今回は知ってても何の役にも立ちません。
でも誰かの役に立つかも。
いや、立たないな・・・
古いガチャポンの機械に貼られているシール
日光による経年劣化でボロボロになること
あるよねー。ある、ある。
このシールを手っ取り早く
剥がしたい。
剥がそうとすると一気に剥がれず
途中でちぎれてしまい非効率。
こんな状態のシールを剥がす方法は2つ。
一つはシール剥し剤を使う。
もう一つは温めるです。
上の画像のような天板ならシール剥しでも
全く問題ないです。
しかし、商品を入れるケースになってる所に
シール剥しは使えません。
樹脂を薄く溶かしてしまい
白く濁ってしまいます。
そのため、商品を入れるケースに
シール剥がし剤が、かからないよう
ガチャポンの機械のシールを
剥がすなら温めるのが理想です。
スチーム(70度)で温めてみます。
すると以下の画像のように
こんな感じでスルスルっと剥がれてくれました。
商品を入れる透明なケースのところも
短時間であればスチームは大丈夫です。
なお温める手法は別にガチャポンに限らず
劣化したシール剥がしのワザです。
ぜひお試しあれ。
(役に立ってないですね)
次にガチャポンをうっかり倒してしまう事
ありますよねぇ〜。ある、ある。
倒してしまうと商品を入れるケースに
傷やヒビ割れが入ってしまう事もあります。
傷が浅ければまだ何とでもなりますが
うっかりヒビ割れしたら、さあ大変!
※完全に割れてしまったら修復は無理です
例えばこんな感じで亀裂が入ってしまいました。
このまま放置すると亀裂が大きく成長してしまい
割れて行くかもしれません。
これ以上傷が大きくならないよう
早めに処置しましょう。
処置の方法は簡単。
レジンを塗れば解決!
はい、レジンを塗りました。
レジンを薄めに伸ばして紫外線ライトを
あてて硬化させます。
それだけ。
ヒビ割れしてたときは割れかかっていましたが
はい、しっかり硬化したので動きません。
こちらの商品ケースも大きく
根元からヒビ割れしています。
もう商品パネルがこのヒビを境目に
左右ズレていましたがレジンを塗って
紫外線ライトで硬化させます。
紫外線で硬化中。
固まりました。
動きません。
見た目はどうしても・・・ですが
修復できているので機械を無駄にしなくて
済みますしヒビ割れが大きくなるのを
防ぐ事ができます。
またサイド面のヒビ割れを修理しても
ガチャポン本体を横に並べた時には
殆ど見えませんのでヒビが入った時は
ヒビ割れ修理をやっておく事をオススメします。
透明なOPPテープ貼って修理している
ケースも見かけた事がありますが
時間とともに剥がれてくることと
汚れがついてきて次第に汚くなるので
オススメしません。
この手法使う人がどれだけいるか
分かりませんが、とりあえず書いてみました。
※KALZAの修理で商品ケースのヒビ割れ修理は
行っておりません