2023.4.11さくららくご会(第1回) | おでかけブログ

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2023.4.11さくららくご会(第1回)

会場 さくらふれあいホール

木戸銭 500円(当日払いのみ)

 

「あおなみ線に乗れる」とウキウキ出掛け、あおなみ線の改札口を過ぎてからあれこれ写真を撮って鉄分補給

いまだに「ラージAだぁ」と喜べるプチ鉄です

車窓には貨物ターミナルがあったり、懐かしのイオンモールみなとの跡地は次の利用のための工事が始まっているような感じ

 

稲永(いなえい)駅下車

地図もばっちりだし、余裕余裕ぅ

しかし、上の地図の場所には落語会をやるような建物がない。建物の反対側に入口があるのかもしれないとまわり込んでも見つからない。なぜ? そこで、住所を入れて調べてみるとここではないではないか!!開演時間まで残り15分もない、焦る。開演時間に間に合わなかったら見ずに帰るつもりで早足で歩く。

間に合った、開演時間30分前には到着できる予定だったのになんという・・・

 

到着後すぐに開演

 

獅鉃さんが落語会を開くにあたっての準備や一人の時の出囃子の流し方を説明して、「お客様が増えたら、登龍亭の他の落語家も誘ってみたい」と将来の展開を話していた。

 

『一駅あがり』「一つ上がり」の改作鉄道落語

八つぁんが撮り鉄の御隠居さんのところに行って鉄道写真を見せてもらうとご隠居は「鉄道写真はいいイチ(位置)ですね」と褒めれば一目置かれるようになると教えてくれる。八つぁんは他の撮り鉄のところで写真を見せてもらって褒めて飲ませてもらおうと考える。別の家で早速「いいイチですね」と褒ると「ジュウ(重)です」と言われる。行く先々で新しい言葉を教えられる八つぁん。途中で法則に気がつくが「褒めて一杯」にたどり着かない。

 

今どきの若い人はわからないことがあればインターネットですぐに調べる、落語に出てくる江戸時代にはわからないことは年長者に聞きに行った。そうなると、年長者の中には「知らない」「わからない」が言えない人がいて・・・

『やかん改めケトル』「やかん」の改作

ご隠居の家に若い人が物の名前の由来を聞きに来た。「鯛ってなんで鯛と言う名前なのか」「オコゼは?」「土瓶は?」「鉄瓶は?」次々に出る問いに易易(やすやす)と応えていく。「やかんは?」やかんに詰まった。御隠居「話が長くなるぞ」と話し始め、講談の口調で合戦を語り始めた。なぜ、やかんになったのかが説明される。ここまでがやかん。やかんが海を渡って「ケトル」になるのが改作。

カメ写真を整理していてこの2枚は若い落語家さんに見えるなぁって。どういう理由かは説明できないのだけれど。

 

『井戸の茶碗』

くず屋(今でいう古紙回収・リサイクルショップ)の清兵衛さんがとある家の娘に呼び止められて家に入ると娘の父で浪人の千代田卜斎(ちよだぼくさい)から頼まれ、仏像を引き取ったことに始まるお噺。清兵衛さんから仏像を買った細川様のお屋敷の高木様が仏像を洗っていると中から小判が出てくる。仏像を持ってきた清兵衛さんを探し出し「小判を返してこい」と言う。清兵衛さんが千代田様に「仏像のお代」と「高木様から預かった50両」を持って行くと千代田様は受け取らない。大家さんの提案で「何かを出してもらって50両で売ったことにする」ことで話がまとまった。千代田様が普段使っていた茶碗を清兵衛さんが引き取って高木様に渡して解決した。はずだった。このやり取りに感心した殿様が「茶碗を見たい」と高木様を呼び出した。焼き物に詳しい人も目に止まりこれが「井戸の茶碗」という珍しい物だとわかる。井戸の茶碗を殿様が300両で買い受け、そのお代を千代田様に届ける役が清兵衛さんにまわってきた。300両を届け「何か出してもらってこれを受け取ってください」と大家のように提案しても出すような物はない千代田様。「高木様はお一人身か、娘をもらってくれるのなら支度金(結納金)として受け取ろう」高木様が了承して、めでたしめでたし。

カメ高木様が仏像を洗って50両が出てきたとき、中間(ちゅうげん・家来)の僚祐(りょうすけ・漢字は獅鉃さんの本名を充ててみました)はネコババして半分の25両をもらおうとしていた。中間が自分の取り分を考えているところがずるくてかわいい。

 

終演

次回は4月25日

 

外に出て、改めて建物を見る

スロープがあって、バリアフリーな感じがする。

建物の壁に伝って右へ曲がると消防団の詰所

 

稲永駅、何か動くものがある。デジカメを出してズーム。「ハト」がいた。下から出た釘のような針金がないところを上手に移動している。通路に降りてきたのは1羽だけだった。