ダイユウサク3.0がもう少しで始まります | kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

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最近自分の方向性が分からなくなってきた

どうも、kame3です。

 

最初にご報告したいことがあります。3か月ほどお休みをください。

 

そのダイユウサク3.0をやる事が決まりまして、元々の予定では2.0をほとんど流用して誤字修正・93年有馬記念の話、そこまでの話の導線を作ったりメジロパーマーの情報を増やすとか考えていたんだけど、俺がやりたいのはダイユウサクの話なんだよ。

 

ダイユウサクの生涯や余り知られてない情報とかを一か所に集めて俺の文章で発表したいって思ったのが2.0なんだけど、新バージョン投稿するからダイユウサクに関して知らない情報を改めて探したところで多分もう出てこないんじゃないかな。

 

例えばオグリキャップを紹介します!ってなった時に、幼少期から中央に来て引退まで、引退後から死までをリアルタイムで見てきた人の情報や関係者からのインタビューなどの情報なんて幾らでも出てくるんだよ。パターンも多様性があって、ライバルとオグリキャップ・世の中とオグリキャップ・競馬とオグリキャップなど色々な観点から専門家や歴の長い競馬ファン、ちょっとかじっただけの素人まで自分の言葉で発したがる。それこそ書籍とか新聞とかも探せば山のように出て来るよ。

 

それに対してダイユウサクは・・・ファンが全然足りない!少ないってことではないんだよ。でも自分が見てきた中で一番感動したレースは?とか、一番好きな馬って聞いて回ったら規模や統計人数の規模によるけど、普通なら1人いたら『よく見つけてきたな!』って驚くレベルだね。余程他のレースを知らないか、相当な変わり物だろうな。

 

じゃあ好きな馬をひたすらに挙げていってもらったとして王道な名前が並んで、ちょっとマイナーな馬が並んで・・・ダイユウサクの名前が出る前に終わる人が殆どだろう。

 

ならこちらからダイユウサクという馬を知ってますか?って聞くと2割がピンと来て、3割が1991年有馬記念でピンと来て、5割が首をかしげる。

 

じゃあエピソードを聞くと、デビュー戦が1着に13秒差つけられた、2戦目が7秒差だった・有馬記念で14番人気・メジロマックイーンに勝った・レコード記録・有馬史上最高倍率での勝利。

 

大体これですね。なんで勝ったのか、あれはまぐれじゃね?あそこに全てを注ぎ込んだからだろ。

 

じゃあオグリキャップの勝因は?逃げ馬不在で全体的にスローペースにレースが展開されて~という武豊を始めたプロの解説とかテレビでやっていて、それを見て知ってます!ネットでも色々議論されてます。YouTubeのレース動画の数に再生数も雲泥の差ですよ。

 

でもダイユウサクはデビューから有馬記念出場までの道のりを注目してほしいんだよ。あの生涯は『有馬記念に出場しました!』っていう実績だけでドラマになるレベル。


そして最終回で有馬記念出場が決まって大歓喜。ゲートに向かったところでスローになっていき、『数日後』


やっぱり勝てなかったねぇ、みたいな事を話しながらも新聞の中で僅かにダイユウサクの話が出ているシーンとと子供やお年寄りが『ダイユウサクっている?』みたいに尋ねてくる人がいて、誰かの記憶に残った事を良しとするハッピーエンド。これを見た視聴者が『ご都合展開乙』と言うレベル。


ここで勝たせるとリアリティが全く無いんだよ。距離適性、実績、年齢、王者の存在…話を整えて二位止まりかな。


もしくは王者がレース中に大怪我して競走中止、周りが動揺する中で走り続けて1着とかじゃないとおかしいんだよ。ましてや危うく出られない所だったけど今までの複雑怪奇な道のりが身を結び、他にも数多な事象が起こったことでギリギリで有馬記念出場枠を獲得した馬が、1馬身差をつけて勝利なんて…それを実際にやってしまったんだよ。


でもオグリのせいとか関係無く、当時の人々が『マグレ勝ち』って判断して終わったんだよ。ごく僅かにあの有馬をきっかけで大ファンになった人もいたんだけど、そこから勝てなかった。


もしG1をあと一勝していたら、古馬になってから覚醒した名馬としてオグリ世代最後の刺客とか呼ばれていたはずだ。あの有馬も徹底的に分析されて評価もガラっと変わり、ウマ娘化もされていただろう。


代わりに俺は好きにならなかったと思う。あの大きな勝利と引き換えに数多の恨み、そして時代と共に良くも悪くも薄れていった記憶、それでも残り続けた記録。


そうしたものを前回の使い回しで終わらして他の表現を拡張するか迷ったのですが、急遽浮かんだネタにより殆ど書き下ろしする事が決まりました。


バトンネタも引き継がず、めちゃくちゃ作業量が増えます。一つの歴史の終着点にいた一頭の馬が始めた物語、そして違う地に生まれた一頭の馬と螺旋の様に交差を繰り返す。そしてその螺旋に加わる馬たち、その螺旋の先にある物は…


普通の史実紹介では個性がないので、ちゃんと事実をベースとしたオリジナル演出に挑戦して行こうと思います。それの完成が3ヶ月後を予定しているので、度々の生存報告の為の更新はやるけど本腰を入れたネタは出来無くなります。


そして3.0を更新した数ヶ月後にはダイユウサク完全版が投稿される事になるんだよね。それではお楽しみに。以上