はい、おなじみカプセルステーション入庫
修理です。
症状は、おなじみギアの位置ズレです。
ほら永久に回り続けてしまいます。
オーバーホールします。
今回、もう一つ依頼されている事があります。
それが下の写真のように軸のステイが
取れてしまった事。
このステイが取れたからすぐに一大事と
言う程でもないですが取れた状態より
修理した方が、より安心です。
もうネジ穴がバカになってしまい
ネジは付きません。
そこでネジ穴を潰します。
これでもう一度ネジ穴を作る訳です。
はい、つきました。
オーバーホールついでにやった作業なので
このネジ穴を再度作る工賃は破格です。
はい!修理完了!
問題なく動いていますね。
と言いたいのですが、問題はここから。
この本体、カプセルステーションの
上下の下段の部分です。
キャスターの台座も付いていません。
せめてキャスター台座があれば
安心なのですが・・・
カプセルステーションは上からと下からの
ネジで本体が前後に分離する事を防ぎますが
下の段で台座もないためネジで止める事が
できないのです。
(厳密には2つのネジで留める事はできますが弱い)
前後に分離してしまうと、せっかく
オーバーホールしたのに、またギアが
輸送中にズレてしまう可能性大です。
そこで!
縛ってやりました。
本当は、そこがネジ穴なので上の段との
固定に使えば固定されると本体は前後に
分離する事はなくなります。
横からも縛ってズレないようにしました。
ズレたら何のためにオーバーホールしたのか
分からなくなります。
こうしてKALZAはガチャポンを修理して
お客様の元へ返しています。