湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯 -30ページ目

湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

新年本月、小生にとって二つ目のイベント日でございます。

本日は1/10、十日えびす。

もう十年単位で鎌倉本覚寺、夷堂さまの初夷講で行われます「湘南えびす」へお詣りさせていただきまして、福笹を頂戴いたしております。

福笹自体は正月三が日でも授与は行われておるのですが、やはり初えびす、である十日えびすの日に授与されたいのは、人情というもの。

9時頃からの授与でございますが、すぐに10数人、福笹受けの参詣客さんによる列ができておりました。

 

2020/01/10撮影 鎌倉本覚寺境内

本覚寺の夷堂の夷さまは、鎌倉幕府開府後、源頼朝公によってこの地に招かれ、後に和賀江島となっている港至近にあることから、港・船守と商売守護の夷様となって今に続いているとのことです。

現在は日蓮宗では東身延と呼ばれている本覚寺境内にございますが、実は夷堂の方がお寺様より先にございましたそうです。

 

〃 夷堂

その後、夷堂は失われてしまいましたそうですが、地名には残っていて、1981年に元あった本覚寺山門至近の現在の場所に再建されました。なのでお堂のデザインは古の雰囲気を感じさせられつつ、モダンなお姿で屋根上の相輪がシンボリックな建物でございます。

 

〃 本堂と境内

小生もまず真っ先に夷堂に詣でて、祀られております夷さまへご真言を唱えさせていただき、ご挨拶申し上げましたあと、本堂でお上人様へご挨拶申し上げましたあと、列に並んで福笹を頂戴いたしました。

 

〃 福笹授与所と9時台の福娘さん

福笹をいただいた後は早く帰宅致して、福笹を玄関へ納めるのですが、今年は1/15が八幡さまの左義長※どんど焼き、ですので、昨年一年各神棚を守っていただいたしめ縄とお正月の松、お飾りをお焚き上げ戴きたく、八幡さまへお伺いいたしてまいりました。

 

〃 鎌倉鶴ヶ岡八幡宮

初詣の喧騒も終わり、お正月用特設の授与所も解体されておりまして、普段の落ち着いた舞殿前の景色に戻っておりました。

 

〃 神域参道

小生も元旦に初参りさせていただきましたが、全国何位になるのでしょうか、楽しみでございます。

八幡さまへのお納めも終わりましたし、自動車御祓い所至近のパーキングへ戻り、実質30分くらいの駐車ですからそんなにかからないだろうと思いましたら、なんと1000円!。付近の民間駐車場や八幡宮駐車場は1時間600円です。コインパの方が安いだろうと思ってあえて選んだんですが、これは大失敗・・・。

藤沢へ戻る道すがら、かかりつけの整形外科へ切れた薬を出していただこうと思いつき、津村から海へ出で鵠沼海岸へむかいました。

うん!?、そうだ鵠沼伏見稲荷大社さまへもお詣りしていこう!と思いついたからです。「寄って、詣ってゆけ!」と、どうやら、お稲荷さまへ呼ばれましたようでございます。

鵠沼伏見稲荷大社さまは、湘南西浜ビーチ至近におわしますお稲荷さまですので、サーファーの方々から絶大な信頼を寄せられておりますお稲荷さまです。

小生は、こちらのお稲荷さまには普段お伺いできない岩手の屋敷神さまへの、見えない仲介をお願いいたしておりまして、お世話になっておりましてね。

 

2020/01/10撮影 湘南 鵠沼伏見稲荷大社

車を駐車区画へ入れようと境内へ入りますと、おおー!!満車。一つ空いていたスペースに車を入れさせていただきまして、拝殿で新年のご挨拶、奥の院で稲荷祝詞を上げさせていただきまして、初参りを終えました。

 

〃 鳥居

フッと境内から頭上を見上げますと、アララ・・・。龍神さま?が。これは新年一月から吉兆か!と。

北口本宮浅間神社の姫さまをお暇した後は、遅い昼食として、ここは一番、やはり名物の「吉田うどん」を食べていかねば、と思いまして、お社近くにある玉喜亭へ。

ここはかなりリーズナブルなお値段で美味しいお店で、小生はだいたい夏冬問わず、肉天うどんを頼みます。あと、駐車場が広いので助かりますです。

で、食後は高速で甲府南へ。この時期のこの時間、精進湖越えで「みたまの湯」への直行は、5年越しのつるつるスタッドレスではチョイと憚られましたのでね。

で、まずは絶対安全な中央道で大回りして「みたまの湯」へ到着。おりしも正月休み最後の日曜です。駐車場は満車に近かったです。でもお風呂はもう、東京へ皆さん向かった後なのか、比較的すいていていました。

入湯後は再度、中央道へ戻り、双葉SAで翌朝まで仮眠です。いゃ~寒かったこと寒かったこと、湯たんぽがほしかっです。ちなみに小生、SAでの仮眠時には、夏冬とも当然エンジンカットですから。翌朝、出発時エンジンをかけたときにラジオから今冬一番の冷え込みだったと言っていました。

さて、ぐっすりと眠りましたので出発。双葉SAの上りSAを仮眠場所にしたのは、中部横断道の静岡方面へ直に入れるからです。現在、2019/11月に下部温泉早川まで開通しており、残りの南部ICまで2020年度中に開通すれば、東名/新東名と中央道が直結されます。

全線開通すれば身延山までは最寄りの身延山ICから直行できますが、現在は下部温泉早川ICから、国道52号を走ります。この寒さですから、いつもの52号からの近道山道は凍結等でやばそうなので、今回は52号旧道の大門正面からお山に入りました。

一番奥で境内に斜行エレベータで直行できる、せいしん駐車場へいつもの通り車を入れたのが6時過ぎ。急いで、境内へと足を踏み入れますと、朝の御勤めが始まっております。今日は祖師堂での勤行のようです。

そっと入口の扉を開いて堂内の外陣で御勤めに参加させていただきます。しばらく続いたお勤めのあとは、担当僧侶様の朝の法話が始まります。

朝の清浄な空気の中で、楽しくためになる法話をお伺いするのは、前回に続き二度目でございます。先着のご家族さま一組にあとふた方に小生の6名で、ご法話をお伺いいたしました。ちなみに外陣の赤敷物の下にはホットカーペットが・・・。御心遣いにホッコリしました。

ご法話が終わりお坊様が退出なされますと、小生もその足で報恩閣へ出向き、前厄の厄払いご祈祷をお願い申し上げました。本当は奥の院へお伺いしてご祈祷をお願いいたしたかったのですが、この時期、ロープウェイは9時からの運行でして。報恩閣を辞しまして、あとは境内で写真を撮影させていただきました。

 

2020/01/06撮影 身延山久遠寺 朝の境内

実に清浄で清々しい空気でして、報恩閣のエントランスから撮影。

 

〃 報恩閣前 梅

久遠寺さまは春の枝垂れ桜が有名でございますが、この時期は千両の赤い実と梅の小さな花弁が新春を告げておられるかのようです。

 

〃 祖師堂

お堂群の中で一際煌びやかな祖師堂が朝日に照らされて、一層美しい姿です。

 

〃 五重塔

コントラストが強すぎて折角の朝の青空と塔の朱色がうまく撮影できませんので、代わりに授与所の正月飾りを入れて華やかさを+。

 

〃 菩提梯

小生、この菩提梯の287段の石段にいつも惹かれますです。四季折々の表情が楽しい大石段でございます。そうこうするうちに、時計の針はもう8時半、そろそろお暇をと思いまして境内を辞させていただきました。

この後は52号を富士川沿いにひたすら走り、ご先祖さまの故郷、南部町を過ぎて途中で富士川を渡り富士宮を目指します。小一時間で富士山本宮浅間神社へ到着。駐車場はすでに満車に近く・・・。車を入れて、まずは御手洗川+富士山の定番撮影を一枚。

 

2020/01/06撮影 富士宮 富士山本宮浅間神社 御手洗川

こちら側からの富士山は雄々しいお姿。識子さんによれば、ご祭神は北口本宮さまと同じコノハナサクヤヒメさまなのですが、男神さまの浅間大神さまがお出ましになったそうでございます。神様に性別は無く、人の子が思い描く姿がその者の信ずる神、だそうですから。

小生も平素、目に致しております富士山は、湘南からですから、どちらかと言うと優美な女性的なお姿ですので、姫神さまのつもりで信心させていただいております。

 

〃 楼門 お正月飾り

そういえば、6日は実質の仕事始めです。会社単位で今年の繁栄をお祈り成される方々で境内も人が多いです。隋神さまにご挨拶して境内に足を踏み入れます。

 

〃 境内、社とご神体富士山!

すぐにドンドンと巫女!?様の打ち鳴らす、力強い大太鼓の響きが。おー、正月から、なんと縁起の良い!!。

ちなみに楼門境内内からお社/楼閣とご神体を一緒に写せるのは、このポイントだけでございます~。桜の時期は枝と花の付き具合で隠れてしまわれるかも、です。

 

〃 本殿楼閣

ご祈祷も続いて行われておりましたので、チャッカリ陪席祈祷の御相伴をあずかれました~。少し拝殿脇で神主様の祝詞に耳を澄まして、東の脇門から隣接した湧玉の池へ向かいます。

 

〃 湧玉の池

水屋神社さまでこんこんと湧く富士山の御神水を頂戴して、池端のお稲荷様と弁天様へご挨拶。

池底の藻の緑と空の青さが際立って実に美しい色合いでございます。この池の湧出量は日に30万トン!!!、中型タンカー一隻分っす。

一通り御池を巡ってまた、境内に入れさせていただきまして、授与所で縁起物※お正月の富士山の絵馬っす。を頂戴して、お暇。

 

〃 楼門前 天皇陛下御歌※皇太子さま時代の御製です。

昨年、皇太子殿下時代に詠まれた御歌の大絵馬です。天皇さま即位への御心が垣間見える御歌でこざいますね。皇后さまの御歌もございましたが、参拝客の方がいらして撮影できませんでした。

お詣りも済んで参道を戻る道すがら、お別れ際にやはり今日の〆撮りはこれ↓しかないと思いましてね。

 

2020/01/06撮影 富士宮御手洗橋から富士山UP

今日はもう平日。高速は使わずに沼津でお昼を食しつつ、箱根を超えてひたすら下道を帰宅いたしましたです。

松の内にできるだけ神仏さま方へは、初参りしておこうと思いまして、甲州へと出かけてまいりました。

仕事後の強行軍でしたが、年末、お礼参りにお伺いできなかった二社+一寺さまへお詣りしてまいりました。

5日の日曜日には、富士吉田におわします、コノハナサクヤヒメさまご祭神の北口本宮浅間神社さまへ。

仕事後のお昼をコンビニ握り飯で済ませ、東名で一路、御殿場へ。須走からまた高速に乗り、お社へ到着したのは14時半。

 

2020/01/05撮影 富士吉田 北口本宮浅間神社 大鳥居

この時期この時間にお社へお伺いすると、お日様が参道を正面から照らしていただけます。とても神々しい景色に感動します。

 

〃 拝殿参拝

20人くらいずつ纏まって、拝殿へ上がってお詣りのシステム。お正月ならではの景色ですね!。

 

〃 東宮参道と雪

先日の雪ぶりで降った雪が美しく残っていて、綺麗なお社をさらに引き立てていて、思わず撮影。祝詞を上げさせていただいて初参り。

 

〃 本殿真後ろ、恵比寿社

知る人ぞ知る、本殿真後ろにおわします恵比寿さま&大黒さま。ご利益は奉納旗の数で想像できます。正月5日ですでに新旗がずらずらっと。

 

〃 西宮

北口本宮浅間神社中興の方々、村上氏/諏訪氏をお祀りするお社です。爽やかさと厳しさを感じさせていただけるお詣りができます。

 

〃 祖霊社&富士登山道吉田口

祖霊社のお社の真上からお日様が境内にさし込んでいます。この道は富士登山道吉田口でもあります。となると、お日様は富士山方向からさしていることに。姫さまのお力光が戴けるようですね。

 

〃 ご神木と神光 

境内には太郎/次郎杉を始めとして、巨大なご神木の大杉が幾本もそそり立っています。ご神域には大木の杉林ですから、そこを抜けてくるお日様の光は神光として境内を明るく照らします。

 

〃 太郎杉とお月さま

太郎杉にまかれた、新しい大しめ縄を眺めていて、ふっと見上げるとお月さまが!。小生のお慕いしております月読命さま。有り難く姫さまへのお詣りをサポートしていただけていたんだ、と思うと嬉しくて合掌。

この日はこれでお詣りは終了。みたまの湯でひとっ風呂浴びて、車中泊で明日は身延山と富士山本宮さまへの初参りを予定です。