昨日は詳しい検証をせずに寝てしまいましたので、今日改めて他の写真を眺めて見ましたら、降雪で少し埋もれていますが、どうもそれらしい亀裂を確認できました。
2008/02/04撮影 美幌峠から屈斜路湖面を俯瞰
拡大して頂くとわかるのですが、枯れ木の真ん中あたりに左右に横断している線があります。
見渡す限り、真っ平らで真っ白な雪原には風紋やら生き物の足跡やらで描かれた雪線が見られます。
でもこの雪線は明らかに違い、氷が盛り上がって降雪の上に氷帯が覗いていて、透明に光っているのがわかります。
諏訪湖の「御神渡り」も降雪があると、降り積もった雪の下に氷帯が隠れてしまって同じような状態になる場合があるようで、小生的にはコレが屈斜路湖の「御神渡り」と思うことにしました。
ちなみに、昨日書きました「温泉につかる白鳥と屈斜路湖」の画はコレ↓です。
夜、一泊した国民宿舎には宿泊は小生一人。
というより、こんな季節に訪れる客などいなくて、だだっ広い食堂に小生分の食事が一膳。
夜、寒いと行けないからと炬燵直結布団に追加の石油ストープ二台。
露天風呂に入って見上げた夜空は、温泉の濛気でみずらかったですが、一瞬、寒風に吹き払われた天空には、満天の星が瞬いていたのを思い出します。
翌日、朝一の列車に間に合うように、頼み込んで宿の方に川湯温泉駅まで送っていただく途中目にした、硫黄山の神秘的な姿。
次回、お届けしたいと思います。