ゲームハードの統合はダメなんですね | kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

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最近自分の方向性が分からなくなってきた

どうも、kame3です。


カービィのディスカバリーをやっていて、遠くの方の描写がカクカクしている。これがプレステだったらサクサク動くのかもしれないし、もし任天堂が主体、ハードをソニーが製作する最新ゲーム機が出たらどうなるんだろう?


って言う妄想をした所、自分の最初に出した意見に対して物凄いダメ出しを受けたので今回はその話をしていきたいと思います。


一応話しておくけど、俺は会社の経営のことはさっぱり分からない。そして今から語る妄言が正しいとも思っていないし、ソニー側の知識も殆どない。間違っている部分を指摘する人は過疎ブログ故にいないけど、無知な素人の意見として受け取って欲しい。ついでに、プレステの開発会社はソニーよりもSIEと言った方が正確だと思うけど、既にソニーで話を書いてしまっているから見逃してくれ。



まずソニーが作ったハードを任天堂主体で販売との事だけど、これはどのような意味か。任天堂がハードのアイデアを出して、ソニーに受託。そしてソニーは自社の持つ技術で最高のゲームハードを作成、そして販売元は任天堂なので名前は『Nintendo〇〇』になったら良いのに。って話だよね?


そうなった場合、プレステ、任天堂の垣根がなくなって一台で両方のハードのゲームが遊べて凄くいい!みたいな話だよね?グラフィックの向上、本体容量の増加とか…それだけの為にゲーム業界を壊すつもりか?


この状況は双方にとって危険な状態だよ。まずソニー側にとっては全く美味しくない話だ。


まずソニーの想像上の特徴として、性能に優れている。自社ソフトのイメージがなく、ソフト会社がプレステ用ソフトを作ってきて「プレステのゲーム」として販売している。バイオレンス、流血描写に対して寛大。コアゲーマー向け。


自社ソフト自体は今もあるけど、プレステ2辺りで順調過ぎて自社ソフトを必要無いと判断して殆どの権利を他所に売却したみたいな話があったはず。


なので現在進行形の目標として自社ソフトの売り上げを2025年までに倍にするとか宣言したのに、グランツーリスモ7の評価が最悪と言う話があったのだが…更にシリーズの売り上げが初期からずっと右肩下がりらしいのだが。


あのさ、任天堂上げのためにソニー下げしているみたいなネタを提供しないで欲しいんだけど。ソニーの自社ソフトが分からないから調べる→一番最初に出てきたのがグランツーリモス。それを話のネタにするべく調べる→やばい。


とにかくソニーとしては自社ハードを作る事で、本体代の売り上げや他所のソフト会社からのショバ代などで儲かってきたのに、本体代の売り上げ(任天堂と分け合う)だけになりました。


オンラインの加入料とかも介入出来ないし、ソフト会社としては弱い。このままだとゲーム部門が解散になる可能性が高いだろうね。


あくまでソニーは家電製品が主体の会社だし、そこを切り捨てればそれまでの売上から数割減って赤字が止まらない部分を切り捨てて本社を守る形になるのかな。


任天堂にとっても、ソニーとの共同開発は方針が違いすぎて合わないと思う。まずハードの金額、プレステ5が標準版が5万円+税、廉価版が4万円+税。


switchは3万3千円税込、有機ELモデルが3万8千円、liteが2万2千円。最新ゲームで遊ぶということだけを考えれば一番安い物でも2万円の差が付いている。


具体的な開発費や一台あたりの利益の差は分からないけど、任天堂にとって自社ハードの普及率の問題はソニー側より深刻な問題になってくる。


任天堂の主要事業はゲームだ。昔は色んな事業に手を出していたけど悉く失敗しており、今でも続けているのは元々の主力であったトランプや花札の製造くらいか。後は旧本社をホテルがオープン予定とかあるけど、もし他の事業をやっていたとしてもゲーム以外で主力となる事業は全然浸透してない状態だ。


とにかくゲーム事業で成功し続けないとSONYと違って本社の倒産に繋がってくる。それを避ける為には色んな人に自社ハードを買ってもらう事が重要で、普及台数が多いと自社ソフトも売上本数に大きく差が生まれてくる。


ピクミン3の売り上げがまさにこれで、WiiUで発売した時の日本での売り上げがシリーズ最低の30万本。switchで3DXとなり、有料DLCと若干の追加チャレンジモードを追加しただけで2021年3月地点で日本でシリーズ最高の86万本。世界では200万本を超える売り上げだった。他にもマリオ3Dワールド、三十五周年でマリオ3作品のリメイク版を販売したり、マリオカート、ゼルダの伝説スカイウォードソードも過去作か。


当たり前だけど、本体が売れたらソフトも売れるんだよ。話題になれば新たに本体を買ってくれる人が出てきて、ソフト会社も任天堂で新作を発売して、自社ソフトのグッズなどの副産物の売上も上がる。


ぬいぐるみとかポケモンカード、漫画、雑誌など色々だな。こうして任天堂の子会社や委託先も儲かって万々歳だ。これを実現したのは、ハードの性能ではなくゲームのアイデアでした。


前にも書いたけどマリオの誰かが思い付きそうなアイデアを我が物にした点や、カービィの自由度、スマブラのいくらダメージを受けても逆転の可能性がある格闘ゲーム、スプラトゥーンのキル数よりも塗り面積が重要な陣取り合戦など色々あるな。言い出したらキリがない。


そして今の任天堂はそれを十分に示せている。なのに画面の奥の描写がカクカクしただけで、カービィ64の4-3面では画面遠くにバウンシーがあるんだけど跳ねずに空中で止まっていた時代に比べたら色々進歩しているぞ。


そもそもゲーム機大戦という有名な動画では、ゲーマーと初心者の間に存在するエンジョイ勢を増やす際の考え方としてSONY側は任天堂をプレステにソフト普及する子会社にしたい。


そうすればライトゲームからコアゲームまで一つのハードで賄えるようになる。対して任天堂はゲームプレイヤーの人口を増やすことを考えていたって話があったし、それぞれハードの普及台数と売り上げ金額が重要になってくる企業同士が一つのハードを作るのは無理じゃないかな。


ただ企業仲が最悪って訳ではないからファミ通が開催した企業同士のスマブラ大会にSONYが参戦したんだろう。


…眠いからこの辺で。最後に、カービィのゲーム作りは自由な行動が取れるからプレイヤーに付き合わせるための理由を考えるのが難しい的な話をした数日後に似たような話が公式インタビューで出てきたのは笑いました。以上