2020/02/01撮影 叔父一周忌をお願いに長野へ、そして諏訪の姫大神さま初参り | 湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

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ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

伯父が急逝して一年になります。

この日は、還暦を前に急激に小生の住環境が大きく変わっていく、きっかけとなった日になりました。

来年、誕生日をもって定年、そして夏ごろにはもう、湘南には居らないかもしれません。人生初めての転居。どうなることやら・・・、です。

さて、当然、一周忌ともなれば本来は菩提寺で、となるはずですが、諸般の事由でそれができず・・。

ネットやらなんやらで探しましたら、意外と身近なところで、執り行っていただけることがわかりました!。

そうです!、信州長野、善光寺さまです。そうでした~、忘れてました。善光寺さまは無宗派のお寺様なのです。

何せ、秘仏のご本尊様は、まだ日本に仏教の各宗派どころか仏教が広まる前、日本に渡られてきた!?仏様ですから。

さらに、折角日本に渡られたのに反仏派の物部守屋に川に捨てられたところを、本田善光さまに救い出され、現在の信州信濃に安住の地を得られた、という変転万化の来歴を持たれる仏様です。

ちなみに本田善光さまの善光、をとって善光寺、なのだとか。

宗派に問わず、御供養/御祈願/ご祈祷をしていただける、実に有り難いお寺様/ご本尊さまなのですね!。

現在は天台宗の大勧進、浄土宗の大本願の二つの山内寺院さまによってお勤めがなされていまして、最近は朝の「お朝事」のお数珠頂戴、が知られるようになり、人気を集めつつあります。

1日は先に諏訪の姫大神さまと石仏さまの初参りをしましたので、到着は10時30分。実は善光寺さまでの供養受付を11時までに終わらせられれば、お昼前の法要にちょうど間に合うのです。なので、今回は朝一の「お朝事」は見送り、長野到着時間のタイミングを見て走りました。

10時半頃はまだ、境内本堂前の授与品所/勧募窓口は空いておりましたが、お昼の供養申し込み締切時間の11時過ぎになりますと、一挙に参拝者の方々が多くなります。3/5/10千圓のお納めを選んで、申込書に御供養/御祈願/ご祈祷の区別、必要事項を記入して窓口にお出しします。

御供養/御祈願/ご祈祷法要は本堂の御内陣へと入りますので、内陣拝観券か三堂共通拝観券のどちらかが必須となりますので、同時に購入します。

喪主/参列者別の輪袈裟を係の方から頂戴して、11時半まで各々待機。

時間が来ると申込者の点呼が係の方によって行われ、本堂へと移動。

ご内陣入口から内陣へと履き物を脱いで入り、喪主/祈願主はさらに内内陣へと入ります。ちなみに、内内陣は普段、お坊様方がご本尊さまへお勤めをなされる場所で、一般の方の立ち入りはできないところです。

小生は足腰に不具合がありますので、お坊様に申し出ましたら、椅子を用意していただけました。なので、正座できない方でも不安なく、内内陣で仏様と正対できます。

内内陣での皆様方の準備が整いますと、ご担当のお坊様による読経のあと、ご本尊さまの居られる須弥壇の幕が上がります。小さな、御開帳ですね!。

般若心経が唱えられておる間だけですので、時間は短いですが、あの世とこの世が繋がる一瞬ですので、仏様や仏様になられた大切な方々へ、思いを直接伝えられる貴重な一時です。←お坊様の受け売りです。

御供養/御祈願/ご祈祷をなされた方々の法要内容と氏名が仏様へと告げられ、30分程度で法要は終了、この後、内内陣脇にしつらえられた机で、それぞれの、御供養/御祈願/ご祈祷のしるしやお札を頂戴して、終了です。

法要に参加なされた皆様方はめいめい、内陣拝観券/三堂共通拝観券をお持ちですから、そのまま、御戒壇巡りをなされる方が多いです。

小生も毎回参堂の際は必ずやらせていただいておりますので、今回も「極楽の宝錠前」をしっかりと触らせていただいて参りました。

この後、山内の仏様方へ初参りのご挨拶を申し上げ、最後に今回は三堂共通拝観券を購入いたしてありましたので、普段、いつも時間が早くてお会いできない、日本忠霊殿・善光寺資料館に居られる、三面大黒さまと三宝荒神さまへご挨拶させていただきまして、お暇させていただきました。

何、何回忌の法要・・・、となると金銭的にも人的にも大きな事柄で、なかなか、日程がたたないとか、法事自体が難しい事が現代では多いと思いますが、それでも、「ああ、供養してあげたいなぁ~」「仏様修行の手助けをしてあげたい!」「今までほったらかしてたんで、お詫びに・・・」「お金はないけど、何かしてあげたいんだけれど、何とかならないかなぁ」と思われる方が居られましたら、善光寺の仏さまにおすがりしてみてはいかがでしょうか。

識子さまがお話をされた仏様曰く、「人の子は、もう少し仏に甘えても良い」とも言われておられるそうですから、ね!。

帰宅しまして、仏壇の叔父の遺影を眺めましたら、何となく、ホッとしたような優しい笑顔を浮かべているように感じました。