逆さの赤子 | kame3ブログ~何時からブログで無くなったか

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最近自分の方向性が分からなくなってきた

どうも、kame3です。

このタイトルでネタ作れと言われまして...一体俺に何を求めているのかは分からんけど、一言で言いましょうか。すごく簡単なネタが来ましたね。

なので、後回しにしましょうか。どんな話になるか、文字通り赤子が逆さになるとどうなるのかって事を話すだけですから。良くない話ですよ。

三丁の三竦み。こんなお題だったらどんなネタにするだろうか。三人が銃を持った状態で三竦み、右前の人物に銃を突きつけている。弾は一発しか入っていない。お互いの素性を知らず、話すこともできないこの状況。

果たしてこの銃を下ろして逃げるのが正解か、目の前の人物を撃つのが正解か、目の前の人物が撃ってから銃を撃つのが正解か、左前の人物を撃つのが正解か。何も知らない、なぜこんな状態なのか分かってない一般人の無言の心理戦。

オチは全員銃を下ろすけど、背後から三人まとめて銃に撃たれる。同時に背後からの射撃なら必要な銃の数は三丁だ。これで三竦みの関係は崩された。


狼の早食い。殺人鬼数名と一般人一人を収容、一般人はその中で自分が一般人である事をバレなければ助かる。殺人鬼は紛れ込んだ一般人を殺した人だけが助かる。

そんなゲームをやっていたはずが、部下の手違いで一般人だけを入れてしまった事に後から気づいた運営と、自身を殺人鬼だと偽る一般人たちと、運営に一般人だと勘違いされた一人の殺人鬼によるコメディ。最後、殺人鬼が他の人が全員一般人と気付いて一名を殺害しようとするも、精神的に追い詰められていた一般人が狙っていた所を背後から殺害した瞬間時間切れ。その直後、運営側がモニターをそっちのけで行なっていた話し合いで出した結論、自身のミスをアナウンス自白。

こうして、殺人鬼が死亡した事実は誰も知らないまま一般人が一般人を殺して物語は終わるのであった。


 
茜弁当。ある学校の近くにある、弁当屋さんのお弁当はとても美味しい。あのバイトの人が来るまでは。

常連さんが店に行くと、新しく入った若い女性を紹介された。普通の状態では美人とは言えないが笑顔が可愛いと思わせる子、名前を茜ちゃんと言うらしい。

しかし紹介されてから数日後、いつもに比べて弁当が美味しくなかった様な気がした。謎の違和感、次の日も同じ弁当を食べたがやっぱり味が不味くなっている気がする。

その次の日、別の弁当を食べたら吐き出すほど不味くなっていた。他の常連さんも同じ事になった様だ。流石におかしいと文句を言いに行くと、店長は笑顔で『新しく入った茜ちゃんが、メニューの味を一新してくれたんだ!今までより美味しくなったろ?』と言ってきた。次の日から、その店の弁当を買うことはなくなった。

それから一年後、たまたまその近くを通ると以前より人が多く来る様になっていた。近くの学校の学生や、わざわざ遠くから買いに来る人もいるらしい。これは店長がおかしい事に気付いて元の味に戻したんだ!そう確信して、久しぶりに弁当を食べてみた。

すると、それは最早食べ物と言えないほど不味かった。米だけですら噛む事を拒絶するほど。すぐに捨てようと思った時、同僚が弁当を見て『おっ、茜弁当じゃん。良いなぁ、今日の夜はあそこ買ってこようかなぁ』と言い出した。

思わず『ここの弁当、昔は美味しかったけどさ...今だと吐きそうになる程不味いじゃん!なんでそれなのに、周りの奴らは美味いと言えるんだよ!』と同僚に怒鳴りつけていた。

すると同僚は一言だけ、『お前....』

その言葉に、俺は膝から崩れ落ちた。

まさか、俺が味覚音痴だったなんて...


オチがない状態で突っ走った結果、怖い話にするはずが変なオチになった。


刀の天才と銃の天才。たまたま寄った街の酒場で、隣の席に座った男からくだらない話を持ちかける。

『なぁ、オメェさんは刀の天才と銃の天才。この二人が戦ったらどっちが勝つか知っているか?』

それを聞かれた奴は即答で『そんなの銃だ、刀なんて近づく前に天才に打たれて終わりだろ?勝ち目がねぇよ』と言った。

『そうか、なら試してみようか。あそこの席に座っている奴は銃の天才なんだけど、そこのカウンターに座っている刀の天才とものすごく仲が悪い。

しかも都合の良いことにどちらも酒で酔っ払っているから、適当に煽れば喧嘩をするだろう。そこで、どっちが勝つか予想しないか?どうせ血を見るのなんてここでは日常だ、予想が当たった方がここでの酒代を出そうじゃないか』

男は思案してから『その賭けに俺が乗るのは予定調和か?まぁどっちにしても予想を変えよう。俺は刀が勝つ、それでお前は銃が勝つ。これで良いに決まっているよな?』

『あぁ、構わんぜ。それじゃあ、それぞれ煽ってこようじゃねぇか』

そして、相手の名前を出したらすぐに立ち上がって互いの悪口を言い出した。そこですかさず

『まぁまぁ、ここは店の外でお互いの特技で決着をつけようじゃねぇか。それで白黒はっきりつけようぜ』と言い、外へ誘導する。

互いに手に持った得物を構えながら睨み合う。刀の天才と銃の天才、ギャラリーが集まる中果たしてどちらが勝つのか!

『それじゃあ、戦え!』

その合図とともにお互いの得物を投げ捨て、胸ぐら掴んでの殴り合い。刀に賭けた男は呆然とする中、周りは盛り上がっていく。

すると男に種明かし
 
『この二人はな、刀鍛冶と銃の製造で天才なんだよ。だから勝負の実力に関しては全然、だから毎回酔っ払って煽ると殴り合いで決着をつけるんだ。しかも、刀鍛冶が勝てたことは一度もないのに毎回挑むんだぜ』

男はそれを聞いて、賭けは既に負けた事を悟った。しかし、一つ腑に落ちない事がある

『もし俺が銃の方に賭けていたらどうするつもりだったんだよ。刀は勝ち目ないんだろ?』

『そんなの、この二人の嫁に酒飲んで喧嘩してるって言って呼んでくるんだよ。その際に包丁持ってやってくるのを見ると、酔いが覚めて二人同時に逃げ出すから刀の勝ちになるんだよ』

男はメチャクチャな賭けに巻き込まれた物だ、と思いながら決着を見届けるのであった。


さて、最初の話にしてオチのタイトルの話だけど、逆子。良くない状態ですね。以上