【回答】お悩み34★家族の話が聴けない | かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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かめおかゆみこです。

この「お悩みごと・お困りごと回答動画」は、2020
年、メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」6000号を
記念して、 読者さんのために企画したものです。
その後、読者のY・Sさんのご協力で、文字起こしを
つけることができました。これから、順次、一般公開
に切り替えていきますので、 どうぞお楽しみに♪
                  (2023.1.1) 
 

 

 

お悩みごと・お困りごと回答動画

34★家族の話が聴けない(I・Fさん・女性)

♪BGM(00:00~00:49)

こんにちは。かめおかゆみこです。
本日もアクセスしていただき、ありがとうございます。

お悩みごと・お困りごと回答動画、第34回目。
本日のお悩みごとは、I・Fさん・男性です。

00:18
「人の話をうまく聴けないことです。
特にきょうだいだと、いろいろな感情が混ざってしまい、
素直に聴いてあげることができないようです。
自分の意見やジャッジをしないように気を付けても、
素直に耳に入ってきません。
頭の中でいろいろな思考が出てきます。
どうしたら素直に聴いてあげられますか?」

00:39
他人の話なら、穏やかに冷静に聴くことができるのに、
こと、家族の話となると、ついつい感情的になってしまう。
そういう人って、けっこう多いんですよね。
私の定番講座「『聴く』を磨く」にも、
そういうかたがよくいらっしゃいます。

00:55
端的に言ってこれ、テクニックの問題ではなくって、あり方の問題なんです。
他人であれば、その距離感をはかって、
その距離感に合わせて、話を聴いたり話をしたりすることができます。
ところが、家族になると、その境界線があいまいになってしまって、
「このぐらいならわかってくれるだろう」とか、
「なぜこんなこともわからないのか」という気持ちに
なってしまいやすいんですね。

01:19
シンプルに言ってしまうと、相手を家族だと思わずに、
他人だと思ってみること。
それではちょっとあまりにも冷たいと思うようでしたら、
親友だと思ってみること。
親友でしたら、ゆったりとした気持ちで聴くことが
可能になるんじゃないでしょうか。

01:35
ということで、まずはこれでトライしていただきたいんですが、
今日はもうひとつ、違う観点からみてみたいと思います。
それは気質です。

01:44
私たちは相手の話を聴くときに、ついつい、
「自分がこう聴いているのだから、相手も同じように聴くだろう」、
あるいは、「自分が話していることを、相手も同じように受け取るだろう」、
と思いがちです。

ところが、気質が違うと、その違いによって、
受け取り方ってぜんーぜん変わってしまうんですね。

02:04
この短い動画の中で、気質の話を詳しくする余裕はありませんけれども、
今日は、特徴的な2つの気質を例に揚げて、
聴き方の癖について、ちょっと一緒に考えてみたいと思います。

話をシンプルにするために、気質を春 夏 秋 冬の季節に
なぞらえてみたいと思います。

02:23
秋の気質は、芸術の秋、なーんて言われるように、
ちょっとこだわりが深く、必ずしも許容量が広くない場合があります。
そうすると、自分の価値観に抵触する話になってしまうと、
ぴたっと心をとざして、場合によってはシャッターまで下ろしてしまうんです。

02:41
これ、秋の気質の性質ですから、ある意味仕方のないところはあるのですが、
こんな時は、自分と相手をきょうだいという、近い年齢の関係で考えずに、
もう少し大きな存在、たとえば、おじいちゃん・おばあちゃんだったりとか、
そのぐらいの立場から、話を聴いてみるというのはどうでしょうか。

03:01
秋の気質の人が、話をしてくるときって、こだわりが強いことが多いんです。
そのこだわりを矯正しようとしても、秋の気質というのは、
それができないんです。

ですから、できるだけ、そのこだわりを尊重したうえで、
よかったらこんな提案もあるんだけど、というようなスタンスで、
話をしてあげると、案外、譲歩してくれることもあります。

03:23
また、聴き手であるこちらが夏の気質の場合、
そのきょうだいとの関係性によって、聴き方はずいぶん変わってきます。

「こいつ、あんまりいうことを聴かないな」なーんて思っていると、
つい、命令口調になってしまいがちです。
逆に、ふだんからいい関係が作れていると、親分肌、姉御肌になって、
「しょうがないなあ。言うことを聴いてやるか」
みたいな気持ちにもなりやすいです。

03:47
相手が夏の気質の場合、自分の主張や信念がはっきりしているので、
強い調子で話をしてくることがあります。
夏の気質のエネルギーは、ほかの気質のどのエネルギーよりも強いので、
これを防ぐのはけっこう大変です。

04:02
まずは、その話の中の、すてきなところやいいところを
ピックアップしてあげる。
「それいいねえ」とか、
「あ。なるほどー。そんなアイディアがあるんだね」
というふうにね。そのうえで、
「ただね。自分はこうこうこうだから、それ、そのまんまでは無理なんだ。
でも、こうこうこういうやりかただったらオッケーだけどな」
みたいな感じで、すこーし緩和するということは、可能かもしれません。

04:25
気質でなくても、世の中には、性格分類とか、
いろいろなパターン分類がありますから、
自分のパターンと、相手のパターンをよく知って、
それに適合するようなやりかたを研究してみるといいのではないでしょうか。

♪BGM(04:39~04:55)
せっかくご縁をもって生まれてきたきょうだい同士。
できることなら、いい関係を結べていけるといいですね。

04:46
本日も最後までお聞きいただき、ありがとうございます。
それではまた次回、お会いしましょう。

(文字起こし担当/Y・Sさん)


★「『聴く』を磨く」講座について
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