『サラール』をみた

おもしろかった

3時間くらいもある長時間映画だけど

あっという間だった

えっなに第2幕?

今から始まるの?

ちょっと疲れてるんだけど。。。

期待と軽い疲労との葛藤は束の間

エンドロールが流れて

納得

to be continued ってことか

 

いやぁしかしすごいドラマです

登場人物がいっぱい出てきて

名前は長くて親近感のないものばかり

どの顔が誰でどんな人か

登場人物の相関関係は?

なかなか覚えられないまま

結構なスピードで物語は進んだ戻ったり

 

場面設定がまたこちらの想定を超えていて

インドの地図から消えた王国というか都市というか

それが一体いつの時代のことなのか

あやふやになるような

人物たちの振る舞いや出来事が

次から次へと起こるのだけど

そんなことお構いなく

一人の男(a man)が己の道を突き進む

その姿はあまりに力強く明快で

血みどろなのに爽やかさを感じるほど

 

映画って素晴らしい

と心から思える作品

 

続編が楽しみ

 

 

 

 

 

映画「朽ちないサクラ」を観た

失敗だった

ひどい映画だった

 

主演は杉咲花

前もこの人の映画見てがっかりした

たしか「52ヘルツの鯨たち」だったか

デジャブー感でいっぱい

あの映画もこの映画もほぼ同じ印象

プロモーションビデオみたいなもの

必要性のわからない顔アップがなん度も出てくる

事務所のゴリ押し感いっぱい

 

ストーリーとか設定?もひどい

警察採用でない事務職員が

事件捜査を独自にするのは百歩譲って良いとしても

コワモテ本職刑事や元公安が

そんな簡単に協力したり資料渡したりするわけないだろ

むしろ

正面切って潰しにくるだろ、フツー

そことどう向き合うのか

かわすのか説得するのか

その辺りが全くない

 

あと

準主役みたいな上司の元公安と刑事課長?

それぞれの演技は熱があって表情もいいんだけど

それぞれ別の場所で撮って

後で張り合わせたみたいな感じで

妙に噛み合ってない

もちろん主演女性とのやりとりも

 

元公安の上司50代後半?と26歳くらいの設定の事務職女性

料亭の個室で酒を酌み交わせば

普通にセクハラか不倫が疑われるだろ

というか

そういういらぬ疑いがかからないよう

そういう場所は避けるだろ

なんなの? バカなの?

とか

ツッコミどころ満載、だけど 笑えない

むしろ腹が立ってくる

 

金返せのレベル

 

ちなみに

東京新聞記者の望月さんがツイッター(X)で絶賛

(手に汗握る連続で目が離せない。特に圧巻のラスト!)みたいに

それでこの映画を見る気になったんだけど

ほんとに望月さんこの映画見たんだろうか。

 

もう望月さんの映画評は信じないし

杉咲花の出演作は見ない

鑑賞券2000円も2時間も

ドブに捨てるほどゆとりはない

 

補足

「碁盤切り」

「フュリオサ」

見たけど感想書いてない

どちらも良かった

草薙くんの時代劇初めて見たけど

また見てみたい

マッドマックスシリーズは今後も楽しみ

フュリオサが囚われた女たちと共に

約束の地を目指しての脱出劇

あれは前作だったかその前だったか

もう一度見たい

 

つまらない映画の愚痴書くよりは

良い映画の良いところを書いた方が

建設的で生産的

 

「セクシー田中さん」の原作者芦原妃名子さんが亡くなって

日テレと小学館がそれぞれ

90ページ以上の調査報告書を公表

わたしはどちらも目を通していない

ネット上で多数見られる

解説や見解の記事を読む程度であるが

そこから見えてきたのは

日本のドラマや映画につまらないものが多い理由だった

そして

原作を貶めるような改変が行われる過程で

作品を大事にする原作者が追い詰められていく姿が

見えてくるようだった

 

弁護士ドットコムのコラム

元テレビマンが語るのは

制作現場の意思決定の不安定さで

現場によって力関係が異なり

発言力を持つものが

監督だったりプロデューサーだったりカメラマンだったり

あるいはいろんな人が少しづつ口を挟んで

その場が収まるような作品に仕上げてゆくという

なんとも

作品の質軽視の制作のありようや

現場にいない原作者の意図や想いにまで

製作陣が考えが及ばない状況

 

まじめに

映画やドラマを見るわたしにとっては

見ながら首をかしげたり

見たことに腹が立つような作品ができる理由が

そういうことかと腑に落ちる

だからといって

それでいいという訳でなく

なんとかして良いものを作る方向に

改善して欲しいと

うすく望んでもいる

 

「セクシー田中さん」の漫画を読んで思うのは

登場人物たちが直面する困難さは

人それそれだけど

社会が内包する価値観や体制のひずみによって

じわじわ追い詰められてるところを

個々の努力や人とのつながりで生じるパワーで

乗り切らんとする様子が描かれてる

 

ここらへんのちょっとした、だけどとても重要なエピソードが

誰かさんの意向で改変されるのだろうけど

たぶんそれはいまの社会を体現してるスポンサー会社の人間の思惑

あるいはそこへの忖度か

はたまたテレビ局の体質か

女性は非正規で十分とか

女性に学歴は不必要とか

女は男に養われるものとか

女は家庭、男は会社とか

21世紀の近代社会とは思えない女性軽視の社会的価値観が

厳然と根づく日本社会を

正面から批判するのでなくとも

少しでも見せられると気まずい思いをする者たちが

ここはこうした方ががいいんじゃないか、なんて

気楽に、だけど有無をいわせず圧をかけてる場面が

目に浮かんでくるようだ

 

まさに

そういうところを詳細に

良い原作がいかにクソつまらない駄作ドラマや映画に

大金を投じて作られてゆくプロセスを

オリジナルの脚本で

ドラマや映画にしたら痛快だろうなぁ

と思ったりもした

見る人も大事ですね

つまらないドラマや映画を支持してる人たちって

どういう心理状況なんだろうか?

 

漫画「セクシー田中さん」は

社会問題とそこに直面するひとりひとりの苦悩について

教えてくれて考えさせてくれて

笑ったりほっこりしたりちょっと涙したり

とても面白い作品

7巻まで読んだけど

8巻は出るのだろうか?

結末は未完なのだろうか?

 

ほんとに作者の方が亡くなられたことは残念です

 

 

 

 

漫画「セクシー田中さん」1〜6巻読んだ

何回も読み返している

とても面白い

面白いと感じる自分が不思議

登場人物たちとわたしが重なるところは

いっこもないのに

なんですーっと感情移入ができるんだろう?と

 

東京の大手企業(たぶん?)に勤める女性ふたり

そこに至る経緯はそれぞれだけど

どちらもわたしには無縁な世界で

ふーんそういうこともあるんだぁ

新鮮な驚きや初めて知った世界というか。。

 

そしてまた

女子一人が生きてくことの厳しい現実

女子力磨いて

そこそこ安定した収入のある男みつけての結婚

が目標となる背景に

日本社会のジェンダーギャップというのか

企業や世間に根付く女性軽視の風潮

 

自分のことに目を向ければ

地方大学になんとか入ることができて

大学ではどう過ごしたら良いか途方に暮れているうちに

時間ばかりが過ぎて

将来のこととか考えることなんてできなくて

とにかく

学校へ行くこと

授業に出ること

単位を取得して卒業することだけでいっぱいいっぱい

というかそれさえも自分の限界を超えていたように

今になればわかる

 

カウンセリングとか

気楽に受けることができれば

ずっと違ったろうになぁって

うっすら思うけど

当時はまだそういうの一般的でなかったし

 

そんなことも思いながらも

セクシー田中さんのストーリーに引き込まれ

田中さんたちの世界に触れて

笑ったりほろっとする自分がいる

そしてやっぱり

こういう世界があるんだぁ

こういう人たちがいて

こんなふうな生き方や想いがあるんだぁ

と感心してる自分がいる

 

あくまで漫画のお話だけど

まったく自分とは違う場所の人たちに

共感したり感動したりしていることが不思議で

それはまた

この物語がよくできるからだとも思うのです

 

つくづく

作者の方がお亡くなりになったことが

残念な思い

 

動画で日テレの調査報告書の解説を

いくつか見聞きしたけど

日テレ酷いという印象

原作者と原作へのリスペクトと愛情が欠けていてる

 

漫画だけでなく

小説などもそうだけど

原作の映画化で

面白いと感じたものはあっただろうか

(テレビ地上波は地デジ化以来見れなくなった)

思い出したのは

「・・ヘルツの鯨たち」「月」「新聞記者」「DUNE」

「・・鯨たち」は原作読んでないけど映画は酷かった

「月」「新聞記者」は原作とはかけ離れていて

見ていて戸惑った

原作と違う展開に

これは面白いのか。。。?

という感じ。。

原作読んでうけた自分の感じと

映画製作者の意図が乖離していて

どうしていいかわからなくなるような。。

 

原作をもとに

映画とかドラマ作るなら

原作と原作者を大事にしてほしい

できれば愛読者の気持ちも

それが一読者の願いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漫画「セクシー田中さん」1〜6巻読んだ

何回も読み返している

とても面白い

面白いと感じる自分が不思議

登場人物たちとわたしが重なるところは

いっこもないのに

なんですーっと感情移入ができるんだろう?と

 

東京の大手企業(たぶん?)に勤める女性ふたり

そこに至る経緯はそれぞれだけど

どちらもわたしには無縁な世界で

ふーんそういうこともあるんだぁ

新鮮な驚きや初めて知った世界というか。。

 

そしてまた

女子一人が生きてくことの厳しい現実

女子力磨いて

そこそこ安定した収入のある男みつけての結婚

が目標となる背景に

日本社会のジェンダーギャップというのか

企業や世間に根付く女性軽視の風潮

 

自分のことに目を向ければ

地方大学になんとか入ることができて

大学ではどう過ごしたら良いか途方に暮れているうちに

時間ばかりが過ぎて

将来のこととか考えることなんてできなくて

とにかく

学校へ行くこと

授業に出ること

単位を取得して卒業することだけでいっぱいいっぱい

というかそれさえも自分の限界を超えていたように

今になればわかる

 

カウンセリングとか

気楽に受けることができれば

ずっと違ったろうになぁって

うっすら思うけど

当時はまだそういうの一般的でなかったし

 

そんなことも思いながらも

セクシー田中さんのストーリーに引き込まれ

田中さんたちの世界に触れて

笑ったりほろっとする自分がいる

そしてやっぱり

こういう世界があるんだぁ

こういう人たちがいて

こんなふうな生き方や想いがあるんだぁ

と感心してる自分がいる

 

あくまで漫画のお話だけど

まったく自分とは違う場所の人たちに

共感したり感動したりしていることが不思議で

それはまた

この物語がよくできるからだとも思うのです

 

つくづく

作者の方がお亡くなりになったことが

残念な思い

 

動画で日テレの調査報告書の解説を

いくつか見聞きしたけど

日テレ酷いという印象

原作者と原作へのリスペクトと愛情が欠けていてる

 

漫画だけでなく

小説などもそうだけど

原作の映画化で

面白いと感じたものはあっただろうか

(テレビ地上波は地デジ化以来見れなくなった)

思い出したのは

「・・ヘルツの鯨たち」「月」「新聞記者」「DUNE」

「・・鯨たち」は原作読んでないけど映画は酷かった

「月」「新聞記者」は原作とはかけ離れていて

見ていて戸惑った

原作と違う展開に

これは面白いのか。。。?

という感じ。。

原作読んでうけた自分の感じと

映画製作者の意図が乖離していて

どうしていいかわからなくなるような。。

 

原作をもとに

映画とかドラマ作るなら

原作と原作者を大事にしてほしい

できれば愛読者の気持ちも

それが一読者の願いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「胸騒ぎ」を観た

あまり期待せずに映画館へ

デンマークとオランダの合作映画

その辺りの好奇心が強かったかもしれない

 

町に由一の映画館はいつもガラガラだけど

この映画には

若いカップル数組の姿があって

ちょっと興味が沸いた

若い人たちの間で話題の映画なのだろうか

 

聞きなれない言葉のイントネーションが新鮮で

デンマークとオランダは車で8時間くらいの距離らしいけど

お互いの言語は通じず

英語を介してのコミュニケーション

 

家族内や家族間の日常のやりとりなど

最初は退屈なシーンが続くけど

ヨーロッパの景色や母語と英語の使い分けなど

興味そそられるところはあちこちあって

退屈はしなかった

 

デンマーク人の家族がオランダ人家族が住む農村を訪れて

長い週末を過ごすところ

居心地の悪さと相手への気遣いというか配慮というか

自分の感覚を抑えて相手の気持ちを優先させるところ

日本人にも通じる部分に歯痒さを覚える

 

行きつ戻りつしながらも佳境へぐんぐん進み

息つく間も無く後戻りできない自分がいて

いつしか物語に引き込まれている

怖いのに目を逸らすことができない

 

見終わった後の脱力感

なんなんだ一体

どうしてしまったんだ

他に道はなかったのか。。。

作り手の意図はどこにあるんだろう。。。

 

きっとこれは教訓というか風刺というか

わたしの日常にもよくある

ちょっとした違和感への対処法

そのちょっとしたところの選択が

大きな分かれ道になるのだよ

そういうこともあるんだよ

もしかしたら

人生って多かれ少なかれそういうもんで

ちょっとした違和感に目を瞑って

相手を優先することで

他人に自分の運命を委ねる事態を招きかねないよ

そういうことかもしれない

 

その辺をいつも散歩してる老夫婦の姿が頭をよぎる

一見平和な姿に見えるけど

どちらかがどちらかに自分の人生を委ねて

我慢と忍耐から生じる

心の中にどれくらいの澱が積もってるんだろうか

その澱がもたらすものは?

あるいは

すっかり吐き出す機会は訪れるのか?

 

映画の中で

あの時ああしていれば

そういうところがいくつかあって

抵抗と反撃あるいは逃避

自分と家族の命運が決まる瞬間は些細なことだったりする

 

いろいろ考えさせてくれる映画です

良い映画だと思います

 

英題:SPEAK  NO  EVIL

 

 

飲み会の席で

話の流れに乗っかって

息吐くように頼み事をしてくる人

飲んでるときだけでなくて

平場の普通の会話の流れでも

瞬時に頼み事をしてくる人

そういう手合いに

飲み込まれてしまう傾向のあるわたし

 

即座にNOが出てこない

 

自分がどうとかの前に

相手のことを考えてしまう

こまってるのかなぁ

助けてあげた方がいいかなぁ

断られたら悲しい思いさせるかなぁ

 

でもね

本当のところ

断ってしまってなんの問題もないのよ

息を吐くように頼み事するやから

思いつくままにそうしてるだけだから

断られても傷なんか残らない

というか

頼んだことも覚えてないんじゃないか?

 

いままでも

こういう男たちにずいぶんと振り回されてきた

こういう男たち

こちらが頼み事すると

考える間も無く断ってくる

それから

いくらでも言い訳が出てくる

露骨に嫌な顔して

拒絶してくることもある

 

わたしの

人間関係のパターンのひとつ

気をつけよう

 

もともとは

原家族での間の関係性

母親とか兄とか

わたしは基本的には断らせてもらえなかった

 

大変でした

 

 

他者との関係性で

わたしにとってもっとも大きく作用していたのが

かわいそうかかわいそうでないか

との基準だった

 

かわいそうでない人は

関わる理由がなくて

あるいは

「悪い奴」と決めつけて

遠ざけていた

今考えれば理不尽極まりない理由だ

 

かわいそうな人と関わり

その人のかわいそうなところとか痛みとか

自分ができることをしてあげたい

そんな付き合い方になった

書いて文字にすれば

上から目線の傲慢さに気付かされる

 

前にも書いたと思うが

このかわいそうな人と言うのは

自分をかわいそうだと思う鏡の作用で

自己憐憫から発生してることに

やっと気がつくことができた

 

かわいそうな人への奉仕や献身は

一時的には相手の気持ちを楽にしてあげられても

長く続けば

共依存的主従関係となり

破綻が訪れる

 

かわいそうな人は依存心が肥大して

何かをしてもらうことは当たり前になり

さらなる要求を繰り返すようになる

 

そうだ

わたしが行き詰まったのはここだった

そこで考え

本を読んだり

自分自身の生い立ちを振り返り

やっと気がつくことができた

 

根源は

自己憐憫だった

 

いまは

かわいそうか

かわいそうでないか

と言うより

自分はかわいそうでない

いろいろ大変なこともあったけど

決してわたしはかわいそうな存在ではない

むしろ

厳しく過酷な環境を生きのびた者

そのスキルを有するものであり

稀有な体験をしてきた生き残りのひとり

サバイバーである

と考えるようになった

 

そういえば

サバイバーからスライバーへ

聞いたことあるけど

スライバーってなんだろう?

 

 

 

BBC放送の

スマイルアップ社長東山氏のインタビューを

YouTube動画で見た

 

これは記録として価値があるものだと思う

 

インタビュー記者って

アザー氏のような人が標準だといいなと思う

日本ではなかなか見ない印象

相手に敬意を払いつつ

聞くべきことを淡々と

切り込むところでは

相手への配慮を忘れない

 

一方の東山氏

わたしが被害者だったら

とてもじゃないけど

恐ろしくて

あの人に自分に起きたことを打ち明けられない

 

ジャニーズ事務所の空気みたいなもの

変えよう、変わったというけれど

東山は鎧のように

その空気を今もまとっている

 

東山も被害者なのだとは思う

なんの被害者なのかまでは、わたしは具体的に言及できない

ジャニーやジャニーズ事務所や日本芸能業界に

取り込まれて飲み込まれて染まって昇りつめて

もはや己を見失い

そこで得た価値観とか人間関係から脱却できないまま

真逆な使命に取り組む東山社長

悲劇か喜劇か

現実味がなく芝居がかって

観客不在の虚しい所業に

光をあてたBBCアザー記者

 

その姿を記録した価値は意味あるものだと思う

 

グルーミングっていうらしいけど

洗脳みたいなものだと思うのだけど

まずはそこから抜け出してほしい

東山だけでなくて

多くの所属タレントたちがそういう状況なのだろう

表に出てこない社員やスタッフの存在が

見えないだけに

恐ろしくさえ感じてしまう

そういう者たちに

東山とか操られてるんじゃないか

そんなことも考えてしまう

 

me too

の話題も出たけど

今も現役で活躍してる

著名な元所属タレントたちが

誰ひとり声を上げない

当時の事情を語らないのが

空々しく

薄寒く感じる

エンターテイメントとかいうけれど

熱のないところに

感動はない

 

人類史上例を見ないという

少年性搾取事件が営々と行われていた

ジャニーズ事務所とテレビ業界

それを放置してきた日本社会

忘れてはいけない

 

抑止力

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「DUNE パート2」を観てきた

 

前回観た映画の残像が頭から離れないので

どうしても口直し的な良質な映画を観たかった

前回の映画の残像はもはやホラーで

なるほどあの映画はホラーとして観るのが正解だったか

と妙に納得したりもした

 

「DUNE パート2」観てよかった

上映時間ほぼ3時間にもかかわわらず

あっというまだった

映像のスケール感が素晴らしい

登場人物の表情が心の機微を映してるようで

これまた素晴らしい

 

DUNEは小説で読んでいたので

あの文字の世界を

映像として具現化する人たちの

想像力や博識さに感嘆の念を覚える

 

小説で語られていたところが

いくつも端折られて簡略化されてるところは

ちょっと残念だけど

あの長編作を3時間弱に収めるのだから

仕方がないというか

それもまた映画作りの醍醐味というところ

と素直に受け入れることができた

 

パート1を観ていないのは残念だけど

観てなくても全く問題なかった

 

悪党男爵は

小説で読んだわたしの印象では

残忍で計算高くて恐ろしい男だけど

どこかまの抜けたところがあり

滑稽な風貌や表情を動作があるものかと

思っていたけど

映画ではずいぶん違った

でも

それは嫌ではなくて

それはそれで素直に楽しめた

 

自分が頭の中で描いた想像と

映画の見せてくれた映像の違い

あちこちにあったけど

自分では描ききれなかった

機械や人間たち、民族衣装や風習など

いっぱい教えられたこともあった

 

良い映画を観ることができました

 

製作者さんたちに感謝です