愛猫のサビが、夜な夜な良からぬ
友達と会っている。
ここ最近、気づくとサビが洗面所に
いる。
暗い洗面所に敷いてあるマットの
上に座っているのだ。 呼ぶと来
るのだが、しばらくすると、また洗
面所にいる。 なぜだろうとは思
いつつ、それほど気にはしなかっ
たのだが、それから数日後、風呂
上がりに体を拭いていると、ゴキ
ブリが私の足から体へとマッハの
速さで駆け登って来るという事件
が起きた。 昔、トイレで用を足し
ているとゴキブリが飛んできて私
の足に着地したことはあったが、
その時は、驚くこともなく割と平然
としていた。 だが、湯上りさっぱり
素肌を唐突に走られた衝撃は大き
く、私は野太い悲鳴を上げながら、
まるでタップダンスをしているが如
く足をばたつかせ、高速でツイスト
を踊っているが如く手を振り回した。
幸い、私の機敏な動きにゴキブ
リは振り落とされ、収納棚の下へ
逃げて行ったのだが、それから連
日、洗面所を走る
ゴキブリを見た。 その時、私は
ピンときたのである。
サビは、夜な夜な、このゴキブリ
に会いに来ている。
以前にも書いたが、サビは虫
を発見すると、前足や口を出す
ことはせず、じっと見つめる。
何が面白いのか分からないが、
ただ、じっと見つめる。 今まで、
それらの虫はハエトリグモなど
の小さな虫で、たまたま通りかか
ったのを見つめるだけだったが、
ゴキブリのような大きいものに
なると、自ら出向いて見つめて
いるのである。
昨晩は、たまたまサビが洗面
所にいる時に歯を磨きに行った
のだが、照明を点けると、お、ち
ょうどいいやんけ、と言わんばか
りに、その明るさを利用し、収納
棚の下に鼻先を突っ込んで、何
かを探すような仕草をした。 友
を探しておるのである。
私としては、あまり付き合って
ほしくない友達で、また、そんな
友達が増えたりしたらどうしよう
とも思うが、あまりのサビの探し
ように、私は歯を磨きながら、
いた? 友達、と声をかけた。
亀久
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