前回の続き | kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

最近自分の方向性が分からなくなってきた

どうも、kame3です。


日本の少子高齢化の理由の一つとして、ゲームのときめきメモリアルが原因って話をする為に久しぶりにブログを打ち始めたにも関わらず、ときめの字すら出てこなかったせいで2日連続でブログを更新する事になったよ。大学行ってたら論文で詰んでいたな。


さて、今回は寄り道なしで本題から話しますか。ときめきメモリアルが現代の少子高齢化の原因、これはバカの暴論ですね。しかもシリーズ全部未プレイの上での発言だ。ここから先の話は読む価値が全くねぇ。


…先に言っておくけど、ときメモが悪い!って話じゃないんだよ。寧ろ、今回俺が提示する少子高齢化の原因とは真逆の働きをしているゲームだと思っている。



まずときメモは、1990年代に発売した恋愛ゲームでWikipediaなどの情報も確認したけど当時は恋愛ゲームがマイナージャンルだったんだよ。


ときメモよりも前にはPCゲームでは1ジャンルとして存在していたけど、エロゲーとしての側面が強くて純愛を目的とした内容で多くの人に知られているゲームは多分無かった。


そんな中でときメモは約5年で100万本を超える大ヒット作となり、ゲーム内の女の子と付き合う事を目的とした恋愛ゲームとしての1ジャンルを確立した立役者だ。


ここで短観的な人は『ゲーム内のキャラが可愛い!現実の女より魅力的!三次元の彼女なんていらない!』。これが少子高齢化の原因と考えるかもしれないが、俺の考えは逆。寧ろ、三次元で彼女を作りたいと思ったのではないだろうか。


その理由としては、ときメモが彼女を作る『まで』のゲームだから。


ゲームシステムとしては三年間で十数名の女子と人間関係を構築しつつ、自分のステータスを高めて狙っている女子に好かれる立ち回りをして行い、高校卒業のタイミングで女子から告白される事が目的。自分からではなく、相手から告白の言葉を引き出すゲーム内容だ。


なので必要ステータスと関係性を築けたとしても途中で告白して成功、残りの学生生活ではカップルとしてのシナリオに切り替わるなどではなく、常に自分磨きをしている。


更にドラマなどでも、様々な困難を乗り越えて最終話に漸く結ばれる男女とか、前回も話したけど見合いなどの戦略的な結婚だったのが恋愛結婚が主流になって既に数十年が経過。男女間の格差が大幅に縮まり、三次元には魅力的な恋が溢れていた。


そしてときメモが流行った事によって『女と付き合いたいなら自らを磨き、高める必要がある』と言うのを男も理解したのではないだろうか。


ドラクエなども、最初はレベル1とヒノキの棒と皮の盾から始まって魔王を討伐する事など到底無理だった。しかし時間を掛けて装備を整え、自らのレベルを上げ、経験と知識を積み重ねた事で気が付けば今まで勝てなかった強敵や魔王すら倒せる様になった!と言う教訓が恋愛にも通ずると教えてくれた名作ゲームこそ、ときめきメモリアルなのだ!


その一方で、ときメモなどのキャラに本気で好意を抱く者たちもいた。後の『オタク』である。


この時代のオタクとは表立って公表できないアングラな趣味とされており、アニメ•漫画が好きで性格が暗い人がいればオタクと揶揄われた物だ。


それに対して言われた側も、何でアニメや漫画、ゲームが好きなだけでオタクと揶揄われないといけないのか!と憤った人も多いのではないだろうか。


本来オタクと言うのはアニメや漫画だけでなく、歴史や家電、音楽など何でも良い。特定のジャンルに対して深い知識を持つマニアの様な意味なのだが、多分オタク評論家の拓八郎と相手をお宅と呼ぶ文化がある事が世間に露呈した事で、オタク認定=他者から見下されていると認知する人が増えたのでは無いだろうか。


しかしそこで『自分はアニメ、漫画、ゲームが大好きだ!』と世間の目を気にせず、堂々と自分の趣味を誇る者たちが現れた。そう、彼らこそが『オタク』である。


自分の趣味に正直。これだけで世間から白い目で見られた。仲間内で盛り上がっているだけなのに世間からは迷惑な目で見られた。少数のオタクが問題行動を起こすと、オタク全体が悪とレッテルを貼られた。それでも彼らはオタクであり続けた!


そうして長い年月が経ち、オタクと言うだけで差別するブームが過ぎた事でオタクである事を明かしたり、自らをオタクと名乗るハードルが徐々に低下。


更に誰かが思い付いた画期的なアイデア。女の子に猫耳を付けると可愛い、常に100の好意を向けられるよりも嫌いから徐々に性格が軟化して最終的に100の好意を向けられる心の移り変わり。それを同時に発生させると好きなのに素直に言えない、でも言葉からは好意を隠しきれておらず、それを言うと顔を真っ赤にして『バカっ!』って言いながら耳まで真っ赤にしてそっぽ向いている女の子可愛い。


界隈に人が増えた事で、誰かが思いついたものをそのまま受け取る人•自分の物に落とし込む人•そこから派生、発展させて新たなジャンルを築く人など界隈が活性化していった。


気付けば自らを重度のオタクと公言する人も増え、オタクと言うのは安っぽいものになってしまった。昔の様な自分を貫いた者たちの肩書きでは無い。俺が憧れ、と言うか関心したオタク文化はもう戻ってくることはないだろう…




が、これとときメモは何の関係があるのか。それはオタクジャンルが多様化した事による、恋愛ゲームの新たな到達点にある。


これは俺の想像なのだが、ときメモが出て反響が大きかった事で多くの会社が自らを磨いて恋人になる『まで』のゲームを生産しただろう。何故ならそれが流行ったから。


そこからゲーム容量などが増えた事で付き合って『から』も書かれる様になったはずだ。何故なら、多くのプレイヤーがゲームが終わると付き合ってから自分とそのキャラはどうなったか妄想する。それに対する具体的なストーリーを提示し、妄想を更に具体化させる…そこまでは良かった。


しかし2009年、恋愛ゲーム界に衝撃が走った。


それがDSで発売されたラブプラス。俺は全シリーズ未プレイであるのだが、テレビで女子高生?と付き合えるゲームと紹介されていた。そして従来の恋愛ゲームとの違いとしてリアル時間でのデートの待ち合わせが行われる、と紹介された事で10年近く前なのに覚えていたのだ。


例えばゲーム内で明日の午後3時に待ち合わせ、と言われればゲームを進行したら10分ほどで次の日になってデートが始まるだろう。しかし、ラブプラスでは現実時間の翌日午後3時にゲームを起動することが求められる仕様になっているそうだ。


こうした付き合ってから、に重点を置いたゲームが大ヒットした事で現実で女の子と付き合わなくても良いと思う人が増えた…


もし時間に追われている状態でこの文章を読んでいる方がいましたら、一応ここで読むのを止めても問題ないタイミングです。速やかにブラウザバックなどを行い、用を済ませたら二度とこんなブログなんかに迷い込まないように各自対策を施してください。



ラブプラスが付き合って『から』に重点を置いたゲームだった、と言うのは多少なりとも少子高齢化に影響があるとは思うよ。二次元で彼女が出来たわけだし。


でも、問題点はその一歩先にあって…ラブプラスの彼女って、推測だけど喧嘩とかあっても嫌いとか別れようなんて言ってこないだろう。


Wikipediaを見た感じではラブプラスは付き合う前に100日間の友人パートがあるらしいけど、割と恋人になるまでのハードルが低く設定されているんじゃないかな?


つまり今までの恋愛ゲームは出会った地点では好感度0からスタートだったけど、ラブプラス50くらいからスタートしてすぐに100に到達して恋人になっても別れ話を切り出される事が無い。なので飽きたらこっちから何も言わずにゲームを起動しなくなり、別のオンナと付き合える。でも相手からは文句の声が上がらないし、いつまで経っても自分だけに好意を向けてくれる。年齢による劣化も無く、自分好みの女が二次元にいる。


そしてラブプラスの影響を受けて、好かれる過程よりも最初から好かれる。要はプレイヤーに一目惚れするキャラゲーとかが一気に増えたんじゃないか?


例えば艦これとかも、数十人のキャラが初期の地点でいるけどレベル1の地点で自分に対して好意的•中には彼女になりたいと言ってくる•冷たい態度をとっているけど本心では…とか、キャラレベルさえ上げればケッコンカッコカリなんていって指輪を渡せたよね?


これがリアルなら好感度が足りなかったら突っ返されるとかありそうだけど、全員受け取ってくれる。要はプレイヤーが最初からモテモテなゲームが増えたと思うんだよ。


今まではゲームでもモテる為の努力をしていたけど、時代が進んだ結果がモテモテな自分が可愛い女の子達を自分の思い通りに出来る事が当たり前になった。


それに対して現実は…努力せずにモテるなら可愛い女とだったら付き合ってやらないこともないけど、二次元の様な可愛い子が全然いない•自分を見下してくる•本人は認めようとしないけどコミュ障で女とまともに話せない•自分の思い通りにならない•3次元の女に時間を割きたくない•子供もいらない•二次元は自分が選ぶ側であり、相手は選ばれる側。


ここから国が創作を全面的に規制した所で止まらない段階まで来ちゃっているからね。戦争とかの時代は天皇を神として、国の言うことは絶対だったけど…今から独裁国家は難しいだろうな。


と言うか、元々は二次元に本気の恋って全世界のどこでもかなり少数だった筈なのに日本でオタク文化流行→海外にもその文化が持ち込まれ、最初は少数が沼に引き摺り込まれた→そこから日本国内でオタク文化が活性化し、供給が激増。更に各国で内部からの布教が行われ、大多数が泥沼に引き摺り込まれる→数十年後には国民の2割から3割が二次元に恋、残りのうち半数が恋愛に対して消極的であったり、高望みにより結婚まで至らない。


残った人達のうち、殆どが子供一人で満足。二人目を考えていないけど少子化対策として育児支援の充実を求められる…詰んでないか?


一応解決策で、読んだことないけど終末のハーレムだっけ。男が殆どいなくなった世界で、タイトル通りハーレム状態になる…?みたいな感じで、国が優秀な人物の精子を集めて女性に沢山子供を産んでもらうと言う、絶対に今の日本。将来的にはそうせざるを得ない状況が起こりうるかもしれないけど、強制的に女性に出産させるシステムを作らざるを得ないと思ったけど…それって近親相姦が起こりやすくなるってことだよね?


競馬とかでもディープインパクトが良血統+子供が大活躍した事で活躍を期待してかなり種付けが行われたけど、今となってはディープインパクトの血が通ってない馬が中々いない。近親相姦は生まれてから子供が障害を持って産まれてくる可能性が高くなる筈だが、弱い馬は排除されていくわけで…


無人島ハーレムとかに称えると、男性一人に対して女性多数。食住が保障されていて、女側には医者とか大工とか教師など様々な知識を持った人がいて道具もある。しかも全員美人で自分に対して好意を抱いてて、全員と関係を持つことも許容している。


これって理想的な状況だけど、子供の代になったときに父親が全員同じで、子孫を残すとなったら男が自分以外の母親。漂着時、全員20代前半として子供が成長してからの出産…肉体的な負担を考えた上で、産まれてくる孫には1/4父親の血が流れている訳で成長したときに母親が50から60代か。


子供には全員同じ父親の血が半分流れており、孫には1/4で父親の血が流れていて他の子供との間にひ孫を設けようとした場合、障害を持った子が生まれる確率は…



その、ハーレム漫画の世の中には劣った人間の遺伝子を切り捨てようとする作品もあるかもしれない。しかし、今だけを楽しんでいると将来的に全滅するぞ!ちなみにネズミのユートピア実験と言うのでこれは実証されているぞ!


人間がネズミの住みやすい環境を整え、複数のオスメスのネズミを放した結果、メスは強いオスとだけ交尾。弱いオスは端っこに追いやられ、メスとの性行為に興味を失った。


そして子供の代では大量繁殖したのに徐々に弱っていったり、強いオスによって虐げられてきたメスが結託してオスと対立する様になったりして、最終的にユートピアは全滅という形で崩壊した。何度繰り返しても同じ結末になったと言う。


人間でも同じことになるなんて、面白いな!以上