こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。
先日の記事（猪苗代町で展示会！）でお伝えできたように、猪苗代町の図書歴史情報館で「宙（そら）を奏でる点描曼荼羅画」の展示の機会を作っていただきました。
6月5日（火）～17日（日）です。
ということは。
6月頭までには作品を用意したい、ということで
描きかけの30㎝の作品があります。
全然中途半端、描き半端。一月くらい放置してます。
なんとかこれは間に合わせたい。
ヤバいです。おしりに火が付きました。
「忙しくて」「時間がなくて」「部屋が散らかっていて」
なーんて言い訳していましたが！
描けないときの理由は一つ！（私の場合）
ずばり。考えすぎ。
考えというか、他人の評価を意識しすぎ。
バランスよくとか、メリハリ付けてとか、もっと細かい下図にしたいとか、前の作品よりいいものをとか、○○さんより上手なものをとか、他の人に見せてほめてもらえるような作品を描こうと思っていると、手が止まる。
宙を奏でる点描曼荼羅画は直感で描くもので、きれいで上手なものを描くのが目的ではなくて、その在り方が大事なんだって、ええ、仮にもマスターセカンドプラクティショナーですから、頭ではよおおおおおく分かっているのですよ。人様にも散々言うのですよ。
でも、自分でもしばしばハマっているのです。他人の評価を気にするトラップに。
このブログをよく読んでくださっている方には、「またか」って思われそうなくらい、懲りずにしつこくハマってるトラップ
（しょうがないの。私、形の美しさにこだわる「黄色い星」だから…←マヤ暦的言い訳）
展示に間に合わせるためには、もう一刻の猶予もなくて、もう評価がどうとかいうよりも、とにかくこの作品を仕上げて出したくて。
そしたら、吹っ切れたようです。
吹っ切れたというか、そんなこと構ってらんない！なりふり構っている場合じゃない！って感じです。
目についた形は即採用。思いついた色で（自我に）有無を言わさず塗る。全体のことは考えない。考えると手が止まる。とにかく今目の前にある、目についちゃった形にだけ集中。そこだけを丁寧に丁寧に点描する。
そもそも、そーゆーもんでした、そらかな。
そして、そうやって目の前のことだけを丁寧にやっていると、意図しなかったようなきれいな模様が勝手に出来上がるのですよ。そのことへの信頼を思い出しました。
大丈夫。目の前のことをちゃんとやっていると、良い曼荼羅になるの。必ず。
それは本当にそう思っていて信じているのですが、アレコレ考えているときってちょっとそれを忘れている感じ。曼荼羅が勝手に出来上がってきてくれることよりも、自分の考えのほうが信頼できると思っちゃっている感じ。
なりふり構ってらんねー！って勢いで描きかけの作品に手を付け、そんな宙を奏でる点描曼荼羅画の基本を改めて確認する思いです。
ああああ。深いな。
考える頭脳は額の手配など現実的な問題解決に回します。
額もね～、幾つも用意しなくちゃいけなくてね～。やばーい
そして、時間はないのに、今の作品すら出来上がるか心もとないのに、どんどん他の作品も描きたくなっちゃっているのです。宙奏の基本に触れちゃったからさ。楽しくてさ。やばすぎーる
6月の展示には、どんな作品が用意できるか…お楽しみに
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→ 寺山瑞穂プロフィール（宙奏講師として）
宙を奏でる点描曼荼羅画について
→ 宙奏でおこる「いいこと」。しかもそれは…
→ 点描画の楽しさ、伝われ～っ！
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展示会
6/5（火）～17（日）@猪苗代町図書歴史情報館 小川久美子さんと二人展
期間中土日には体験会の予定あり
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