ご存知ですか 日本の原発運転にまつわる疑い | 西尾浩史のブログ

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元kamekichihiroこと西尾浩史と申します
先祖の産土から採ったペンネームです
簡単な経歴を申し上げておきます
中部地方某県生まれ
学歴は以下の通りです
国立大学附属小学校、同中学校卒
地元高校進学後、国立大学卒業
経済学学士、土壌医
元金融機関職員です

柏崎・刈羽原発は言わずと知れた世界最大の原子力発電所ですが、日本の原子力発電所がいまだにいつ再稼働しても良いように準備されているのは実は非常時の電気の供給に備えてのものと言い切れない側面があるのです

歴史的に見ると、ソ連とアメリカの最初の原子炉は、主に軍事用のプルトニウムの生産の目的に稼働されました

実は発電に伴って生成されるプルトニウムの同位体は極めて重要な働きをします

また原子爆弾の製造には、可能な限り純度の高いPu-239が必要です

これはPu-239が中性子数が奇数であるため非安定的で、中性子を捕獲して安定化しようとして、その結果原子核にその中性子が衝突して原子核が自体が分裂してしまうつまり核分裂を起こす確率が高い性質を持っているからです

そもそも原子炉内ではU-238からPu-239が生成されます

次にPu-239は6割から7割が被爆・核分裂し、その残りだけが中性子を取り込んでPu-240に転化します

このPu-239が転化してできたPu240は更にPu241 に転化しますがPu-240は中性子が偶数なため安定的で核分裂するよりも中性子を取り込んで転化する確率の方が高くなりますが、そもそも転化する確率自体も低いのです

つまり本来原子炉内ではPu-240の方がPu-239よりも溜まりやすいのです

ですから兵器用プルトニウムを製造するためには、Pu-240が生成され過ぎる前に燃料棒を取り出しPu239を化学的に分離する必要 があるのです

ところで、殆どの原子力発電所は燃料交換のために完全に停止する必要がありますが、頻繁な「オフファイア」(炉を止めること即ち一時停止すること)は電気エネルギー生成の観点からは極めて非効率的です

したがって、わざわざ非効率な一時停止を繰り返すのは、国際査察の対象にすべき「核兵器製造過程」に組み込まれている疑いがあるのです

その意味では、日本での多数の原発の頻繁な稼働停止の度に取り出され、貯蔵されてきた大量の核廃棄物が、これまた頻繁にヨーロッパの核保有国に運ばれてそこでプルトニウム239が化学的に分離され核兵器に使用されてきた疑いは払拭出来かねるのです

つまり、表向きとは真逆の意図が隠され続けてきた疑念が生ずるのです

このように実は核燃料サイクルは想像以上に危ういものなのです

 

 

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