湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯 -28ページ目

湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

あらら~、のんびりしていたら、もう25日!。

今年の初午記事、アップロードしないと2月が終わっちゃう。

で、慌てて、この記事を書き始めました~。

でも、今年はもう二の午も終わっちゃいましたから、来年のお詣りのご参考にでもなさってくださいませ。

とっても大きなお力をお持ちで、とてもお優しい稲荷大神さまです。

普段のお詣りにお伺いなさっても、もちろんご利益大でございます。

動物にもお優しいようで、お供えのおあげさんをヒヨドリがつついても、そのままになされている光景を見たことがあります。

まずはその、秦野白笹稲荷さまから。

参道入口にございます一の鳥居です。臨時バス停前から通じる道、さらに参道は両側、露店でビッシリです。

境内本殿前には特設祭壇がしつらえられておりました。

こちらは普段からこざいます、眷属お狐さまへのお供え物、おあげさんの奉納竹。これがあるとお揚げさんの奉納がしやすくて、有り難いです。ちなみに普段は小生、お酒も小瓶ですがお捧げ致します。

ちなみに吊り下げ紐付き三角あげは参道露店で売ってます。四角の普通のおあげさん、をお持ちの方の参拝客の方も居られます。

本殿の御狐さま、の彫刻でございます。なかなか、リアリティのあるお姿で稲穂を咥えられておるお姿は今にもお姿を現されそうで、いかにもご利益がありそうでございます。

本殿屋根に鳥がとまって参拝者を眺めています!?ん、こんなに人が多いのに何で逃げないん??、そうですこれは屋根板にしつらえられた細工物!なのです。いゃ~、リアリティありすぎでございます。

こちら↑の縁起物屋さんはいつも境内内のこちらに出られます。実に賑やかな縁起物でして、これなら小生も欲しいかな・・・、と思うのですが、お値段が~~、わかりません!。出来から類推するとお高そうです~。ちなみに本殿に神主さまがご昇殿中のところを狙って撮影させていただきました。

この後、小生もご昇殿させていただきまして、ご祈祷をお願いいたしました~。授与品は各々、各地神様でまちまちでございますが、白笹稲荷さまではお札/授与品の他に、お神酒の受け杯をそのままいただけます。お稲荷さまのお姿入りの杯でして、ちょっと嬉しかったです!。

 

境内二の鳥居脇には、境内をお守りになっているお狐さまが数体居られるのですが、こちらは母狐さま。子ぎつねさまへ添えた腕に子供を慈しみられる気持ちが表れているようで、いつも小生、佇んで眺めてしまいます。

白笹稲荷さま、年々参拝者の方々が増えているように感じまして、嬉しくて!。

この時期、こういう賑やかな催しがありますと境内で焚かれる大きな焚火も、都会では近年なかなか味わえないボワッと暖かくとホッコリできる場所でございます。

車でお伺いいたしまして正面参道からお伺いいたしますと、こじんまりとしたお社でございますが、実は稲荷山!と言える御山です。西/東の末社が本拝殿下にもございますので、歩いて昔ながらのルートで下から参拝なされるのも楽しいかもしれません。

こう考えると、関東三大稲荷の御一つと呼ばれておられるのも頷けます。

毎年、初午時には小田急秦野駅から直行臨時バスが運行されます。小生は毎年このバスでお伺いさせていただきますが、平素は大きな駐車場がありますので車でございます。

初午/二の午時にはかなりの混雑で誘導が出るほどですから、バスでのご参拝がお勧めでございます。

白笹稲荷さまをお暇させていただきました後は、鎌倉鶴岡八幡宮さま、上宮脇境内にございます丸山稲荷さまへ会伺いいたしました。

こちらは初午祭の御祭り時間には一般参拝者の方々はお稲荷さま境内には残念ながら入れません。さらに、お祭りに参拝なされる方は同日受付はございませんので、のぼり旗を当日前までにお納めなされた方か、お稲荷さまにご祈祷をなされた、もしくは、ご案内のご連絡をお社へ申し入れられた方へのみ、社務所より事前にご連絡とご案内があるようです。

と言うことでございまして、小生はお祭りの合間にお詣りをさせていただきました。

お社前も境内もお祭りのしつらえと準備がなされておりまして、いつもの通り、お稲荷さんとお酒をお供えさせていただこうと思って持参したのですが、ちょっと不調法に感じまして祝詞奏上だけさせていただきまして、お供えは控えさせていただきました。

御祭り時は階段下で居らさせていただき、頃合いを見てお暇致しました。

下の境内に降りましたら、社務所前の白梅がちょうどよい塩梅でして。八幡さまの神紋と絡めて一枚。

いつもの早咲き大島桜はちょうど見ごろになっておりました。風もないのに花弁が降るので、よくよく眺めましたら彼↑が・・・。

夢中で花弁を食べております、というより蜜を舐めているのかと。

台湾リスですから、今では鎌倉地区ではハクビシンとともに嫌われ者の害獣扱いですが、八幡さまご神域では安心して居られるようで、ちょこまかと可愛い姿を見せてくれます。

こんな可愛い姿を桜と共に撮影させていただきまして、八幡さまの神さま方、ありがとうございます!。

こうして、今年の初午祭は終了いたしましたです。

次は21日の二の午祭でございます~!!。

善光寺さまへお伺いする前、今回の信州行はタイムスケジュールの関係で諏訪の姫大神さまと石仏さまへの初参りにお伺いしました。

行路は通常と同じで、金曜の仕事後、その足でまず圏央道/中央道経由で甲府南で下道、三珠の湯、直行で疲れをいやし、甲府市街へ下道で入り、御贔屓の街中華「香蘭」で夕食。再度、中央道へ乗って諏訪湖SAまで走り、ここで仮眠。

翌朝は10時には長野善光寺さまへ到着していないといけないので、朝6時起床で、岡谷ICで下道、まずは春宮さまへ。

春宮大門交差点近くのスーパーで暖かいお茶と和菓子を購入し、春宮駐車場へ車を入れて、いしぼとけさま※万治の石仏さま、へ初参りをしました。

携えてきたお茶とお菓子をお供えし、お線香と般若心経をお唱えしてご挨拶申し上げました。

「よろず、おさまりますように」「よろず、おさまりました~」っと石仏さまの周りを3週しつつ、お願いを申し上げましてね!。こころなし、ちょっと微笑んでくださったように見えましたので、ホッコリしました~。

あ、実はいしぼとけさまお詣りの前に、いつも先にお詣りするのが。

浮島社の神さまです。諏訪の七不思議、に数えられるお社で、春宮脇を流れる堀川の清冽な流れの中州におわす神様です。

神さまにお酒とお塩をお供えして、祝詞を上げて初参りのご挨拶。

ものすご~く、清らかで清々しく、それでいてホッコリとする神域の空気で悪いものを祓い、エネルギーを充填していただけます。

諏訪の姫大神さまとともに、小生の大好きな神さまでございます!。

※神さまへのお供えは、ここではしっかりと片付けた方がよろしいです。なぜかというと、朝、氏子の方がお参りの際に置かれたままのお供えを見つけると、お下げして処理されておりますので、お手を煩わせないためにです。15分お上げしていれば神さまには十分です。小生は浮島社の神さまへお供えしてから、いしぼとけさまへお詣りして、お暇するときに処理しております。

いしぼとけさま/浮島社の神さまへのお詣りを終えてお暇しました後は、春宮さまへお詣りします。識子さんによれば姫大神さまは常時、秋宮さまに居られるようで、春宮さまには眷属様が御守りになられておられるそうですが、そうはいっても「春宮」さまでございます。スルーしたりすることは姫大神さまに大変失礼に当たりますので、しっかりと祝詞を上げて、初参りさせていただきます。

参道の狛犬さま※秋宮さまの狛犬さまと同じ!?、にもご挨拶して車に戻り、旧中山道を走り秋宮さまへ。この道中、距離は短いですが良い雰囲気でいつか、歩いてみたいです~。公衆温泉もありますしね。

5分ちょっとで秋宮さまの駐車場へ到着。今日はまだ朝早いので、メインの区画も空いています。もう少しすると、近年、整備された駐車場の方が停めやすくなります。

秋宮さまの手水はご神湯です。熱い天然温泉が竜頭の口から滾々と流れ出ています。不意に手を出すと熱さにびっくりしますよ!。

この時期は気温が低いので、ご神湯周りはもうもうと湯気が立ち込めています。

境内は新年詣りの名残の飾りつけがありまして、とても華やかです。

神鉾/神旗/神幕には、ご神紋の梶の葉が。

ご拝殿で祝詞を上げさせていただき、しっかりと初参りのご挨拶をさせていただきまして、摂末社の神さま方へもご挨拶。

御柱※おんばしら、に朝日が当たって境内の清々しさが際立っていましたので、撮影させていただきました。

小生、前厄ですので、本来であれば、ここでご祈祷をお願いいたしたいのですが、今回は善光寺さまへのタイムテーブルがありましたので、次回参拝に回させていただきました。

神域の八幡山の八幡さま、大黒さま社へご挨拶申し上げようと参道を下っておりましたら、下諏訪から岡谷への町筋が見えます。

秋宮さまへ岡谷から一直線に続く下諏訪のメインストリート=中仙道は秋宮さまへ行きあたると左折して山越え道となります。

下諏訪の街は何時お伺いいたしましても、姫大神さまのご神気溢れる暖かい街に感じます。今回はご神湯に浸かれませんのが、残念でございました~。

伯父が急逝して一年になります。

この日は、還暦を前に急激に小生の住環境が大きく変わっていく、きっかけとなった日になりました。

来年、誕生日をもって定年、そして夏ごろにはもう、湘南には居らないかもしれません。人生初めての転居。どうなることやら・・・、です。

さて、当然、一周忌ともなれば本来は菩提寺で、となるはずですが、諸般の事由でそれができず・・。

ネットやらなんやらで探しましたら、意外と身近なところで、執り行っていただけることがわかりました!。

そうです!、信州長野、善光寺さまです。そうでした~、忘れてました。善光寺さまは無宗派のお寺様なのです。

何せ、秘仏のご本尊様は、まだ日本に仏教の各宗派どころか仏教が広まる前、日本に渡られてきた!?仏様ですから。

さらに、折角日本に渡られたのに反仏派の物部守屋に川に捨てられたところを、本田善光さまに救い出され、現在の信州信濃に安住の地を得られた、という変転万化の来歴を持たれる仏様です。

ちなみに本田善光さまの善光、をとって善光寺、なのだとか。

宗派に問わず、御供養/御祈願/ご祈祷をしていただける、実に有り難いお寺様/ご本尊さまなのですね!。

現在は天台宗の大勧進、浄土宗の大本願の二つの山内寺院さまによってお勤めがなされていまして、最近は朝の「お朝事」のお数珠頂戴、が知られるようになり、人気を集めつつあります。

1日は先に諏訪の姫大神さまと石仏さまの初参りをしましたので、到着は10時30分。実は善光寺さまでの供養受付を11時までに終わらせられれば、お昼前の法要にちょうど間に合うのです。なので、今回は朝一の「お朝事」は見送り、長野到着時間のタイミングを見て走りました。

10時半頃はまだ、境内本堂前の授与品所/勧募窓口は空いておりましたが、お昼の供養申し込み締切時間の11時過ぎになりますと、一挙に参拝者の方々が多くなります。3/5/10千圓のお納めを選んで、申込書に御供養/御祈願/ご祈祷の区別、必要事項を記入して窓口にお出しします。

御供養/御祈願/ご祈祷法要は本堂の御内陣へと入りますので、内陣拝観券か三堂共通拝観券のどちらかが必須となりますので、同時に購入します。

喪主/参列者別の輪袈裟を係の方から頂戴して、11時半まで各々待機。

時間が来ると申込者の点呼が係の方によって行われ、本堂へと移動。

ご内陣入口から内陣へと履き物を脱いで入り、喪主/祈願主はさらに内内陣へと入ります。ちなみに、内内陣は普段、お坊様方がご本尊さまへお勤めをなされる場所で、一般の方の立ち入りはできないところです。

小生は足腰に不具合がありますので、お坊様に申し出ましたら、椅子を用意していただけました。なので、正座できない方でも不安なく、内内陣で仏様と正対できます。

内内陣での皆様方の準備が整いますと、ご担当のお坊様による読経のあと、ご本尊さまの居られる須弥壇の幕が上がります。小さな、御開帳ですね!。

般若心経が唱えられておる間だけですので、時間は短いですが、あの世とこの世が繋がる一瞬ですので、仏様や仏様になられた大切な方々へ、思いを直接伝えられる貴重な一時です。←お坊様の受け売りです。

御供養/御祈願/ご祈祷をなされた方々の法要内容と氏名が仏様へと告げられ、30分程度で法要は終了、この後、内内陣脇にしつらえられた机で、それぞれの、御供養/御祈願/ご祈祷のしるしやお札を頂戴して、終了です。

法要に参加なされた皆様方はめいめい、内陣拝観券/三堂共通拝観券をお持ちですから、そのまま、御戒壇巡りをなされる方が多いです。

小生も毎回参堂の際は必ずやらせていただいておりますので、今回も「極楽の宝錠前」をしっかりと触らせていただいて参りました。

この後、山内の仏様方へ初参りのご挨拶を申し上げ、最後に今回は三堂共通拝観券を購入いたしてありましたので、普段、いつも時間が早くてお会いできない、日本忠霊殿・善光寺資料館に居られる、三面大黒さまと三宝荒神さまへご挨拶させていただきまして、お暇させていただきました。

何、何回忌の法要・・・、となると金銭的にも人的にも大きな事柄で、なかなか、日程がたたないとか、法事自体が難しい事が現代では多いと思いますが、それでも、「ああ、供養してあげたいなぁ~」「仏様修行の手助けをしてあげたい!」「今までほったらかしてたんで、お詫びに・・・」「お金はないけど、何かしてあげたいんだけれど、何とかならないかなぁ」と思われる方が居られましたら、善光寺の仏さまにおすがりしてみてはいかがでしょうか。

識子さまがお話をされた仏様曰く、「人の子は、もう少し仏に甘えても良い」とも言われておられるそうですから、ね!。

帰宅しまして、仏壇の叔父の遺影を眺めましたら、何となく、ホッとしたような優しい笑顔を浮かべているように感じました。