湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯 -16ページ目

湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

※鉄道館とコラボの記事にします。鉄が少々入ってますから。

  鉄道館はリブログ対応で掲載します。

関東は昨日一昨日の梅雨寒と強風が開けて、今日はまた、穏やかな梅雨の晴れ間が訪れました。

午前中、整形のかかりつけ医さんへ散歩がてら歩いて行く途中、あまりにも空が気持ち良いブルーに染まってきましたので、超地元で撮影しました。

 

一枚目 湘南鵠沼 大神宮さま

藤沢以南で小田急江ノ島線のカーブ内側※東側、は元々、湿地を埋め立てた畑と背の高い松が生い茂る砂丘列しかなかった場所ですので、こうした神社はあまり多くはございません。

鵠沼〇が岡、が今では地名となっていますのが、昔は柳原、という地名の通り、湿地帯ですから田んぼもありまして、江戸時代の開墾時にお社が勧請されて今に続いています。

とはいえ、半分は砂丘帯ですから井戸は大切だったようで、小生の子供のころは水神様が大きく祀られておりました。

昔は、近在近郷からの参詣客も結構ありましたお社ですが、今は藤沢皇大神宮※烏森神社、の管轄となり無人社となっています。

このお社から1分で松が岡公園に付きます。

この場所は昔は東京帝大の先生の方の自宅があり、その方が亡くなってから藤沢市に土地が寄贈されて公園となりました。

今では大変貴重な存在となった、唯一と言っても良い古き良き鵠沼の風景を残す場所でございます。

 

二~五枚目 鵠沼松が岡公園

小高く岡のようになった地形は太古の昔、海風と潮流によって形成された湘南砂丘列の名残で、これも鵠沼を特徴づける黒松が沢山茂っています。

今は丈高い黒松によって、ちょうどよい塩梅で日差しや雨が遮られて紫陽花が美しく咲き誇っています。

この松林を渡って行く風のざわめきが実に湘南鵠沼らしくて、それにかぶさるように相模灘から響く潮騒と磯の香がこれからの湘南風物詩、となります。

ちなみに前出の「はす池」はこれら湘南砂丘列の支丘末端にさえぎられた片瀬川の曲流たまりの跡で、明治期には湧き出ていた泉を利用して養鰻場が営まれていたところです。

松が岡公園であじさいを撮影して、鵠沼海岸へ出、整形外科を受診する前に余りにも空がいい雰囲気だったので、海岸カーブで「鉄」。

 

六枚目 小田急江ノ島線 10000系ロマンスカー上り

 モーニングウェイ60号

踏切が鳴りだしましたので構えて待ってましたら、今時、ある意味結構貴重な存在になりつつある、ノーマルEXEロマンスカーがやってきました。

このポイントは背景に沿道が無いため、電信柱が無く住宅も戸建て民家がほとんどなので、空の抜けが良く気持ちの良い写真が撮れます。

さて、用事を終えて鵠沼海岸駅へ。

 

七枚目 鵠沼海岸下りホーム

鵠沼海岸の駅は開駅当時から、旧江ノ電の関連会社が開発した古くからの住宅地の外れにありますので、本鵠と違い線路沿いに沿道がありません。

江ノ電ほどではないですが、線路敷地脇まで住宅地が迫ってますから、線路沿線には緑がとても豊かで、この時期はとても鮮やかです。

 

八枚目 片瀬江ノ島駅 1253F

一駅ですが、小田急に乗って片瀬江ノ島駅へ。

たまたま、これも貴重種になりつつある1200系でしたので、記録がてら青空バックで一枚。

鵠沼海岸から片瀬江ノ島にかけての小田急西側は風致地区に指定されていますので、高層建築がほとんどありません。

ですから、駅直近でもこんな抜けの良い綺麗な青空バックの写真が撮れます。

 

9枚目 片瀬江ノ島新駅舎

片瀬江ノ島駅からは江ノ電で鎌倉へ向かいました。

一応、これも押さえておかないと・・・。

年始めよりもさらに完成度が増しています。でも、やはりこの丹塗り駅舎には青空が良く似合いますねぇ。

 

十枚目 片瀬川河口の梅雨の晴れ間

片瀬川※上流は境川、河口にかかる湘南大橋を渡って洲鼻通りを抜けて江ノ電江ノ島駅まで10分チョイ。

江ノ島東浜側は高層マンションやらなんやらがありますが、左岸は無いでしょ。ですから、とても空が広くて「これぞ!湘南」みたいな写真が撮れるのは、皆様、海水浴で電車で江ノ島に来られたことのある方はご存知のはずですね!。

鉄道館でも書きましたが、昨日、良いお天気でしたので散歩がてら江ノ電あじさい鉄第二弾へ出向いてきました。

最初は本鵠沼駅からズルして藤沢、石上駅着で歩くのをエスケープする予定でしたが、持病の薬が切れそうな事を思い出し、かかりつけ医経由ではす池を通って歩いて行くことにしました。

お医者さんもだいぶ以前と比べて緊張感は薄くなりましたが、入口の仮設手洗い所はそのままで、一応そこで手を洗って受診。

前回の血液検査でのヘモグロビンA1C値が予想外に良くて、先生供、ちょっとビックリ!。

気分上々で歩いて10分未満の第二はす池へ到着。

到着寸前、とってもホッコリするサプライズに遭遇しさらに気分上々になりました。※この報告はしばらくしたら掲載します!。

第二はす池と言えばこの時期から名物「誠蓮」が咲き出します。

ですが、流石にまだ池全体で2~3輪咲いているだけです。

でも咲き始めの第一陣ですから活きが良くて、とても鮮やかでピンクが実にピュア!!。

昔は手前の枝に葉っぱに隠れるようにカワちゃん※カワセミ、がとまって、うまくすると蓮の花にもとまったりして「蓮カワ」って名付けてそれはもう、休みとあらば早朝から撮影に通った↓もんですが・・。

https://ameblo.jp/kamesansgameblo/entry-12468474434.html?frm=theme

最近は出てるのか?、ボランティアさんの設置した止まり木が今でも池中に立ってます。

で、第一はす池へ。第一はす池にも蓮が咲くのですが、こちらは種類が違いまして「舞妃蓮」と言います。

小生の記憶ですと、第二の誠蓮が咲いてから咲くので、流石にまだだろうと高をくくっていましたら・・・。ひぇ---っす\(◎o◎)/!↓。

思わず「うわっすげー、綺麗だわーー!」こんなの見たことありません!!!!。

午前中、10時頃に行ったものですから太陽が中天に近く上がり始めて、開いた花弁が微風にそよいで、ひらひら揺らいでいます。

その名のごとく「お妃さまが薄い衣装をひらひらさせて舞うがごとく」です。

池左側の葦が茂っている方はガッコのグランドがバックですから、抜けが良くて、梅雨の中休みの青空とベストマッチ。

葦原の緑とのコントラストも捨てがたいです。

水生植物ですから、水鏡との相性は良すぎるくらいですから、こんな↑美しいショットも撮影できます。

一昨日は雨模様でしたから、蓮の葉に水玉が残っていて、これもまた外せない被写体です。

一番花に近い花ですから、誠蓮同様、とてもピュアで花弁も透明感があり、それが気高い気品を醸し出しています。

いや~、それにしても美しい。あちこちで「ひゃー、綺麗!!」と言う声が上がっているのが耳に入ります。

何枚くらい撮ったかもう記憶にないほど、夢中になってシャッターを切り続けました。

ああ撮ったりこう撮ったり。おもいつくままに・・・。もうお腹満腹です!。

お天気上々、こんな至福の時を過ごせるなんて・・・。

もし、江ノ電で石上直行でしたら、帰りに池に寄らない限り、撮影できませんでした。

「ほい、今日は蓮池経由で歩いておいき・・・」と足を仕向けていただけなかったらね会えなかった風景とサプライズ。神仏に感謝です。

 

※ご来池される方にお知らせがあります。この池は完全に住宅地に囲まれた中にあります。早朝はお静かに願います。専用公園駐車場はありません。扱いは都市公園の中の池です。日中、周辺は純粋に生活道路ですし、鵠沼の代名詞「道は細く対向すれ違いが困難」な道です。車の場合は自主パークアンドライドでお出でになって、江ノ電石上駅/柳小路駅、小田急本鵠沼駅から歩いておいでくださいませ。一応、最新の公園設置者からの「お知らせ」が出ていましたので貼っときます。ご参考まで!。

 

※例によって写真は全て横構図1240ピクセル、縦構図800ピクセルで作成してあります。PC等の壁紙にご使用ください。

流石に今日は湘南も雨模様。

ただ、明日明後日は湘南は少しお天気が良くなるようです。

なので、前回から引き続き、浄智寺さまで撮影しました雨撮カットを掲載します。

今日はこれ↓。

 

2020/06/13撮影 北鎌倉浄智寺境内 鐘楼門とタカノハススキ

秋の七草のひとつに数えられるススキの斑入り葉品種で、葉に黄白色の段斑が入る様子が矢羽のように見えることから命名されているそうです。なかなか、お洒落な意匠です。

鐘楼門を入りますと、曇華殿がございます。阿弥陀三尊さまが居られます浄智寺さまの本堂でございます。

室町時代からお寺に居られます仏さまです。「うむ、よう来た・・・」。

まずはお詣りさせていただきまして、般若心経を上げさせていただきます。

堂前庭には大きな槙の木が聳えています。随分と古木で前庭に心地よい木陰をさしかけておられます。

木下にベンチがありますので、ホッコリできます。

曇華殿を辞しまして境内の山羽を回っていきますと、堂裏には目立たないですが鎌倉33観世音さまの一つの観音さまが居られます。

聖観世音菩薩さまのようですが、こちらも古い仏さまらしく、少し煤けておられますのでお顔が良く見えませんです。こちらでもご真言を。

本堂の裏にはご書院が建ち、その前にお庭が広がっております。

いつ見てもお庭お庭しておらない、それでいて手入れはなされておる、周りの山羽谷戸に溶け込むような空間でございます。

ご書院は大正時代建築のモダン和風な建物で、かやぶき屋根がお庭とマッチして、とてもよい雰囲気でございます。

浄智寺さまのあじさいは山羽の小道沿いにあるものは、とても自然居ずまいで、まるで自生していたかのように見えます。

ですから、雨天でも趣がありまして、画になります。

③へ・・・。