時間ないけど一息入れるか | kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

最近自分の方向性が分からなくなってきた

ウマ娘、15周程かかったエイシンフラッシュとライスシャワーの温泉旅行を無事完遂。現在メジロライアン遂行中、期間短いが休息も必要。


どうも、kame3です。


文章が消えたので書きたかったことを短縮して説明しました。


ライスシャワーは二回まで来てくれて精神的に救われましたよ。


さて今回の話ですが、母親がウマ娘に興味を持ったんですよ。別にテレビでウマ娘を何度も見ていたとか、ゲームをお薦めしたとかではなく本人からシンデレラグレイが気になると。


…悩みましたよねぇ、向こうが気になると言ってきたから貸しました。これで後は本人の感想待ちって言うのも悪くないよ。


でもウマ娘って別媒体で種族とか基礎設定の説明があって、それからの派生作品がシンデレラグレイ。故に無知から読み進めるのは難しいのではないか、と言うのがあったんだよ。


例えばストーリー展開はオリジナルではなく、オグリキャップの史実に沿っている。これを知ると作品としての深みが増すけど、そこからオグリキャップの史実を全部話すのは間違っていると思っている。


だから、どこまで予備知識として入れておくべきか。どこから先は黙っておくべきか、これの線引きを凄く悩んだよね。


俺はアプリリリース前に、走れコウタローって曲にハマった事があるんだよ。それで派生曲であるマキバオーを聞こうとYouTubeで聞いていたら、ウマ娘版もあったんだよ。


この時はウマ娘って言う作品を知らない状態で聴いてみたんだけど、凄い嫌悪感があったんだよ。


走れコウタローの汚らしいおっさんが馬券と競馬新聞握りしめて檄と言う名の罵声飛ばしている感じが好きだったのに、馬を題材にした作品だからこの曲やりたいよね!みたいな安直さ。


世界観も分からないけど全体的にユルフワ。声は悪い訳じゃないけど、自分の中で原作厨魂に火がついて凄く嫌悪感抱いたんだよ。


更に名馬を題材に女の子にしました、って言うのも印象は最悪だった。競馬ファンでもないし名馬とか全く興味ないけど、元となった馬の事をWikipediaで調べてネタになりそうな要素を選択。そこから人気出そうな要素を追加しただけで元馬に対する敬意の無い作品だろ?


と言うか、初期PVや設定は本当に俺の予想していた通りだったと思う。


例としては馬主に許可を取って無かった。これ自体は問題無くて、過去に別のゲームで裁判になった際に話の許可を取らず自由に使っていいと言う判決が出た事はあるらしいんだよ。


だからと言って、マンハッタンカフェが…ヤンデレだ、退屈になったら犯罪を起こしそうと発言、狂犬みたい…キャラ設定とデザインの二つだけで見たら刺さりそうだけど、元となった馬がいる訳だよ。この設定から元馬を連想すると、マンハッタンカフェは関係者とかを複数蹴り殺した過去を持っているってイメージになりそうかな。


ゲーム初期のレースシーンも、大きい学校で行われているやる気のない運動会レベル。まさに自分のウマ娘を知る前に抱いたイメージが映像化したものだった。


しかし数年経って設定とかも変更されたり、全体的にクオリティが上がったウマ娘はどうだったか。ちゃんとウマ娘と言う作品を見た時、嫌な感じがしなかった。


作品としても面白いし、史実と知れば実際の馬の歴史も知りたくなった。そしてシンデレラグレイ、ウマ娘としても漫画単品としても面白い。だけど、母親が読みたい=面白いと思うかは別の話だ。


鬼滅の刃や呪術廻戦、エヴァもそうなんだけど父親が好きで漫画とかも持っているけど他三人は誰も興味を示さない。面白いか面白くないかじゃ無くて、シンプルに興味がない。


ウマ娘、俺だけがハマったけどグッズとかには手を出しておらず、うちにあるのはシンデレラグレイだけ。しかし姉もシンデレラグレイにはハマった。そんな状況で母親が興味を持った。


ここで物凄く面白い理由をプレゼンしたくなるんだけど、多分俺と母親の間でかなりの熱量の差があるんだよ。


例えばなんか面白い漫画無い?って聞かれて、咄嗟にタイトル出しました。これがこうでこうなってて~みたいな、基礎設定を熱弁しました。


この時、相手がアニメや漫画に興味があるかで食い付き方が変わってくると思うんだよね。


一般人には百文字くらいで完結するのが最適な説明なんだよ。長いと今話している内容に興味が薄れ始め、最初に話した内容も抜けていくだろう。


つまり自分が面白く無いせいで、面白いと思うはずだった漫画の魅力がかなり薄れてしまう。


もし今から殆ど知名度の無いけど俺が最高に面白いと思う漫画を熱弁しても、読んでいる人は白けるでしょ?ここまでこのブログの文章を読んでいる人なんていないけどさ。途中のウマ娘の印象話も長かったし。あれこそ悪い例だし。


それでいて面白いから読んで、は何も伝わらない。ではこの漫画を進める上で、一番のポイントって何?


熱いレース展開?人間関係?スポ根?


そこよりも、もっと推奨したいポイントがあるとするのなら…この漫画は『オグリキャップがなぜ人気があったのか、分かりやすく描いた漫画』だ。


アニメ二期の全体的な感想もそうなんだけど、8話目くらいから見始めて12話の地点で展開が全く理解できなかった。


ツインターボの言葉の意味も何と無く面白いけど一切心に響かない。ライスシャワーが勝ったのに祝福されないと言う状況、そして本人の言葉から人類に対して憎しみの涙が出たからアニメ自体のストーリーが良いのは分かったけど…何と無くで最終回を見たんだよ。


人気になった作品だし、俺よりも感情豊かな人たちからすると泣けるんだろうな。程度の軽い気持ちで、93年の有馬記念にトウカイテイオーが出場することの重さを全く理解してない状態。一年間のリハビリも、マックイーンの涙も全く意味わからないでレースが始まった。


そしたら中盤、BGMが消えてテイオーの荒くなった息が聞こえて実況の赤坂さんが『トウカイテイオーが来た…えっ、トウカイテイオーが来た!?』って言うのを聴いた瞬間、何かを理解した。


そこから回想、テイオーの言葉、食いしばりながら地面を踏み締めた音、マックイーンとトレーナーとシンボリルドルフの『行けっ!』の声、テイオーの叫び、涙を流しながらの実況、ビワハヤヒデを応援していた人達が涙流しながら最終直線を走るトウカイテイオーを応援していたのを見た時に、元から無表情なのに涙腺弱いんだけど…号泣していたよね。


負けると思って見ていたのに、観客の声を聞いた時に一緒に勝ちを願っていた。


そして実際のレース映像見ても泣いたけど…時間が経ってから見ても泣けなかったんだよ。オグリキャップラストランは泣けるのに。


そこから感じたのは、泣いたのってウマ娘の余韻が残っていたと言うのが大きかったのかも知れない。


そのレース展開が分かりやすかったし、この有馬記念だけはトウカイテイオーにとって今までのレースとは別格の、絶対に勝ちたいレースというのが伝わってきた、


もしオグリキャップってどういう馬なのか競馬ファンに聞くと、笠松時代の事を地方の一言で済ませて、そこから中央に来た馬。


そして中央ではどのようなレースをしたか長々と語り始めるんだけど…競馬に興味ない人からするとつまらない話だろうね。


だから伝えるとしたら、笠松のことを地方で括るのは良いんだよ。地方で強かった馬が東京に来た。表現としては不適切だけど分かりやすさ重視にしたほうがいい。


そして活躍して話題になったんだけど、3年目から負けが続くようになった。そして最後のレースが有馬記念、そこで優勝して人々に感動を与えた馬だ。


これくらいにしておくと、興味を持った場合相手から質問が来る場合があるのでそれに応えながら話を広げていくと良いでしょう。これが独学で学んだ人心掌握術、全く使いこなせてないですね。これを極めていくと新興宗教になります。皆さんはそんなものに引っかかる訳ない、と油断しているかも知れませんが貴方の家にやってくる勧誘の人も元々同じ思いでした。


しかしそれに当てはまらない、本物と出会った事でのめり込んでしまうのです。そうならない為にも、単発教に入信しませんか?教祖などいません、信じるのは己の心のみ…当たると言う期待を捨てた時に至れる運の極地を堪能しましょう。10連引いても誰も責めたりしません、いつでもお待ちしております。以上