけると嬉しいです。
02:54
さらにもうひとつ。
これも、私の勘違いかもしれませんけれども、
歳を重ねると、体って固まっていきがちなんですね。
特に背中が固まってくると、体全体が動きにくくなっていきます。
心と体は一つですから、体が固まると心も固まりやすくなります。
03:14
今まで柔軟に対応できていたことが、体が固まって、心が固まることで
動きにくくなる、ということも考えられないでしょうか。
怒っているときというのは、体が固まっています。
逆に、体が固まると、怒りやすい状態になる、ということもあると思うんです。
よかったらそんな面からも、ご自身を見つめなおしてみていただけないでしょうか。
03:38
Ｔさんに限らず、どうぞみなさん、ご自身の感情を
否定することなく、あるいは無視することなく、
「この感情は自分に何を伝えてくれているんだろう」、
「今、どんなメッセージを送ってくれているんだろう」
と、ぜひ感情と対話をしてみてください。
03:56
そうすることで私たちは、より自分の感情と仲良くなることができ、
♪オープニングと同じようなBGM（03:59～04:30）
ご機嫌に日々を送れるようになっていきます。
そして、ご機嫌な人の周りには、ご機嫌な人が集まりやすくなりますから、
ますます、ご機嫌な人生になっていくという仕組みです。
感情と仲良くする。ぜひ、実践してみてくださいね。
04:19
本日も最後までお聞きいただき、ありがとうございます。
それではまた次回、お会いしましょう。
（文字起こし担当／Ｙ・Ｓさん）
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