湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯 -15ページ目

湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

前回は、小生自身が神棚の古いお社を更新しましたあと、神さまにお願いいたしまして新たにお札を頂戴いたしまして、お祀りさせていただきました神様3柱さまへの御礼参りでございますが、鎌倉の八幡さまとお伊勢さまは毎年、爺様が小生が生まれる前から毎年暮れに八幡さまの社務所にお伺いしてお札を頂戴致しまして、神棚に祀らせていただいて以来、ずっと拙宅にいらしていただいている神さまでございます。

小生は前述しました通り、父親が早逝しておりまして、二つの年から祖父母に育てられましたから、爺様に連れられてあちこちとよく出かけました。

蕎麦好きだった爺様に、今では無くなってしまった鎌倉のそばの名店、一茶庵が初めて大衆店で新規開店したときに連れられて入って「ここの蕎麦は本物でうまい!」「この値段で出せる蕎麦ではないのに大したもんだ!」「〇※小生の名前、これが本当の二八蕎麦のそばの味だからよく覚えとけ」と、蕎麦の味を初めて教えてもらいましたし、技術者だった爺様の趣味や思考に感化されて、小生の今の趣味嗜好が形作られたようなものです。

あの頃、爺様にくっついて八幡さまの社務所にお伺いして、そのやり取りをずっと見ていたからこそ、戸惑うことなく今でも苦も無くお伺いしてお札を頂戴できるのです。

その後、爺様が亡くなったあと半ば放置状態となってしまった神棚と荒神棚を小生が再生できたのも、爺様がしていた神棚賄を見ていたからこそで、神仏への想いや信仰心も祖父母から教わったわけですから、今でも祖父母には本当に感謝いたして居る次第です。

さて、昨日です。

まずはバスで鎌倉駅まで出て、団葛を歩いてお社へ向かいます。

小生が八幡さまへ用事があるときは必ず団葛を歩くようにしております。何せ、鶴ヶ岡八幡宮の正式な御参道でごさいますから。

この時期になりますと、近年はこの吹き流しが飾り付けられます。七夕飾りでございますね!。

団葛脇にある鎌倉銘菓「鳩サブレー」で有名な豊島屋本店様でも七夕の意匠が店頭飾りになっています。

近年は団葛両側に並んだ昔ながらの老舗がリニュウアルされて、家並も随分と変わりましたが、ここ、三河屋酒店さまは昔のままです。

昔を思い出しましてモノクロで掲載してみました~。

この三河屋さんには店頭に「鉄」の目を引くものが残っていまして、昔は結構メディアで取り上げられました。荷物運搬用のトロッコです。

フォークリフトや軽トラなどがまだない時代、大店の商家で重量物の商品を扱うことを生業としていたところには、店頭から奥へレールが敷かれトロッコが設えられて、人力で車輪の付いた台車※この台車を総称してトロッコと言い現わしていた、を押して店奥の蔵からの商品の出し入れに利用されておりました。

レールは二分六※2フィート6インチ、略してニブロク、軽便鉄道の多くがこの軌間だった、の軽レールを使ったところもありますが、多くは土木工事に使用された仮設軌道の中古の軽レールが使用され、さらに簡易な角鉄棒でレールの代わりにしたものも見ましたです。

古き良き時代の名残ですね!。

昔はレールサイドは踏み固められた土間のままでしたが、近年、石張りとなり、ちょっと綺麗に整備されたみたいですね。

自粛明けになったものですから、土曜日と言うこともあって参拝の方々の人出が随分と増えました。太鼓橋脇の参道橋の擬宝珠が新しくなり、ピカピカでとても目につきましたので、ちょっと一枚撮影。

ちなみに昔は渡れました太鼓橋は今ではずっと閉鎖中となっておりまして、もう、あの滑り落ちそうで落ちないスリルを味わうことはできません。

つい最近、境内にあります旧神奈川県立近代美術館が全面リニュウアルオープンしまして、近代美術館鎌倉別館と鎌倉文華館鶴ヶ岡ミュージアムとして新たに開館しております!。

カフェも併設されまして、八幡さまを取り巻く御神域の杜によく溶け込みまして大変素敵な空間を醸し出しております。

境内に御座います舞殿や各お社、さらに上社さまも七夕飾りで美しく飾られております。

さて、あと3日で今年も上旬半期が終わります。

時節柄、八幡さまにおきましても「茅の輪」が設えられておりました。

ただ、今年はコロナ禍で重要な神事でさえも縮小なされてしまうようで、神事は八幡宮関係者の方々のみで執り行われ、一般の参拝者は大祓もセルフで・・・、とのことです。

このテントの前の列に並びますと掛員の方が紙製の人形をくださいます。作法通りに人形に自身の半年分の罪穢れを移し、テントの中でお納めして神様にお預かりいただきまして、神事の際に祓っていただくシステムです。。

この時、テントの中で御神鈴祓い※シャリシャリと鈴を鳴らしていただく御祓い、も無料でしていただけます。

小生もこの神楽鈴で巫女さまに祓っていただきまして、大祓守※1000円、を頂戴いたしてまいりました。

その後、大階段を上りまして上社を参拝。

かなりの人出ですから、楼門の中に入り御神前で一般の参拝をする場合はソーシャルディスタンスで人数が限られますから、正月参賀ではなされない、大階段上での参拝待ちとなり順番が来るまで列を作って待ちます。

隋神さまへご挨拶申し上げで楼門を潜り、御神前へ赴いて半年間の御守護御礼をしっかりと申し上げ、空いている端っこにズレて神さまに祝詞を奏上させていただきご挨拶し参拝終了です。

上社を辞しましたら、上社回廊の傍らに鎮座まします、丸山稲荷社へ向かいます。近年は芸能人の方も鳥居を奉納なされたりしておりまして、上社を参拝なされましたあとで、こちらのお社に上がってらっしゃる方も増えました。

近年では朱鳥居型の専用絵馬がご準備成されるようになりまして、さらに多くの方々が稲荷さまへ参拝なされております。

実はこちらのお稲荷さまは鶴ヶ岡八幡宮さまには切っても切れない縁を持つ重要で大切なお社でして、ある時、源頼朝公の夢枕に立ち、この大臣山の地へ社を移し建てれば※最初、源頼義さまが八幡神を勧請して鎌倉へお社を建てられたのは由比ガ浜だった、源氏の繁栄は未来永劫約束され稲荷神さまが守護なされる、と申されたともいわれまして、頼朝公が実際に大臣山のこの地に赴いたところ、古い稲荷社がございましたのでこの稲荷社の神のお告げと信じられまして、稲荷社のあったところへ上社を建て移し、元からございました稲荷社は、上社よりも一段上の高い場所の丸山へ遷座願い、格式を整えられて以来深く信仰なされたと言われます。

こちらのお社は八幡さまよりもさらに格式高く、深い由縁をお持ちの古からの鎌倉の地を治められておられる地主神さまなのです。

故あって小生も、こちらの稲荷神さまを信心させていただいておりまして、なにかとお手数をおかけしつつ、苦しい時にも随分とお助け願いまして、本当に頭が上がりませんです。

近年は毎初午祭の日に詣でさせていただきまして、感謝の意を表させていただいております。

ご利益はあの蛭〇様ご夫妻が鳥居を奉納されるほどですから、それはもう、言い尽くせないくらいであるのはもうおわかりだと。

さて、お社を辞しました後の小生の参拝順路は正面右手の脇階段を降りまして、若宮さまへ詣で仁徳天皇さまお后さまにご挨拶致し、さらに白旗神社さま↑で頼朝公/実朝公にご挨拶申し上げてから、国宝館の前参道を通って源平池へ出て、最後に旗揚げ弁天さまを参拝して終了となります。この順番に祖霊社、牡丹園が季節によって加わります。

旗揚げ弁天さまがおわす弁天島を背景にしてみました。

7月上旬にはこの池一面が白蓮の花でいっぱいになります。

今は鮮やかな蓮葉の中で蕾が徐々に膨らんでいる最中でございます。

源平池の白蓮はまだほとんど咲いておりません。

ちらほらと、気の早い早咲きさんが2~3輪咲いているくらいでございます。

旗揚げ弁天さまの居られる側の源氏池は大方、白蓮ばかりなのですが※なにせ、源氏ですから・・・、最近は赤蓮が侵入してきたりしています。

神さまも多くの年月を経て、それこそ、幾万/幾千万の人の子の願いを聞いてこられると、過去の遺恨など雲散霧消、今は唯、参拝に詣でる人の子の願いを一つでも叶えることに専心なさるので、些末な由来の因縁など関係なくなるそうでごさいます。

良い例としては神田明神の平将門神さまもまたそうでありまして、成田山のお不動さまとの言われなどがよく話にのぼりますが、神さま曰く今は全く無いそうでございます。

なにより、鶴岡八幡宮の神さまは石清水八幡宮さまから勧請なされた八幡大神=応神天皇さまお后さま、でございますから源平の諍いなど本来であれば関与なさらないであろうことは想像がつきますです。

ただ、武勇に優れることを当時のもののふの人々が心から願うたため最強最適な守護神としてお祀り成された、と言うだけでございますから。

ただ、ひたすらに人の子の信仰心に報いるために、持てるすべてのお力で道を開き縁を結び功を成し手を差し伸べて助けようとなされる神仏のなんと、尊いことか・・・。※駄目なものはダメ、願掛けをした人の子にとって良くない事となる場合は、例え願主が願っていても叶えることはしないそうですけれど。なんと、お優しく慈愛深く。

識子さまによれば、天照大神さまは「この国の未来は明るい」と申されたそうです。今の混沌とした世の中に沈んでしまっていますと、その言葉が本当なのだろうか、と疑りたくもなってしまう小生でございますが、今こそピュアな信仰心をちよっとでも持って、自分が生まれてきたことの意義を少しでも思いやって、足りないところは神仏にチョットおすがりして、不安になりつつもまた一歩を踏み出せるのであれば、きっと天照大神さまの申された「この国の未来は明るい」につながっていくのだと、小生は理解しております。

そのためにも、あと一日しかございませんが、神社仏閣へお伺いいたして、この半年に自分についてしまった穢れ=人から浴びせられた悪い気/自身の発してしまった悪い気、を綺麗さっぱり払い落としていただいて、残り半年を新鮮な気持ちで過ごされてみられるのも、宜しいのではないか、と小生は思いますです。

どうも、朝から体調が思わしくなく、早出でレッドブルを飲みつつ頑張って仕事をこなしたのですが、どうもその後が続かず半日で没。

半休申請を出させていただいて帰社、帰り際に朝食代わりに山田うどんで少し胃にモノを入れましたら、少し元気が出ました。

車を出して帰宅しようとも思いましたが、今年も今日を入れてあと5日で半年が終わります。

大体毎年、この時期は神棚仏壇神仏さま方へ「半年御礼参り」に出向いておりましたことを思い出しましたら、自然と車を県西方面に向けておりました。

帰社途中ですので、下道で一路246を秦野へ。

秦野の地には、拙宅神棚のお祀り神様が2柱居られます。

まずはこちら・・・。

出雲大社相模分祀さまでございます。

学生時代から出雲の本社さまが好きで、何度も通わせていただいておりまして、ただ、神棚へお祀りいたすことに成ってお札をなかなか、手に入れることが出来なくて断念、かと思いましたがこちらの相模分祀さまの存在を知りまして、以来もう30年近くになりますか。

年々、参詣客の方々が増えているそうで、境内がゴージャスになっていく姿は、信心させていただいている者にとりましては、この上ない喜びでごさいます。

少し前、と言いましてももうずい分とたちましたが、お社の西奥に秦野千年の杜が整備され、その杜の梢に囲まれた奥に龍蛇神さまのお社がございます。

11月の神無月、出雲では神在月でございますが、全国の神様方を出雲の稲佐浜で大社へお迎えご案内なされる神様でございます。

お社の前には秦野名水百選の一つに数えられる御神水が滾々と湧き出しておりまして、周りの空間をクリアに保ち、実に清浄な空気は参詣者の体をスッキリと清めていただけます。

今日もお水汲みに遠方から、いらしておられる方が嬉しそうに御神水を汲んでおられる姿が見られました。

写真手前の小川はその御神水井戸から流れ出しております水で、蛍が住んでいるそうです。

次にお伺いいたしましたのは、車で5分のこちら。

小生のお稲荷さま畏怖を解いていただきました、白笹稲荷さまでございます。

実におおらかでお心の大きな大変お優しい神様で、お伺いいたすたびにホッコリとさせていただけるお社でございます。

地元の信仰を一心に受けて初午二の午、年末年始や大祭の時には神社周辺に多くの露店が出ますが、それもそのはず、白笹稲荷神社さまは関東三大稲荷さまの一つのお社でございます。

今日も近所のお豆腐屋さんでお揚げさんを購入いたしまして、眷属様方へお供えさせていただきました。

※写真、ご本殿の前に下がっております竹枝に小生のお納めいたしましたお揚げさんが下がっています~。

本来であれば神様にはお酒をお供えするのですが、急なお伺いでございましたのでお酒をお供え致すことができません。

なので、小生の拙い「稲荷祝詞」を奏上させていただきまして、ご勘弁願いました~。

そういえば、数日前にこちらのお社の境内で、大変珍しく希少な「ヒカリモ」が見つかったとヤフーニュースに出ておりました。

4月から6月にかけて写真のような黄金色に日光を反射して光るそうです。金運上昇にご利益の大きいお稲荷さまならではの縁起物でございます。

境内には秦野名水が湧き出る泉がありますので、清冽な水が湧き出ている地であるからこそ、こういう希少なものが今でも見つかるのでしょうね。耳を澄ますと足元から水が流れ下る音が響いてきます。

神さまや眷属さま方にご挨拶してお社を辞しました後は、三社目のお社へ向かいました。

寒川におわします寒川神社さまでございます。

自粛解除と地域移動制限が解かれましてからは、いつもの通り全国からご祈祷にお見えになられる参拝客の方々が増え、小生がお伺いいたしました時も本殿でご祈祷が始まりました。

それでも、神門を入りました境内はあくまでも広く明るく、ご祭神さまの寒川比古命/寒川比女命さまの厄をスキッスパツと払われ、爽やかでクリアな空間にしていただける大きなお力が満ち溢れておられるようで、神前に立ちまして祝詞をお供えしますと、いつも大変気持ちが落ち着ぎ心地良くなります、大変貴重な場所でございます。

三社さまのうち、出雲大社さまと白笹稲荷さま境内には、写真の通り、すでに「茅の輪」が設えられておられます。寒川神社さまは6/30、午前10時から午後4時半の間のみ「茅の輪」が設置されて、参詣者の方々がくぐることができるそうです。

小生は6/30にはお伺いいたすことができませんので、本殿に準備されておられます「大祓」の申込書を頂戴して、その場で記入と人形への息かけをさせていただきまして、ご祈祷受付で御心づけを添えて「大祓」のお願いをしてまいりました。

今年はコロナ禍という大きな禍で上半期は席巻されました。

読者の皆様方もいろいろと不自由を得られた方も多いと思われます。幸い、寒川神社さまは「八方除」の神様でございます。

是非とも、寒川大神さまへ「大祓」をお願いいたしまして、半年分の悪い厄をスッキリと落として抱くことをお勧めいたします。

 

出雲大社相模分祀さまHP https://www.izumosan.com/

白笹稲荷神社さまHP    http://shirasasa.or.jp/

寒川神社さまHP       http://samukawajinjya.jp/

 

郵送ご祈祷の方法、大祓の仕方等ご確認くださいませ。

なお、今回の写真は全てiphonXで撮影しています。

 

 

全出の江ノ電江ノ島駅からは江ノ電で鎌倉駅へ。

お昼前でしたのでMCで早お昼を食べて、浄智寺さまへはバスで出向きました。

最寄りバス停は「明月院前」、降りたお客さんは踏切を渡って明月院へ向かわれたみたいで、浄智寺さまへ参拝に来られた方は小生と老夫婦の3人のみ。

普段は車でお伺いいたすことが多いのでご門前は素通りなのですが、今日はご門前からじっくりとあじさいを眺めつつ撮影です。

山門と御池と甘露の井戸、ご門前の画です。

鎌倉十井、甘露の井戸にかかったガクアジサイのブルーが爽やか。

渡れないですけれど古の頃からの太鼓橋も良いアクセントであじさいとの取り合わせもなかなかです。

御池の水面には水草が・・、その間をアメンボが走りまわっていました。

拝観受付には今日は係の方が居られます。200円をお納めして境内に足を踏み入れます。今日は順路とは逆回りをしてみました。

まず目につくのが・・・。

合歓の木の花。モワッフワッっとした花が一杯!。

谷戸の奥、やぐらにおわされます「布袋さん」にご挨拶。ただ、結界の中には入れませんので、お腹も撫でられませんです。

布袋さんへの通路は檀家様の墓地です。失礼の無いように注意して通ります。東慶寺さまへ続いて行く山羽の緑陰がものすごく綺麗で一枚。

奥に見える卵塔※僧籍にあった方のお墓に多いです、は浄智寺ゆかりの方のお墓でしょうか。

沙羅の木?夏椿??、一輪だけで真っ白な花が咲いています。

本当の純白!。まっしろ~。。

御書院奥にも墓地がございます。オウム事件被害者の弁護士一家様のお墓もございます。

竹林と背の高い杉、大紅葉の木々のグリーンが目に沁みます。

山羽のあじさいは自生種でしょうか。色がピュアです!!。

雨景とはまた違った印象の御書院です。

呑華殿裏の観音さま、皆様気づかれずに通り過ぎてしまいます。

でも、とっても古い南北朝時代に造られた観音様です。

そのせいでしょうか、とっても落ち着いた静かなお顔をなさっています。ただ、居られる場所がこちら↓なので・・・。

今まで気づかれなされませんでした皆様には、今度はしっかりとご挨拶なされますように!。しゅっとしたお顔がお優しいですよ~。

呑華殿の正面に回りまして、本日は般若心経書を持参しておりませんので、ご真言とご念仏を唱えさせていただきましてご挨拶です。

「随分とよく来るの~」と三仏さまにお声かけされたような気も。

いろいろと雨天では撮れない構図を試し撮りさせていただきまして、辞去させていただきました。

参道外側からも、こんな印象的な撮影もできまして、大変、嬉しい梅雨の晴れ間の浄智寺さまでございました。

このあと、北鎌倉の駅まで歩いたのですが、東慶寺さま、の情報を少し書いておきます。

月内は閉門とのことでしたが、実は時短で開門なされております。

ですがこの時世ですので観光とは無縁、ご本尊さまへの参拝主体とのことで入山料は無料です。

従って「花の寺」としてのいつもの華やかさはございません。

それと、ご本堂の御門と垣根が無くなっておりましてビックリ。

本堂へ気軽に上がらせていただけるようになりまして、ご本尊さまとゆっくり心行くまで正対させていただけます。

今まであまりしっかりとご対面させていただいたことがありませんでしたから、わかりませんでしたが、何となく釈迦如来さま、寂しそうなお顔が印象的でございました。何故だろう・・・?。

仏様の御心を痛められる事象が今の世でも減らず、むしろ増え続けていることに悲しんでおられるのか、ここのところ続いている天変地異での被災者の方々の増加を嘆かれておられるのか・・。

ご本堂に上がらせていただくと、外陣に腰掛が設えられておりまして、お庭もゆっくり拝見できるようになっています。

お寺様のご案内に、まず仏様に会いにいらしてくださいませ、とのことでしたので今回、写真は控えさせていただきました。

ただ、ご門前のあじさい群は通年通り、今が満開で実に見事で見ごたえがありますし画になります。境内のあじさいもそろそろ終わりに近いですが、綺麗です。

残念ながら、菖蒲田はございませんし、この時期名物の「イワタバコ」はお終い。「イワガラミ」は本堂裏とは別の場所に名残が見られるだけでございます。

参拝者の方々がピュアな信仰心からお詣りになられれば、ご本尊様もニッコリされるかと思いますので、そろそろ仏様にお会いに行かれてみてはいかがでしょうかね。お終い。