ダンガンロンパの嘘の話 | kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

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最近自分の方向性が分からなくなってきた

どうも、kame3です。

 

今から話すのはあくまでも個人の感想です。俺は嘘の専門家とかでは無いし、そう言った勉強もした事がない。ただ、一時期とは言え口を開けば嘘が出る。そんな嘘つきの時期があったので、その体験談から色々とお話しさせて貰おうと思います。

 

えー、今回は…ダンガンロンパで嘘を暴かれなかったキャラがいるって話をしましょうか。

 

嘘つきから見た『ダンガンロンパ 嘘つき』で検索したら真っ先に名前が出てくる王馬小吉に対する印象とか、嘘の種類の解説とかあるけど…今回の記事に2いいねが付いたらやります。絶対につかないな。

 

…ふざけるのはこの辺にして、誰の事を指しているのかを先に言ってしまいましょうか。

 

 

小泉真昼、ダンガンロンパ2の2章における被害者であり…俺が数年に渡って違和感を抱き続けていたキャラ。あくまで自分の憶測ではあるが、数日前に漸くその違和感が無くなったよ。

 

ダンガンロンパにおいて嘘とは、メインテーマとして掲げられている『希望と絶望』と共に作品の大部分を構成する大事な要素の一つとなっている。

 

作中には大小様々な嘘が隠されており、プレイヤーは主人公の言葉を借りて他のキャラクターがついた嘘を暴いて真実を明らかにしていくのだが…ダンガンロンパ内で使われた嘘は、高確率で隠し通すのは困難な仕様になっている。

 

可能なのはV3の学級裁判において最原柊一が使う偽証。真実を突きつける今までの作品と違い、曖昧な部分や非確定の部分、手持ちのワードでは論破出来ない時に自分の信頼を利用して周りに最原の証言が事実と信じ込ませる事に使われるが…大体の場合は誰かしらが疑問に思ったり、王馬にはバレていた上でそれを真実として扱う流れになったり、他者に同意を求めて偽装、犯人は嘘だと分かっているけど言い出せないなど、誰かしらは違和感を感じるんだよ。

 

それに対して、俺が今回唱えている小泉の嘘。小泉が九頭龍冬彦に対して行った友人と妹の殺害に関する反論

 

 

 

 

 

ここまで書いた地点で次の日に続きを書こうと思って下書き保存したんだよ。

 

それでブログ外でどんな話に展開していこうか考えていたんだけど・・・考え始めて2時間くらいかな。小泉真昼の性格に関する仮説が怒涛の勢いで流れ込んできて、キャパオーバーしました。

 

具体的には、小泉真昼が女尊男卑な理由・両親に対しての思い・男子に対しての言い方がキツイ理由・日向を好きになった理由など。今までは本編中に語られた物が全てだと思っていたのですが、もう一歩先があったのでは?という可能性の話です。

 

まずオレが小泉に対して違和感を持った点に関する続きを話すと、小泉の友人が小泉に嫌がらせをしてくる九頭竜の妹を殺害→そして小泉は犯人が友人であることに気付いていながらも、証拠を隠蔽する形で加担→しかし小泉は証拠を写真として残しており、友人はその写真を強奪?して、ゴミ捨て場に置いていく→その瞬間を偶然にも九頭竜が見ていて、写真や目撃情報から友人が妹を殺した犯人だと断定→復讐として友人殺害。

 

ここに関しては何の違和感も感じなかったんだよ。小泉が犯人隠ぺいなんてことする筈が無い!みたいな、一番好きなキャラだからと言って贔屓するつもりは無いです。ただし、クソアニメと言われているダンガンロンパ3では事件に一切関与しておらず、トワイライトシンドローム殺人事件は捏造って事になっているらしいけど・・・そこじゃない。

 

まず時系列的にはこの事件が起こったのはダンガンロンパ2が始まる前の高校生活中の出来事で、そこから色々ありました。そしてダンガンロンパ2ではそれまでの色々に関する記憶が無く、今日から希望ヶ峰学園に入学だ!と、全員記憶改変されていて小泉も九頭竜も事件関係者のペコも九頭竜の妹に関する事件を覚えていない。

 

そんな状態で急に南の島に転送・モノクマによる殺し合いの強要・殺し合いが起こる筈が無いと思って過ごしていたら、実際に殺し合いが起こる・数日後に記憶はないけど殺人事件の証拠隠蔽を補助・しかし自分の行動によって友人が犯人であることがバレて、その友人は(おそらく)殺されている・自分には完全に身に覚えが無いけど突然それを事実として突き付けられた・西園寺に相談しようとしたけど犯人が西園寺との集合時間に関する手紙を偽装したことにより、いきなり九頭竜と対面することに。

 

この時の小泉の心境を考えた時に、九頭竜に対して妹が殺された事・自分が犯人の隠ぺいに加担した事に対する僅かな謝罪をした上で、九頭竜が友人を殺したことを責める発言をするか疑問だったんだよ。

 

これは学級裁判後にペコと九頭竜が小泉の発言を偽装した可能性を疑っているのではなく、小泉が九頭竜と1対1で話すまでの間に色々考えた末に出した結論が本心から来るものだと思えなかったんだよ。

 

あくまでも俺のイメージるする小泉は、2のメンバーの中で多分1番メンタルが弱いと思っているんだよね。日向・九頭竜・左右田・ソニア・終里は6章で絶望堕ちしたのに再度立ち上がっている。その他色々。

 

ペコは九頭竜の為なら道具として何でも出来るし、自分の死すら厭わなかった。西園寺は日本舞踊の名家出身で他家からの嫌がらせは日常茶飯事だった上で生きている。罪木は様々な虐めを受けていたことによりネガティブ・被虐的な性格ではあるけど、自殺と言う道を選ばなかった。澪田は凄く落ち込むこともあるけど、ポジティブで立ち直る術を持っている。七海は言わずもがな。

 

田中と弐大は4章にて、殺された人が出ない限りは食料供給のない建物内に監禁された際に二人だけで決闘をしている。田中本人の自己犠牲で決闘したとは一言も発していないのだが・・・他の人のために犠牲になることに躊躇いが無かったと言える。花村はシンプルに弱いかな。十神(太)は急に南の島で生活をすることになったという精神的に不安定になりそうな状況で真っ先にリーダーとして皆を率いていくと発言し、早期退場にはなったが行動でも示している。狛枝は狛枝。

 

そして小泉はメインストーリーだけを見ているとしっかりしている・キツイ物言いとか、周りが個性的過ぎて常識人枠としてみられているけど・・・キャラストーリーも鑑みた時に九頭竜に詰められた時の小泉って、泣きながら謝る事しか出来ないと思うんだよ。


それに対して九頭龍は小泉に対して、トワイライトの話は全部モノクマの作った嘘の話だ。九頭龍の妹は生きているって言って欲しかったのに、あのゲームを肯定する小泉の発言にカッとなって…で、ペコが勝手に動くみたいな流れ。


でも小泉が九頭龍に食ってかかったのは…多分、自己防衛の為じゃないかな。結果的には殺されているって話ではなく、自分の心を守る為に咄嗟に出た言葉だと思うんだよ。


分かりやすい例があって、小泉が殺された2章の学級裁判で西園寺が似たような事をしているんだよ。


裁判の流れは最初は九頭龍が犯人と想定して話が進んでいたけど、ペコが西園寺の偽装の可能性を提示して来た。この際に西園寺は自分の白を証明しようと、嘘の証言をしてしまった。


それを日向に論破されたけど、それに対して更に嘘を重ねた。更にそれも論破されて、西園寺をクロと断定する奴も現れたけど…何でここで西園寺が嘘をついたのか。嘘がバレたら余計自分が疑われるのに。最初から正直に話せば良いのに、って思った人もいるだろう。


でも真実を全て話した上で他の人から行動が怪しいと思われたら、高確率で詰んじゃうんだよね。もしリアルでダンガンロンパが行われたら探偵役がいないと、犯人かもしれない、犯人っぽい、だろう、そうに違いない、犯人だ!ってなって、碌な推理せず多数決で犯人決めちゃったりすると思うし。


自分は犯人じゃないと分かっていてそれを何度も訴えたとしても、周りからしたら悪あがきにしか見えない。特に西園寺が唯一心を許していた相手である小泉の殺害疑惑と言う最悪の状況を一言の嘘で晴らせるなら!って、安易に嘘をついてしまった。


他にもV3の4章でゴン太がクロだと言われた際に百田はどれだけ証拠を突き付けられたとしても、最後まで王馬がクロであると言い続けた。


これが殺したのはゴン太と言うのは認めるけどそれを唆した王馬がクロ。と言った裁判の判定に関するシステムの穴を突くものではなく、最原の推理が全部間違っていて入間を殺したのは王馬と言う事を主張し続けた様に。


頭の中では最原の推理が全部正しいと分かっていたのに受け入れられないから…確か最後の投票で、王馬に1票入ってなかったっけ?それって多分百田だよね。


こんな感じで自分の心を守る為に嘘をつく事は割とあるんだけど…小泉の場合は作中で発言の真意が明かされておらず、西園寺の場合は日向が白を証明してくれたお陰で咄嗟に出た嘘だと分かっている。百田も全体的な心情はしっかりと描写されている。


だから小泉が九頭龍に反論して際の言葉は本心ではなく、小泉自身の罪悪感を受け入れ切れなかった事による反射的な嘘の考えってのは俺の想像の域を出る事は出来ない。


けど、そこから様々な推測を重ねた事で小泉が性格を偽っている可能性が出て来ましたよ。もし俺の憶測が合っているのなら、小泉が自分の心を守る為の嘘をつき慣れている事にも納得出来たし、小泉真昼ってキャラの性格が完全に理解出来た事になるかもしれない。


その推測のきっかけになったのは






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